水上村の焼畑農業

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おお、ついに熱波が山火事に!
というわけではなく、

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昨日、水上村の野に火を放ち、焼畑をしました。
もともと栗園だったところが放置されているのを買い取った場所。

焼畑で思い出すのは、私の場合ラオス。
ラオスの焼畑は、生産性をあげることを最優先する農業とは、正反対。
焼畑は畑か否か? という議論を最近も読みました。
畑と結論されていたけど、なんとなく違うような・・・ 

人の手は必要だし、収穫はそれほどでもないし、でも
山を焼くことで山が植生を変化させ、より豊かな場になる

でもこんな理由で焼畑を存続させるより
もっと生産量をあげるための農業をしようというほうが現実的だし説得力があるですね

ラオスでは焼畑はやめましょうね、というのが国策になっているそうです

焼畑やめた畑は、ゴムのプランテーションになったりして、
結局森林も住民も貧しくなってしまうのですが。


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化学肥料の大量使用で生産性を増やそうとする農業とは正反対の農業が焼畑農。
草を焼くことで土壌を殺菌し病害虫を防ぐことと、土壌中の窒素、リン酸などを増やす効能があるそう。

山形が、
日本でもっとも、焼き畑が今も多く行われているそうです。
焼畑で作った作物はおいしいといわれているそうな。

昨日ここでは、大根とソバが植えられました。

ぜひともうちでも買わせていただきたいと思います。
ただ、ここもご多分にもれず、獣害大発生地域。

去年は相当やられたそうです。
植えた量より収穫する量が少ない・・・って、よくあることです。

昨日は、宮崎で焼畑を行っている椎葉村の人たちもいらしていました。

椎葉村は日本のラオス的に貧しい村でしたが
ある意味マーケティングに成功した村で、
山はちみつや椎茸は人気があります。

椎葉村の人から、「ひえ」の美味しさと健康効果の高さをうかがい、すっかり夢中になりました。

ひえは、どこでも作れる雑穀。

土地を選ばないし、旱魃につよく、飢饉に際して
二宮尊徳が作るのを奨励した作物だそうです。
食料危機が心配な都会のかたは、ひえをつくってはどうでしょう。

問題はひえを食べられるものにするための
器具がどうもむずかしいらしい。器具がないからひえは毎年つくるのに食べられない、という話も。
江戸時代の農具資料など探してみたらでてくるんじゃないかと思いますが。
東京でなら簡単なことがここではなかなか難しいんですよね。

椎葉村で、「ごはん食べない。ひえしか食べない」という女性の話をきいて、なんともうらやましかった。

「ごはんが食べたい。ひえしか食べられない」が、昔だったのかもしれないですね。


焼畑に話が戻りますと、
農業の伝統というより、農業の原祖の風景を見たような気がして、とてもよかったです。

どなたも、見にくることができます。
来年も、今頃の時期に行われますので、どうぞ、カレンダーにいまからチェック。


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