「それはやめたほうがいいですね」⑥


今日はオーガニック祭りがわが町で開かれました。
果物も在庫ないけど
ジャムも売り切れていて在庫ないし、
野菜も、今年はやまほどできているとは言い難く、
結局、一日だけ、出店させていただくことになりました。

出てよかったのは、久しぶりに会う顔にたくさん会えたこと。
県外含め、遠方の知人友人の顔をみつけて、ひさしぶりー!! と一日で何回言ったか。

久しぶりの知人の中には、
ブログを読んでくださっていて病気のことを知り、シベリアで買ってきたというビーポーレン
(ミツバチの花粉でスーパーフードと名高い)
を持ってきてくださった人もいて、びっくり&感激です。

久しぶりに、宇宙人Pさんとしてブログに時々出てくる人にも会いました。
Pさんは十年以上前に奥さんをG(GAN)で亡くされているので、ちょっと意見を聞いてみたいと思いました。
聞くまでもなかったと後で思いましたが、G治療に、Kを使うのは「絶対反対論者」でありました。

「K(=KOUGANZAI)では絶対がんは治りませんからね」
「Gに関する統計にはいい加減なものがいっぱいありますけど、近藤誠さんほどしっかりした数字を出している人はいませんからね」
「最近の代替医療はがんを治しますから。ビタミンC療法とか」
「医者にアンケートをとるとほとんどの医者は、自分がGになってもKは使わないと回答するそうです」
「Gの利権は15兆円ですからね。医者はKを使わせようとあの手この手で言うでしょうよ」
「スティーブジョブズのすい臓がんが治るはずのタイプだった? そんなわけは絶対ありません。結局死ぬことになったのに、あいつらは手術しなかったから死んだんだと話をもっていくんですよ。医者はそういうものです」


奥さんが亡くなる前に、Kを使ったのかどうかは質問しなかった。
医師と医療への不可解なほどの偏見から察すると、ものすごいトラウマがあるのかも、と思って。
ステージは何か、部位はどこかの質問もなく、K反対の気勢は最後まで。

えみこ「どんな治療も患者本人か家族が選んでいるんですよ。無理やりに医者が治療を押し付けることはありえない」
宇宙人P「データで脅迫して、それを選ばざるをえなくするんですよ」
えみこ「データを見せられて、医者に脅迫されたと思う人がいるのかもしれませんが、それは受け取る人がそういうふうに物語を作っているだけですよ。自分で選んでおいて、責任は医者に押し付けているってことでしょ」


話が平行線なので、途中で「もうやめましょう」と私から言いました。


90年代半ばから、代替医療の話は大好物でした。
当時から、アンドリューワイルとか自然治癒力とか波動の医学とかそういう言葉に感応するタチで、
レイキ、気功、アーユルヴェーダ治療の取材も国内外で、ルンルンと大喜びでしてきました
怪しい雑誌ではなく、大手出版社のふつうのメディアでですよ。念のため

そういう人の周りにはそういう友人が集まるし、そういう情報も集まって、今にいたるのですが
Pさんもそういう話で盛り上がってきた友人の一人なのですが、はっきり意見が分かれました。

今回ばかりは(この一週間書いてきていることですが)、
イメージではなく、偏見ではなく、ちゃんと考えなきゃと思いました。

スティーブジョブズは、すい臓がんの中でも大変珍しい良性のものだったにもかかわらず
食事療法やハーブ療法やスピリチュアルな療法で9カ月の時間を費やして、
病院に再び駆け込んだときには手遅れだったこと。
死ぬ間際、がんの友人に「ハーブ療法なんか絶対にするんじゃない」と言ったことは、

重曹飲めばがんは治るんだから、がん保険に入らなくていいよね

と思っている人などには知ってもらいたい話です。がん保険が必要かどうかは別の話ですが。
重曹飲めばがんが治るなら、15兆円の利権も発生しないでしょうに。ぶつぶつ・・・


オーガニックでスピリチュアルな方は、当園のお客様には少なくない、と思っています。
宇宙人Pとの対話の最中、執拗に「近藤節」をうなる彼の言葉を聞きながら
やっぱり・・・・・・・多くのうちのお客さんは、Pさんのように考えているのかなあ、と思いました。


そしてよるになって、メールに気づいたのです。お客さんからのメールに。
タイトルも「抗がん剤のことで」

うわ、ひょっとして「コンドーさん爆弾」が今日は、二発も落ちてくる?

と身構え、結論を知りたく、最初に文末までスクロールして見ましたら

「絶対、抗がん剤治療を受けてください」

緊張感がパチンと割れて、声を出して大笑いしてたです。


先日、仕事のために治療を拒否して亡くなった方として、キヨシロウのことを書きましたが、
最近映画になった棋士の村山聖さんもそうなんですね
手術で腫瘍とリンパ節はとりのぞいたけれど、術後補助化学療法を受けるように勧められながら
頭がぼうっとしてしまって将棋ができないからと断り、翌年亡くなりました。

宇宙人Pさんだったら、「受けなくて正解。受けなかったから最後まで仕事ができた。無駄に苦しまなくてよかった」
というのでしょうね。


米原万里さんの本は手術入院のとき持っていったほど好きですが
彼女も手術も抗がん剤も拒否して、食事療法などの代替医療にお金をたくさんつかったあとで
翌年からKを始めたけれど、もう時遅し、手遅れだった。
そういう視点で彼女を見たことはなかったですが、Gになってそういう目で見てしまった。


来週からK治療のために、また短期の入院です。
そして、そこから半年間、8クールのK治療をします。
普通に仕事したりするつもりですが、今日もマルシェを出しているとはいっても
ほとんど仕事は園主任せで、私は友人たちとしゃべって笑って食べていた、のと同様に
仕事は、お任せになるかも。

KとかGとかいう言葉を使うのは、
そういう言葉で検索する切迫した人の参考になるようなことは、書いてないから
治療の参考にはしないでね、という気持ちからです。


ではでは




球磨のオーガニック野菜セットのご注文は、毎週水曜の正午まで。
お申し込みは錦自然農園フルーツストア
発送は12月2日(大阪より西は土曜着。大阪より東と四国、沖縄は日曜着)

今週は以下の予定。畑の都合で、当日急な変更はしょっちゅうです♪
無農薬・無肥料栽培のじゃがいもにんじんしょうがきくいも里芋
無農薬栽培のキャベツホウレンソウサニーレタス
低農薬でおいしいねぎミニトマト


http://www.fruitshop.jp
錦自然農園フルーツストア

まよい道くねくね♪ ④

今日は東京のんだくれツアーからアイカタが帰ってくるので
このテーマもいったん終わりです(のはず)。

術後補助化学治療をどうしようか、迷いのさなかにいます。
選択のポイントはするのとしないのと、どちらが治療のモチベーションがあがるか
今の選択で5年後に「どひゃーーやっぱやっときゃよかったよーー」となるかならないかが
きまるわけじゃないけれど、大きいのです。

種のうちに殺菌剤シューーってかけとけばなんとかなったのに、
苗を植えてから病気になってあれこれの世話しても、もう間に合わない

というのに、めちゃ似ています☆

以下は、主治医のせんせいとの対話。
せんせいは50代の、動物にたとえると山羊さんタイプ。めったに断言断定はせず、
「といわれています」「という意見もあります」という言葉をつけわすれない、
いい意味で科学者的。私はこの方が主治医でよかったなと思っています。

>>>

えみこ「こうがんざい、やると決めたと思っても夕方になったら一転してやるのやめた、と思って、夜になるとそれもまた一転してやっぱりやる、って思ったりして、結局きまらないです」

せんせい「そうですか」

え「K(=KOUGANZAI)ってがんを死滅させるためのものでなく、小さくするものだっていいますよね」

せ「それは細胞ではなく、がんになってしまったときのことですね」

え「ええ。とすると、がん細胞ががんに成長する前にKをすると、薬はガン細胞を」

せ「なくすことができるということです」

え「Kをしても百%、がん細胞をなくすことができない理由はなんでしょうか」

せ「それは世界中の研究者が研究していることで、まだわからないところです。がんの遺伝子によってあう薬が違ってくるのですが、どの遺伝子の異常でガン細胞ができているかが今の科学ではまだ明らかにできないんですね。あう遺伝子には効くし、そうでないと効かない」

え「同じ理由でがん細胞以外の細胞に一致すればその細胞が傷ついたり死滅する」

せ「それが副作用といわれるものです」

え「薬は一定の細胞には作用しないとかあるんでしょうか。つまり、その薬はDNAの生成スピードが速いもののみに作用するというのを読んだんですが」

せ「うーーん、それは一概には言えません。どこに副作用がでるかは人によって違います。だからその症状を薬で抑えながらやっていくことで効果をあげているんですね。体力がなくて続けられなくなる人もいます。でもうちぬのさんは、お元気ですから。大丈夫だと、そう思います」

え「やったことによって、とりかえしがつかなくなることになることがあるとすれば、どういうことですか。たとえば痺れが一生残るとか」

せ「そういうことがある人もいます。~~~な人も、~~~~~になる人も、しみが増えたという人もいます」

え「しみが増える? それはやばい(しみのインパクトでその前に聞いたことを忘れました!!)」

せ「(笑)」

え「免疫ががくっと下がって以後元に戻らないとかはどうです?」

せ「そういうことはないです。必ず元に戻ります」

え「副作用かどうかわかんないけど、これってそうなのかなってもわっとした不安がいつもありそうです」

せ「そういうときは電話してください」

え「電話したらどうなるんですか」

せ「すぐに病院に来てくださいということもあります」

>>>

話を聞いても、迷うのは変りません。

K批判で有名な近藤医師と多くの医師には、根っこのところで大きな違いがあります。
コンドーさんは、がんで死ぬか死なないかを基準にしている。
どうせ死ぬンだから余計な治療しないほうが幸せだったのに~という意見のように感じます。
でも普通のお医者さんは、
生きている時間を長くするために使ったほうがいいと考えている。

Kが必要な状況になった人のがんが治ることはない
これを前提にしているのは両者同じなのに、それは、がん患者以外の人には伝わらない。
治っているという言葉が安易に使えないのが、がんワールド。
がんは、糖尿病と同じで慢性病。一生のおつきあいです。

がんの本は本が売れない時代にして売れるキーワードのひとつのようで、ドンドン出てきます。
しばしばみるタイトルが「がん~~~~~治った(「消えた」)~~~」。

がんが消えた
っていってもたいていがそれから5年もたってないのに出版されている。
一度は消えたとしても、再発を繰り返す人は珍しくないのに。
そこのとこ著者も出版社も関知しない。

ネットにはすでに故人になっている方の「がん克服」の記録やインタビューがたくさんあり、
これには、情報収集の過程で出くわすたびショックを(最初のうちは)受けました。

清志郎ががんを「治した」食事療法を本にしたらおもしろそうだ、と出版社に提案したことがあります。
編集者はすでにそれを思いついて事務所に持ちかけたあとで、「よくわからない理由」で断られていました。
結局、「治った」と世間に言ったあと「再発した」時期だったのかもしれないとあとで気づきました。

このように、再発までの経過にすぎないかもしれないのに
途中報告が最終結論であるかのように、ネットに拡散されている。
ネットの健康情報で信用できるものはとても少ない。
どの情報を信用するかは、宗教と同じで人生観できまると思います。

私の人生観はどんなものなのか、この命題をもらってからつくづく考えます。
ひとつ思い出したのは、昨日のブログで昔のブログを再掲した理由でもあるのですが
もともと、人の何倍もカンを使っていきのびてきたタイプなんですが
この問題に関して、カンを使えてないんですねえ


それは、なぜがんになったか、という根本のところに、深く噛んでいる気がします。


野菜セットは、水曜の正午までですよ。
今週はスイスチャードが入ることきまりました。量が足りるか不安だそうです。
スイスチャードは、免疫力チャージの王様、パワーフードの女帝☆ばりばり食べちゃいましょう

お申し込みは
錦自然農園フルーツストア

2年前の秋 ③

えみこです。
内緒ごとを解禁にしたら書くわ書くわ。
週末から園主が東京に呑みにいったまま帰ってこないのです。
年に一回の東京のんだくれ休暇。球磨に帰ってくると「もう東京はいいかな」とかぼやくけど、それでも行くんです。
代行で帰るほうがらくちんだけど、酒臭い最終の地下鉄に駆け込むのはあれはあれで楽しいですもん。

今朝、きがつきました。
このブログには拍手コメントというのがあることを。ここに何年分ものコメントがたまっているのに
みてなかった! 4年くらい見てません。気づきませんでした。
今更ながらありがたい、温かい、うれしいお言葉がいっぱい。
すみませーーーーん!! みてなかったというにはもったいなすぎるお気持ちを、きれいにスルーしてましたっ

拍手コメントに気づいたついでに、ジャスト二年前のブログを目にし、ふむふむと読んでいました。
再掲しちゃいます。
>>>

今日、友人がきたので5年前の免許と今回更新した免許写真を見せたら
「別人だ」と驚かれました

この写真を撮ったときは、農家になる予定などなかったのは百%たしか
この写真が語るのは、この時が、人生の変わり目の始まりだったということ
変わり目の始まりの始まりは、シンガポール在住の友達が千葉にきて
一緒に「ざ・しーくれっと」というDVDを見ることになったことかもしれません 違うかもしれません

このDVDは、引き寄せの方法を描いたもので眉唾以外のなにものでもないと思いつつ
テレビの前に二人で座ったのでした
見終わったあとすっかり感化された私が、「試しに何か引き寄せようよ」と提案しました

わたしは「来月の終わりまでに百万円ひきよせる」と言いました
ジャスト30日後、翌月の末に、きっかり百万円の仕事を1本受けていたことに気づいたのは何か月もたってからでした

このDVDで私が学んだのは

1、ワクワクして目の前のことを全集中して楽しみつつやる
2、心をワルクチや批判など、低い波動で汚さない
3、何かを手に入れたいと執着しない(あまりに執着してなかったので手に入れたことも気づかなかった)

が、できていれば、それはできるということ

続いて翌月、別の友人宅で食事をしているとき私はその会話の中から
「田舎に住みたい、銅鍋でジャム作りたい、自然の中でいっしょに石拾いできるような人と暮らしたい、朝ごはんに自分ちの野菜をつんで食べたい、犬を飼いたい」 を究極の望みとしてから十年以上たっているのに
実現できるわけないと思い込んでいることに突如気づきました
私はそれくらい農村にも縁がなく、天職と信じる仕事を手放すことなど不可能だし
都会でしか生きられないと悲壮感をもって思い込んでいる人だったのです

この3週間くらいあとに撮影したのが、前の免許の写真  免許更新の翌月に園主発見
それから先もますます、

1、ワクワクして目の前のことを全集中して楽しみつつやる
2、心をワルクチや批判など、低い波動で汚さない
3、何かを手に入れたいと執着しない

をやっているうちに、農園の果物は(私がここにきた初年に比べれば)大いに実り、
信じられないくらい理解と愛情のある、たくさんのお客様に出会えました

しかし最近は
まえほど簡単じゃなくなっています
ダメダメなのが当たり前と思えなくてストレスになり
がんばろーって思うのがいつしか癖になっている
成果なんてどうでもいい  ただ、目の前にあることに全集中しているのが楽しい
人のことなんてまったく一切どうでもいい、意地悪されてもすぐ忘れる
何かをゲットしたいなんて思うことがおもたい  というかんじがなんか懐かしくなってます

もっとゆるもう  もっとあほになろう  もっとそんしよう

>>>>>

がんというのは、10~15年くらいかけて普通の細胞ががん細胞になり、
5年くらいかけてガン細胞ががん組織になって、5ミリくらいに育つとCTなどでわかるようになるそうです。

このへんのメカニズムが完全にわかれば治療も予防も万全でしょうが、
まだまだわからないことがいっぱい。
どうやってがんができるかが完全解明されてないのに、どういう人ががんになるかが完全にわかるはずもない。

ケン・ウイルバーの「グレース&グリット」は
彼の本の中でも上から三番目に入る好きな本ですが、奥さんをがんで亡くすまでの一部始終を書いた本。

奥さんが言うのです。がんになる前は、がんになった人に「あの人はこういう性格だからがんになった」と上から目線で断定したりして、がんになって転んでいる人に上から砂かけるようなまねしていた(こういう表現じゃないですけどね)

私も昔はそういう気持ちになったことがあったけど、この5年くらいで、自分が年をとったせいか
あまりに周囲にがん患者が増えているので、そんなこといってたらきりがないと思うようになりました

がんサバイバーとされるがんを治療して5年以上たった人は日本に500万人もいるそうで
治療中の人が150万人 認知症も糖尿病も数百万単位ですが、
がんこそ、日本人がすべからくなる可能性を身近に感じるべき病なのかもしれません

これまでじぶんが認知症になるのを恐怖したことはあったけど、がんを恐怖したことはなかったです
日本国民の50%ががんになっていると聞いても、自分がなるのはうんと先、と思ってたから

上のブログを再掲したのは、もしこのときに、もっとゆるもう、もっと負けよう、というのを努力目標にかかげて
鋭意努力していたら、病気にならなかったのかどうかということを考えたからです
私の周囲では、健康的な食事やライフスタイルを持っている人ががんになる率が高いです
そういう人は「なんで私が」と思う気持ちの先にしばしば、自分の性格が悪いから、という結末にもっていく
のを横で見ていました。

じょーだんじゃないやい! と思っていましたが、じっさいなってみるとその罠にはまります~
でも、こういう機会はちゃんと利用しないともったいないから考えることは続けます
お釈迦様の死因は、すい臓がんじゃないかと推測しているお坊さんで医師の人の本も読みました。
推測と妄想は紙一重。推測だらけのがんワールドからの中継でしたっ。


今週の野菜セットは水曜のおひるまでにご注文ください
いまのとこ、自然栽培のじゃがいも、しょうが、さといも、にんじん&無農薬・有機のリーフレタス、キャベツ、ほうれんそうかチンゲン菜、トマトは確定かと思います。あとは・・・・未定です
ご注文は
錦自然農園フルーツストアへ 
お米やコチュジャンやお茶、紅茶、卵を同梱しても送料かわりません


こうがんざいのまよい②

ninjin1.jpg

人参ジュースを毎日作るのも、スムージーを毎日作るのも、
過去にトライしたことはあるんですが、続いたことが一度もない。今日は両方つくってみたのです。
スムージーか人参ジュースか、どちらを習慣にするか検討するため。

野菜ジュースや人参ジュースは、がんの食事療法の基本中の基本みたいによく出てきますが
ハードルが高いですねえ。私には。めんどくさいんだもん。園主が作ってくれるならのむんですけど~~

今日は、料理人Tさんと音楽家Oちゃんが突然きてくれました。
彼らがうちのリビングに入るや
「これはいったいなに!」と注目したのは、写真がなくて申し訳ないですが
屋久島のクマザサ。画家のよしだくんが宮之浦岳で採取してきてくれた極上品です。
これをお茶にして飲むのがいいそうで、大きな籠に広げて乾燥中。
Tさんは高山で毎年カワラヨモギを採取して煎じて飲んでいるそうで、私にもくれるんだって。

Tさんにおみやげとして、花豆の煮たのを渡しました。
この花豆、松岡さんからいただいた無農薬栽培のもので、2日がかりで炊いたのですが、
いざ味付けをする段になると、がんに砂糖は禁物、塩分は禁物
と食事療法の本に書いてあった! と思いだし、味付けする手が止まってしまいました。
その中途半端なものを、「好みでしあげてください」とプレゼント。
今夜、人吉の居酒屋「凡」にいくと食べられるかもです。
砂糖と塩の完全禁止? そんなことできるんでしょうか。考え中。できないというより、しないかも。

Oちゃんから自然栽培でつくった新米をいただきました。
お米、といえばそれもまだ決めてないんですよね。

がんには玄米、って常識みたいにいわれてますが、それってマストなんですかね?
うちには、白米がやまほど。それもお友達が作った新米のいただきものばかり。
糖質でがんは育つんだから、玄米といわず、米を全面的にやめるべきって意見も強い勢力をもっています。
ケトン体? 

意見の渦の中でアップアップしていてもしょうがない。
何かを採用しないと、一歩も先に進めないですね

私は昔から人生は取材、自分は実験台、が基本ポリシーですが
自分をを実験台にして、やってみて、結果として長続きしているのは、「下半身を温める」ということくらい。
これはもう4年目。いわゆるひえとりです。靴下を十枚くらい重ね履いて、スパッツも二枚か三枚はいてます。
足湯のマシンもパソコンに向かっているときはいつも使っています。

もうひとつあった。小麦粉を1年以上やめています。
これも、二週間だけの実験のつもりが、やめてみると
どうもアレルギーだったようで、昔からしょうがないとあきらめていていた頬の赤みが、人が驚くほど消えたのです。

正反対の意見がよのなかにいっぱいあるのは、自由な社会のあかしですね。
でも、そのなかからひとつを選ぶ自由は、けっこうしんどい。

こうがんざい問題、結局。やってみることに夕方きめました
やってみようが、やらないですまそうが、
慢性疾患として一生おつきあいしていくことは変わらないのですが、
今の時期にしかできない選択肢を、やってもみないで、「むだじゃ」と切り捨てるのは・・・・・
なんだか積極性にかけるような。むだに積極的になる必要ないという気もしましたが、
かわりに積極的になりたい別の方法もみつからないのです。

それにしても巷には、攻撃的な抗がん剤批判があふれています。
船瀬さんは自分ががんになったら、抗がん剤を使うなんてありえないと思っているだろうけど、
私は使うんじゃないかな~といじわるく思ったりします。
この問題は本当に当事者にならないとリアルにならないんですよね。
私はいったいどうリアルになったんでしょうね。この話はまた書くと思います。


キヨシローとゆうこさん①

2016Oct26_2.jpg

エミコです
最近、園主がけっこうブログ書いてくれるので、誰が書いているか、名乗ったほうがいいですね☆

今日東京時代の友人から
「病気のことでいろいろ悩みもあるだろうに、よく元気なかんじのブログ書けるね? そういうのは苦痛じゃないんだ?」
と電話で言われてここぞとばかりに、

「苦痛なんて、ぜんぜんないよ。
根っからコミュニケーション好きなんだろうね。元気がないときは書かないだけだし、書いているときは心に何にも嘘ないし。
病気のこと書いちゃいけないと言われているのを書かないでいるのは、気持ちが窮屈だけど」

「書いちゃいけないっていわれてるの?」

「がんだって聞くと、それを知るだけでインパクト受けたり、心配したりするお客さんもいるかもだし、
申し訳ないから、病名は言わないようにしようって、最初の頃きまったの。
私はどちらかというと、うちのお客さんは健康に気をつかう人が多いから、
自分の体験をシェアして役立ててもらうほうが気持ちが元気になるんだけどね。
書きたいなーって思いながら我慢してるかんじ」

「じゃ、書いたらいいんじゃない。そのほうがいいよ」

ということで、今日からオープンに書くことにしました。
これまで慢性病という書き方でお知らせしてきたので、なんとなく察していた方も多いかと思いますが、9月29日のクラウドファンディングが終了した日に、盲腸に進行がんがあることが発覚しました。
発覚から手術して退院するまでがジャスト1ヶ月でした。

9月29日より前に自覚症状があったわけではないのですが、
たまたま友人が「内視鏡検査の上手な検査医師がいる」と教えてくれたから、わざわざ検査に行きました。
帰り際に、「旦那さんと一緒に、診察室へ」というからなんだろうと思ったら、「がんですよ」といわれたわけです。

正確にいうと、回盲部のがんで、大腸の最も奥まったところにあるのです。
胃、小腸、大腸という一連の消化の流れから外れているものだから、
一か月前に病院にかけこんだ腹痛のときでさえ、便に血は検出されず、
大腸の病気を疑われることなく帰されたのです

貧血だけはひどくて5カ月間に三回も病院いったのですが、誰も大腸との因果関係を疑ってくれませんでした(泣
発覚から退院まで一ヵ月のスピード展開は、いろんな意味で運がよかったです。

手術の一週間前にトイレで鮮血がじゃーっと・・・いう経験があり、そこまできて初めて自覚症状らしいものがきたくらいで、
本当に、大腸に問題があろうとは、思ったこともなかったでした。

盲腸のがんは気が付いたときは手遅れということが多いらしいです。
私も手術しなければ「あと半年」というところだったそうなので、
主治医のセンセイがいうには、私は「ラッキーだった」そうです。

腫瘍は大きさは5センチくらいで、深さは腸管を突き抜ける浸潤ぶりだったそうで、
リンパ節はもっとも大きなD3という郭清をしましたが、45個中15個のリンパ節に転移があったそうです。
ステージでいうと3bですね。
リンパ管や血管にもがん細胞が検出されたそうで、いまのところかなり高い確率で転移が期待・・・おおっと間違い。
転移が予測されています。確率にすると、3人にひとり、ってところです。

ここんとこ、宿題をもらったみたいにして考え込んでいます
抗がん剤で転移する確率を4人にひとり、くらいまで低くすることができるらしく、
それをお勧めしますと主治医の先生に言われているのですが、返事を迷っています。

抗がん剤というとネット上では陰謀論じみた利権話から、合法的な殺人だみたいな言い方にあふれています。
近藤医師の本を少し読むと、抗がん剤を受けるなんて馬鹿と無知だけ、という気持ちになってきます。

ですが、事実はそんなにシンプルじゃないので、迷います。

忌野清志郎さんは、喉頭がんで亡くなりました。
(以下wikipediaより :2006年7月13日、公式ウェブサイト「地味変」にて喉頭癌で入院することを発表し、すべての音楽活動を休止する。 癌の摘出をすると声が出なくなると宣告されたことから、放射線や抗癌剤での完治を図り、入院後2週間で代替医療へと治療法を変更。これは、がんセンターでの現代医学的な治療計画では胃に穴を開けての流動食生活となることを余儀なくされ、これに伴い唾液腺が消滅し、唾液が出ないためステージで歌うのは困難になると言われたことから。)

最後の武道館ライブは私も行って、めちゃくちゃ感動したけれど、
がんをちょっと知ってしまうと、あのタイミングで「復活ライブ」は早すぎだったような。
ライブなんて無茶にもほどがあるって、今なら思いますね。

がんに「治った」という言葉をつかえるのは、十年はたたないと言えないのではないかと思います。
初期できっちり治療ができた人は別として。

いったん体の機序のベクトルががんに方向づけられると、前と同じにはなかなか戻れないようで。それが、がんが慢性疾患といわれるゆえんなのでしょうが。
大橋巨泉さんは最初のがんから11年後に亡くなるまで4回再発したんでした。

清志郎に話を戻しますと、手術をしない選択をして、抗がん剤の効果か食事療法などの代替療法のおかげか、いったんは腫瘍がなくなったそうですが、ライブの数ケ月後に再発、その時は抗がん剤を使っても効かず、亡くなりました。

池田裕子さん(=絵門ゆうこさん)も、がんの発覚から1年以上、食事療法ほか
民間療法をあれこれやっているうちに、痛みが耐え難くなり、
駆け込むように病院にいき、抗がん剤治療を受けるようになったけれど、亡くなられた。
彼女が西洋医学を拒絶した大きな理由は、がんで亡くなったお母様が
「病院にさえ行かなければこんなことにはならなかった」と言い残して亡くなったことが大きかったとか。

一般に流布しているイメージは、抗がん剤はがんを叩くくらいだから、健康な細胞もぶっこわしてしまう。
抗がん剤を使うからがんになる、というもの。

多くの抗がん剤は、増殖が活発な細胞(=がん細胞)に対して、よりDNA合成を妨げる働きがあるそう。
だからこそ新陳代謝の速い口腔内や毛髪や大腸の粘膜などにダメージを与えるようです。
副作用はつらそうだけど、体をめちゃくちゃにしてしまう、というのは、言い過ぎかもしれませんね。
言い過ぎだけど、一面の真実もありそうだから、迷います。

転移・再発して抗がん剤治療するならまだしも、まだしてないのに、予防のためにそんな危険を冒すなんて、という気持ちもおおいにあります。

同じように予防のための抗がん剤治療をした人たちのブログをよせばいいのに、熟読してしまった。
副作用に苦しんで、「治療を途中でやめた人や」、「最後までやったけどやらなきゃよかったと後悔している人」や、
「最後までやったけど、腸閉塞や複数回の再発で、手術から何年も病人であり続けている人」などなど。
検索してはみつけて、熟読してしまうと、出口のない迷路に迷い込んだような気分です。

やっかいなのは、再発したらややこしさは多くの場合、最初のがんの比ではないようなんですよね。
再発しないようにするにはどうしたらいいか!
というのが、多くのがん患者のメインテーマになってしまうのはそういうことです。

主治医のセンセイに、
「ご自身の体験のなかで、この代替療法はきくらしいと思ったものとかありますか」
と聞いたら、
「ないですね」と即答。
「高濃度ビタミンCなんかはどうでしょう」
「効きません。治療しないでそれで治すといっていた患者さんがいましたが、悪化させて、なんとかしてくれって帰ってきましたよ。」

ビタミンC療法の創始者のアメリカ人の夫妻。結局がんで亡くなったそうですね。

いろいろな人がいろいろな本を書いています。
医師でも、西洋医学にかわる方法をそれぞれ花火のようにぶちあげて、全国五百万人ともいわれるがん患者を誘っています。
そういう本には、読んで楽しい、魅力的な体験談がいっぱいのっているんですよね。

病院が出してくれるのは、データとしての数字だけ。パーセンテージがすべて。面白くない。
抗がん剤で、再発率35~40%が25%になることになんか意味があるの?っていいたくなります。

でも
アンチ西洋医学でがんを治しました系の本にある体験談は、
いくらあつめても、データにしたら0.0001%かもしれないんですよね。
そこ、大きい。
ひとりの人の体験談が魅力的で面白いと、やってみたら自分もそれができるかもって気になっていくけど
考えたら、がんは、人それぞれ、みんな全員違うんだった。
何にもせずとも自然にがんが消えていく人も(超レアですが)、医学的に検証されているそうだし。

いきなりカミングアウトされて、いきなり悩み相談ですか、ってかんじですねー
9月29日にそれがわかった日から一日も落ち込んだり、暗くなったりしていないんですが、
抗がん剤をどうしようかと考え始めると、ちょっと暗くなりました。

私、手術の直後をのぞいては、がんの発覚前もあとも、体温36.5℃前後。
手術直後の集中治療室から一般病棟に戻ったときに看護師さんに「ほんとに手術してきたんですか」
と驚かれるくらい元気でした。
入院中のひまつぶしに体内の栄養を計測してもらったら脂質糖質ミネラル等のバランスも理想的だった。
貧血もすっかり改善されたし! 腫瘍マーカーもゲキ下がり。ほぼ平常運転。 
がん細胞がどこかにある他は、9月29日より前と同じく今も元気です。

なのに
薬の使用をきめたら、これからさき副作用でどよん、としちゃう半年を過ごすのかと考えると・・・・・
重くもなるというものです。
そんな私に冒頭の友人が言いました。

「そんなの、長い人生のなかのたった半年よ」

友人もがんサバイバーなので、なにかと相談相手にさせてもらってます。

10年以上前、彼女ががんになっちゃった、と電話してきたとき
彼女が臓器をごそっと二つもとることを承諾したのにびっくりして、私言ったのです。
「手術しないで、玉川温泉にいったらどう」って。
ちょうど、「SINRA(シンラ)」という新潮社の雑誌の企画で、
穂高養生園や玉川温泉などを取材した直後だったんです。
がんの回復期にある患者さんから5,6人話きいたくらいで、データもみてないのに、本気で勧めてました。
若いなあ。私。赤面。

「あんたの言う通りにしてたら、アタシ、今ごろ死んでたね」

友人が言うとおりです。


がんになってから、情報の取り扱いがずいぶん変わりました。
正しいことが何かは医師を含め誰にもわからない、という立場は変わりませんけど。
トンデモ情報に真理があることもあるかもしれないとも思いますが。


おりしも今日のNHKの番組で、抗がん剤がひとりひとりの遺伝子にあわせて、効果的に投与できる時代がくる
という内容を特集しています。




オーガニック野菜セットは水曜午前締めきり、金曜発送
最近は、無農薬のキャベツ、ほうれんそう、じゃがいも、にんじんが毎週入ってます。
あとネギとかサツマイモとか、来週は自然栽培の里芋と生姜がはいりそう
お申込みは錦自然農園フルーツストア