田舎暮らしとノマド

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お手製の燻製器で、燻製中。田舎暮らしのキーワードのひとつが「燻製」ですね

先週、東京時代の友人と、海の見えるカフェでお茶していました。

証券業界→出版業界→音楽業界

と仕事を渡り歩いてきた彼のキャラをひと言でいえば「誠実」
もうひとこと付け加えれば「義理がたい」
そういうタイプだからできる仕事を、業界をまたぎながら、ていねいに、やってきた人ともいえます。
敵はいないけど、味方はものすごい数でいそう。
各界の有名人も多数含みそう。

いつも会うときは久しぶりなんですが、
会うたび、なんかひっかかる話を残していきます。前回もそうだった。
今回も、なんかねえ、ひっかかります。

彼はこんなことを私に言いました。

きみはえらいよ。もう都会が恋しいなんか思わないだろ

思わない。実家も東京も、すごいスピードで風景かわっていくし、私の知ってるとこじゃないもん。
今は錦町に帰ってきたらほっとする。帰ってきた、って思う場所はここしかない。

すごいよなあ。たった7年で。
おれの友達、田舎暮らししている人多いけど、なんか違うよ。
みんな、あっちこっち、移動してる。ここはダメ、あそこもダメ、って・・・・
結局、海外を放浪としてるやつと同じで、探してるだけ。いつも、次にいくだけ。

それができるんだったら、そういう生き方もありだよね。
お金かかりそうだけどね。きっとお金ある人たちなんでしょ?

まあね。これまで稼いだ金だったり、都会から振り込まれてくる不動産とかの収入だったりね。
カネがあるから、そういうことができる部分もあるんだろうけど、俺なんかからみると、幸せそうにみえないんだよなあ

うちの彼に聞いたことあるよ。
都会から田舎に来たはいいけど、農業に向かなかったらどうしようとか、来たことを後悔することになったらどうしようとか
都会を出る前に思わなかったのか、って。

そしたら彼が言ったのよね。
おれは、覚悟してきたから。できないとか、無理とかいう選択肢はないって思ってきたからって。
だから、失敗にぶちあたっても、いちいち落ち込まないようにしてたって。失敗だって思わないようにしてたって。

言われて私も思ったけど、ここに来るときに、楽しい田舎ライフが待ってるぞとか期待は一切なかった。
友達も、文化もない、ワインもかえない。それでもいいやって思ってた。
思ってたら、意外なことにそうではなかった。
それがよかったかも。夢も希望もないヒトだから、よそにもっといいものがあるなんて思えない


なんて話をしていました。
よその素敵な暮らしをしている人をみて、素敵だなあと思うけど、そこにはそこの大不幸ネタがあるかもしれないし
そこにはそこの問題がかならずどこかにひそんでいると思う。

たぶん、新宿区のマンションで一人暮らしをしている私だったとしても
そう思ったでしょう
錦自然農園のえみこさん、笑ってるけど、けっこうたいへんだろうなあ
とか考えるタイプですから。うらやましくならない。

探し物をしているひとたちは、ポジティブに世界を楽しもうとしている人たちなのでしょう

見方を変えていえば、私たちは探し物をみつけたのかもしれません。

世界がどんなふうに意地悪く見えたとしても、それに対応して変わる自由を自分らはもっている

ということかな。
雨がふったら、ふらない場所に移動するよりも、屋根をつくることを考える、みたいなことです。

じぶんが変わることが前提でいきていれば、たいていのことは、ドラマを盛り上げるためのネタです。


最近なんだか書きたがりが復活しています

また書くかもしれません
田舎暮らしとカマドについてでも(笑


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