自然農の稲刈り

生まれて初めて稲刈りをしました

不耕起の田んぼは、水を張らず、ちょっとしめってる程度で植えつけます。
苗を一本ずつ、それも手で植えます。
農薬、肥料を使わず、
除草剤も使わず、

そして育った稲を今日、手で刈りました。

草が繁茂する中に、稲がかろうじて育っているという風景

そこを友人らで稲刈りしました。
四人がかりでやるほどもない面積なんですが
鎌と軍手を渡されて、「ここを、こうして、刈る」と、基本的なことを教えてもらったら
作業開始


草と格闘しながら刈るのがたいへんめんどうくさくて
スピードに乗れないのが気もちわるい

「そこまで草を気にしなくても大丈夫」

といわれたときから、私のパワースイッチが「弱」から「強」へ


稲刈りマシンのように、シャカシャカ刈っていきます


横で友人たちが

「晴れてよかったねえ」
「いい風ね。風が山から酸素を運んでくるってよく主人が言ってた」
「こんないい時間を過ごせるって贅沢ねえ」
「みんなこの気持ちよさを知ったら、都会の人もお金払ってでも稲刈りしにくるんじゃない?」


なんて話しているのを聞きながら

しゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃく

スピードにのって作業しないと気持ちわるいんだもん
黙って刈り続けるひと

手を動かさないでいることができない



「そんなに急いでやったら、終わってしまうじゃない。もっとゆっくりやってなるべく長く楽しもうよ」



という声がかかってやっと稲刈りマシンが止まりました。


さっさと終わらせて、田んぼから撤退して、食事タイムに入りたいという一心になっていました



今の時間を、早く終わらせて、次いこう
とするクセ
今より先、ここより先へ行こうとする心のクセは、根強いものがあるなあと思ったでした


まあランチに用意されていた「養生鯉こく」「去年の自然農米のごはん」
が早く食べたい、という食い意地が大きかったともいえますが。。。



稲刈りは、たのしかったです
スパッと切る快感
1時間そこらで終わる作業だから楽しいといえるともいえます
でも、こういう楽しさを知らずに半世紀生きたことはもったいなかったと思いました



「子供さんにもやらせてるんでしょ?」
「ううん、やらせたことない」



稲を植えて食べるという原初のいとなみ
水田ではない土に植える、効率度外視の、実にファンタジックな農業
これを何千年前だか、何万年前だかの人もやってた
同じ風景を誰かさんも見ていた
(アフリカでやってたのが最初だという説もあります)
人間は、こうやって食べものを得てきた
手で植える、手で刈る  
命の原点



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