ハンターになろう

長雨が切れて、ようやく新しく開設したほうのブドウ園にいったら
新たに植えた葡萄の苗の大部分が、鹿に食害されているのを発見しました

ブルーメッシュでしっかりと全領域を囲い、苗のまわりには個別の柵を作り、完全防備のはずが・・・・・・
大雨の中、さらなる頑丈な柵をつくるべく、補修しました
雨はまた降ってきたけど、そんななかでも作業を止めるわけにはいきません

新しいブドウ園のあたりは、とても環境のよいところで、風景がすばらしいのです
(山と畑の取り合わせの美しい景観は、たいていケモノ害の現場です)

その近辺の人からは、ブドウ園ができたことで、獣の姿が減ったと喜ばれています
私たちが開拓するまで、長年放置されてきた竹やぶは、ケモノのかっこうの隠れ家でした
それが消えたら、ケモノも消える・・・のは一面の真実ですが、ゼロになったわけじゃない
山には無数の獣がひそんでいます


その3日ほど前には、ある果樹農家が、50匹規模の猿の団体に襲撃
された話を聞いて、言葉をなくしました

何回目でしょうか。「50匹」の猿が集団で畑を襲ったという話をきくのは・・・・
去ったあとの畑はもちろん、壊滅です

近くの山江村では役場がハンターをやとって年に1000頭の駆除(鹿を中心に)を行ったそうですが
まったく被害はへらず、
「畑で何かを作ることがまったくできない」とそこにすんでいる人が嘆いていました
タケノコも椎茸も、薬草も、およそお金に換えるためのすべての試みは、獣がだいなしにしていくそうです
農業がなりたたないどころか、家庭菜園もできないそうです
1000くらいの捕獲じゃまったく影響しないということ
現在村は、在住者が狩猟免許をとるための講習費などに、10万円の補助金をだしているよう

伊豆半島では目標年間7000という数字をあげていました
でも、そんな数が実現できるほどハンターはいない
月15万円でハンター1人を雇用すると発表されてましたが、結果はどうなったのか

鹿や猪も困るけど、サイアクは猿とよく耳にします

増え続ける猿に困り果てて、1頭の捕獲で5万円のお支払い、という自治体は珍しくないようですが
まったく太刀打ちできないようです
ハンターのほとんどは高齢者で、その人たちが山を歩く仕事をどこまで本気でできるか・・・・
田舎暮らしを志す人は、ハンターを志してくださいと思います

「都会で仕事がない人はどんどん田舎にきて、ハンターになればよか」

と以前近所の人もいっていましたが
ハンターの必要性が喧伝されていないので、それも難しい
「動物を撃つなんて・・・・」
といわれると黙るしかない
実際、そういうシーンは何度かありましたねえ


ハンターになろう!日本の山野、里山を救うのはハンター。移住を考えているなら狩猟資格をとっておくべし~

みたいな。ソトコトとかブルータスあたりでやってほしいネタですね

猿に困っているとこは、たいてい限界集落なので、あきらめ果てている空気感です
猿に困っているとこ=椎茸の産地
というのも痛いです

猿は椎茸で遊ぶそうです。椎茸の原木は鹿や猪に荒らされています
私に適性があればハンターになりたいですが、まったくない

以前「オオカミ学会」の講演で聞いたことですが、お父さんがハンターだと子供が学校でいじめられ、お父さんを嫌うので
お父さんは鉄砲をゴルフクラブにかえ、休日はゴルフ場にいくことになり、子供も喜んだのだそうです
獣を撃って日本の山野を救うお父さんと
球を打って日本の山野をだいなしにするお父さん・・・・・・・・・




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