農業サバイバル

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ただいま太秋柿を収穫中です

予想よりかなり悪い収穫状況です

7反(2100坪)の土地からお送りできる柿は200個あるかどうか・・・・

メルマガを読んでいただいている会員の皆様には先のメールレターでお伝えしておりますが
5年やってみた切り上げ剪定が敗因と結論づけています
太秋柿を作り始めて10年、就業まもなくから低農薬でつくりはじめましたが、このレベルまで少ない収量ははじめてです

メルマガに書いたことをここに繰り返すのは、
お客さまの問い合わせが多いからです
私たちは会員のみなさまにご説明したことで、責務を果たしたような気がしていましたが
そうではないみたいでした


2010年から切り上げ剪定の指導をうけはじめました
やってみなければわからない
これによって農薬を削減して収穫を増やせるのならば、と
年に一度か二度、折々に講習指導をうけ、知識をブラッシュアップしながら、精進してきました


5年で木はどんどん変化していきました
ところが、
木のエネルギーは生長に向かうばかりで、かんじんの実を生育させられない
つまり木は強くなっていない
剪定が、5年をかけて木の生理機能を狂わせていった可能性すら感じます

少しずつ剪定を元に戻しているところですが、
今後、柿がどうなるかはわかりません


桃の収益が昨年の5%で
柿はもう考えるのもムリという悲惨さで

ほんとに、農薬を減らすために選択した方法に、こうも裏切られると、落ち込む、をすばやく通り越して
笑ってしまう、の境地です。でもときどき、目が三角になっている二人がいます


昨日は、山の上の高地に暮らす友人宅に大勢集い、二時まで飲んでいました

「柿はどうですか、今年は」

と聞かれたので、上記の話をすると、テーブルは一瞬ずーん、としずまりかえってしまった

「農業ってサバイバルですよね」

そういったのは、新規就農のSさん

「ほんとにそう」と私は言いました

「農業だけじゃないけどね、みんなサバイバルよね
どうやって10年後20年後生き延びるか。
それ考えるのがおもしろいよね」

昨日はもちよりパーティで、料理上手の皆様によるたくさんの食べ物が並んでおりました

私たちにとって嬉しい驚きだったのは、
園主が畑から引っこ抜いてもっていった大豆(枝豆)をその場で塩茹でしたのを食べたおおくの人が
「これ美味しい」と真顔でつぶやいていたこと。


そのたんびに、園主もわたしも大喜び。野菜に対する評価はまだあまり聞いてなくて
だからでしょうか
園主は翌朝になっても「Hさんにも枝豆おいしいっていわれちゃった」と、無邪気に喜んでます
Hさん、喜ばせてやってくれてありがとうです

野菜つくるのを楽しんでます
無農薬・無肥料で栽培するのはいっしょだけど、野菜って、ふつうにやってれば収穫できてしまう

「2100坪の畑で200個の柿・・・・それは、10坪に1個ってことじゃん」

って昨夜、誰かがいったとき、いちばん笑ったのは私たちでした。本当に大笑いです。
33平方メートルの畑に柿が何本かあって、そのなかの1個しか発送できない
ってことですね


「果樹を低農薬でつくるのって本当に難しいんですね」
といわれて、「そうみたいねえ」と他人事のように声がでてました。
正直いうと、難しいのか難しくないのかもわからない気がしてます。


農薬散布しなくても、ブドウは今年うまくいきました
ブドウの剪定も、柿同様、道法さんの指導を受けていますが、独自の方法も取り入れており、
かなりオリジナル色の強いものになっています

桃も剪定をかえて4年目まで順調だったことを考えると
オリジナルの方法を取り入れる必要をかんじ、すでにそうしています


ちなみに本日発送する柿は、すべて無農薬栽培の畑から収穫しました
去年は中箱で6000円の価格にしておりましたが
昨年に比べると量があまりに少ないので、差をつけるのもめんどうで、3500円で販売しています


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先週火曜のランチをぱちり。ぶれててすみません。
野菜セットでお送りした大根、サラダ白菜、サラダ菜、にんじん、枝豆などなどのサラダ
ごはんは、塩もみした大根葉とゴマ
お味噌汁の中にはサトイモがいます
どれも、農薬を使わない努力の果てにうまれてくれた珠玉のおいしさ
シンプルな料理でいただきます



★★★火曜発送・オーガニック野菜セット
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