「野菜におどろきがあります」

2015Dec19.jpg朝はまっしろな風景です。連日寒いこと寒いこと。ヒエトリストの私はズボンのしたにレギンス2枚、靴下はごっつい純毛製を含む6枚がさね(夏でも同じ)。


先日、ご近所のお客さまが農園にキムチを受け取りにこられて少しお話したのですが

「去年まで@@@@@@で野菜セットをとっていたのですが、
そのときは、こういうものかなあ、しかたないのかなあと思っていたのですが

おたくの野菜を注文してびっくりしました
全部に驚きがありました。田舎に住んでいる私でもこんなに驚くんだから、すごいですね」

その会社に限定しなくても、同じようなことをよく聞きます。
社長の理念が現場に伝わってないのかもですね

または、本当にいいものにこだわったら、「たくさん」というのは無理なのかもしれませんね

以前ニューヨークのファッションデザイナーにインタビューしたとき
「あまりにたくさんの洋服がごみになっていくのを見るのに耐えられない。
たくさん作り、たくさん売る、それが本当にいいことなんだろうか。
私は自分がコントロールできないほど、たくさん作りたいとは思わない」
といっていたことを思い出しました

これからは、手が心をこめて作るものを、買う人の心に直接届ける時代になると
これは、911を体験した際、2週間もしないうちに自然にわいてきた思いでした
311を契機に、そういう時代への流れがますます太くなってますね

安く、たくさん作って、たくさん売る・・・って、「労働」と「ゴミ」を増やす方程式ですね

ときどき、うちで作るものをもっとたくさん作ってくれたら、こっちで売ります
というお声を遠くからかけていただき、
そういうのができるならいいなあ、と思うけど、思うだけですね

うちの作っているものは少量すぎるため、生産コストが割高で
もう少し作ればずいぶんなんとかなるのに、というものが多い
なんとかなるためにできることは、量を増やすか、価格を上げること

でも、家族のために、お子さんのために、食を大切にしたいというお客さまの顔が
見たこともないけど見えるので、そうやすやすとはできないのも事実

経費は、あがる一方だし
迷いはいつもありますけれど
いまのところ、うちが目指しているのは
たくさん作らないけど、本当にほしいと思ってくれる人だけにお届けすること

ときどき、ほんのときどき、うちで買わなくてもよかったのに~と思われるお客さまから
もーのすごい重い波動がとびこんできます
たぶん私の出しているものが呼んでしまったですねえ
まだまだですね

農園がいちばん優先しているのは、フルーツを、私たちがOKと思うはんいで農薬すくなく
たくさん美味しく作れるようにすること

畑の小ささ、気象の不安定さ、過渡期にある政治を考えると、
今作っている作物でずっとやっていけるとはとても信じられない
たぶん、チャレンジ、失敗、悩む、それをいつまでも繰り返すんだろうなあ


農業は生き方が端的に出ますね



野菜の発送は12月22日(火)が今年の最後です。
いちご、キムチ、新生姜、にんじん、鳴門金時、野菜セット、お米などなどのご注文は
錦自然農園フルーツストア



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