肥料分をやらない効果がでてきたような

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よしさんちの無農薬、無肥料たんぼ。草がはえないそうです。


例年の4倍といわれる降雨は、いまだ続いています

ふしぎな現象がひとつ

ただいま桃は、日川白鳳の収穫を微々たる量ながらすすめているのですが
その味がいつもよりいいのです

2011年、12年、13年・・・・・・いつも6月末は、長雨のどまんなか。
雨の影響が味に出てきたと感じると、お客様に送るのはやめて、農協にまわしたりしてました

今年はまだまだおいしい。ちよひめもそうだったのですが、なんだか、味がいいですねえ。
年々、雨の影響が少なくなるような気がしていましたが、ここへきて、確定かなあ
雨にたたられることなく、農協にださずにすんだ(=桃のクオリティをキープできた)のは2014年が始めてでした
それまではお客様にお送りできないクオリティと判定すれば農協に出していました

もうずっと雨雨雨なのに味の落ち方がさほどでない。
天気がもっとよければもっと美味しいのは間違いないので、落ちてるのは落ちてると思いますが、
私には味が落ちてるという印象がないです

私は例年、桃の味にはダメ出し担当
他の人がいいというときでも、「送るのやめない?」と提案する役まわりです

こんなに雨にたたられた日川がおいしいんだけど、なんで???

何度か私が問うてみても、

「たまたまオイシイの食べただけですから」とこともなげに答えた園主ですが

今日、ピーマンやにんじんをいただいている岡前さんから「おたくの桃すごいですね」と電話が。

「こんなに雨が降ってるのに糖度がのってるのはすごいですね」

あ、やっぱり私が思ってるだけじゃないんだ、と。
「そうなんです、不思議なんです、今年より雨の少ない去年より今年がのってます」

と遠慮なく言いましたのは、お互い肥料や農薬や作物の味の話をいつもしているから。
このへんは九州きっての桃の産地ですから桃は手に入りやすい価格でいくらでも店で買えるし
農家からももらったりするし、みなさん、そこそこ桃の味にきびしいです。


ねえどうして??

電話をきったあと、園主に改めてきくと、やっと


肥料やってないせいやろう という答えが

6年、肥料・堆肥をきってきた効果。
肥料分をやらないことのメリットのひとつは、

植物が水を必要以上に吸わなくなるということ

地面は水があふれていますが、根っこは「いらんもんね」と吸い上げ拒否してくれるらしいです

6月の発送数は去年の6月の1割という結果。
原因は複数ありますが、数が減っただけで、味に影響がなかった、
それどころかちょっと向上した、というのは記録しておこうと思います。

後期の桃は、ここまで少なくないと思います
台風だの、雨の蓄積による影響、気温低下など、予想されるあれこれありますので、わかりませんけれど
前期にお送りできなかった方はそのまま後期の桃をお送りさせていただきますのでご了承ください

肥料をやらないといっても、米ぬかとか竹パウダーとか、土中の菌を増やすものは、少ないながらたまにいれています
酵素もいれてます。草も葉っぱもそのまま地につもって、何かの働きはしてくれてるでしょう。

このまま天候が激しさをましていくなら

桃はもう、うちの畑に向かないものになるかもねえ、と悲観ではなく、淡々と夫婦で話していましたけれど、

意外に、うちのモモは、ど根性モモ
として、サバイブするのかもしれません

桃の畑が独自の道をあるいていくのを、私どもといっしょに見守ってやってください。
いろいろな常識があります。医学にも農業にも。常識にはいつも例外がある、というのがおもしろいですね


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