農業が無農薬である必要はあるかないか

2015Dec1_8_tsuriage.jpg


世にも珍しいいちご畑の風景・・・
完成に向かっていますが、まだもう少し時間がかかります

最近はこういうこともしているし

20215Dec3.jpg

何棟めにかになる建造物をつくってます
大工仕事は、ヒトに任せようよ、と何度もいうのですが、耳を貸しません。

園主の手による5棟めの建築物です(一番大きいのは自宅、一番小さいのは外トイレ)

週に一回とはいえ回を追うごとに、野菜のお客さま増えていきます
球磨のオーガニック農家の方々のおかげで、評判が大変よくて、うれしー毎日なのですが
時間がないのはこまりものです
昼が短いし・・・・

2015Dec3_2.jpg

おまけに昨日は、

こんどの日曜に熊本県の錦町(おらが町です)
で開かれる「くまオーガニック祭り」の準備にも参加していた

詰め込みすぎ~
あんまりいうと、怒り出すので言えません。ここでこそっとつぶやくだけです


ところで「オーガニック祭り」というと、
無農薬推奨のイベント

と思われそうですが、今回のそれに関してまして、そんなことはありません。
無農薬ではない農産物や加工品が多数参加します。
でも印刷物になると、そういう事情がムシされているのですねえ

このブログでもFBでも、私はしばしば言いますが、農薬は悪ではありません。
仕事としての農業を成り立たせている人で、無農薬栽培が正しい、世の農業は無農薬であるべきだ
と言い切る人は、ほぼいません。
自分が無農薬栽培をしていても、無薬で農業するべきだ、など言う人は、ほぼいないんじゃないかな
私はきいたことがありません。


にもかかわらず、今回のイベントでは、無農薬という言葉が印刷物にはおどっており
そういうムーブメントが推されてます。へんだへんだと、言い続けてましたが時間ぎれでした


農業は、誤解されている、とつくづく感じました
農薬が悪で、無農薬マル・・・・そんなことがまかりとおったら
天保の大飢饉再びです

いろんなことを話しましたが、ムノーヤク
というゴロのいい言葉が好きな人たちの、心にも頭にも届かなかった、という結末

2015年の11月は、観測史上、最高に気温が高かったそうです。
例年より、3,4℃も高かった
熊本県内で、例年との気温差が最も大きかったのは、わが町周辺です。
異常さが際立っていたエリアといえます。

寒くあるべきときに、暖かいというのは、
悲劇です。
細菌も虫も活動が盛んなままですから、作物は大変な被害をうけます

あたたかいということは、雨も多いということ
雨が春のように連日叩きつけている。あちこちの畑で困ったことがいっぱいおこっています

うちのお客様はご存じですが、
ここ球磨地方は、春先まで氷点下をはるかに下回る極寒にしばしば襲われます。
暖かくあるべきときに、氷点下・・・・。

農業をするものにとって、何から何まで厳しい厳しい場所、それが球磨です。

「球磨のヒトは出稼ぎにいくひと多いらしいねー」

と最近も業者の方にいわれたところでした。多いです。


こういう場所で、こういう時代に、農薬を使う使わないかの選択は、
思想や理屈で語れる話ではないはず

なのに、農業という産業を部外者がとらえるときには、
なぜか思想と理屈とイメージで語るものになってしまう

痛みもなく、自分の暮らしやビジネスを無農薬栽培の作物で通す意地はもちろんなく・・・
空気をよみ、風向きにのり、言葉だけでものいうひとの多いこと


そんなことはさておき
ちょーーのつく忙しさのなかで、1年前から準備にかかわってきた
くまオーガニック祭は、こんどの日曜日。
10時オープン! 熊本県・錦町道の駅の公園にて
九州中のオーガニック出店が70店舗大集合です。


農薬を使うかどうかは、農家の趣味、体力、戦略、圃場の環境で多くは決定されています
農薬を使わないことを「思想」で決める農家は、一部なのですが、
ここのところは、
深く誤解されている気がします。




★★★火曜発送・オーガニック野菜セット
ジャム、無農薬栽培の米のご注文は
錦自然農園フルーツストア



にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト