化学肥料不使用とプレアデス星人

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ここはブドウ園 右側に桃園が広がっています。


園主と二人、桃の袋かけをしながら

えみこ「ねえ、今からイチゴのとこいって対策会議しよっか」
園主「もうだめやろう」
え「だめ? もう苗だめ?」
園主「だと思う」

そんな。。。。。今年もダメ?

まだ6月にもなっていないのに、定植まであと3ヶ月あるのに。ダメってほんと?????

「サカイさんに相談する?」
「うーーー」

イエスなのかノーなのかわからない返事を片耳で聞きながら即電話

「いけるよう調整します」というお返事

きてくれるって=♪ と遠くの園主に声をかけると、おーー 、とうれしそう

(サカイさんは、プレアデス星出身のJA職員。球磨地方に無肥料・無農薬栽培を推進し、オーガニックな農法で地域農家の自立をたくらむ宇宙人です)


で 来園

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サカイ「わたしにはここが、「もうダメ」という畑には見えませんが」

えみこ「こういうの出てるでしょ(病変をさして)去年もこれが出て、感染広がるの止められず結局8月後半まで労働力注げるだけ注いで、最後の最後でアウトになったんですよ。この畑の状態をみると、去年の流れが2ヶ月早くきてるだけで、いきつくとこは同じに見える。だったらもう、余計なことをすまい、という判断になりかけているわけです」


2015May27_2.jpgこれがいちごの赤ちゃんの育て方の普通というわけじゃありません。どこまでもヘンタイな錦自然農園


サカイ「ウチヌノさんから見てこの葉っぱは他のいちごの苗と比べてどうですか」
園主「薄いんじゃないかな」

サカイ「自然農法的には葉っぱが薄いのはいいことになっとるけど、チッソがありすぎると病気になるというのが定説ですけど。肥料をきれば病虫害がなくなるといわれて、それも自然栽培の世界の定説になってますけど・・・・。
でもですね、こんなことをいうのは日本で私しかおらんと思いますが、
栄養不足でいちごが病気になるということはないでしょうか
アフリカの子が病気になるのと同じです。衛生問題や医療の不足よりも、まず栄養を十分にしてあげれば自力で回復する病気があるんじゃないかと」

園主「いちごにはすでに化学肥料を与えています」

サカイ「それではタリンということかもしれません」

どこのイチゴの苗畑をみても、うちより葉っぱは茂り、色が濃いと、いつも思っていました
地面に植わっている状態で色が薄いのは、悪いことじゃないと思っていますが
プランターという栄養摂取が限られた状態ではどうなの?

そしてはじまった肥料の選定についてあれこれの会話・・・・

「全部じゃなくて半分だけやってみるというのも方法です。サカイがいうのが大間違いやった、というのがはっきりするし、ひょっとしてうまくいったら、来年につかえる」

エミコ「去年までやって失敗したことはなるべく継承したくないんです。手間が少なくて、合理的ならやってみる価値があると思います」

サカイ「感染することはないんじゃないかと私は実は考えとるのです」

エミコ「どういう意味ですか」

サカイ「コッホに洗脳されているだけというか。一見、伝染して広がっていくようにみえるけど、感染ではなく環境の問題ということがままあるんじゃないか」

エミコ「病気になる環境を同じくしているから、同じ病気にかかっていくと・・・」

サカイ「農家の人が病気がおさまらん、もっと効く薬はないか、と駆け込んでこられるとです。畑の環境はどうか、ときくと、よくないと答える。笑い話ですよ。病気は個体が自分を守るために作っているという説もあるじゃなかですか。癌もそうでしょう。ここは環境的には問題なかでしょう。考えられるのは栄養不足のほうじゃなかでしょうかね」

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えみこ「病気に関して栄養不足は問題かもしれないけど、虫害に関しては肥料やらないほうが野菜は守られますよね」

サカイ「そんな単純化できる話ではないですよ」

えみこ「よくキャッチフレーズとして、化学農薬不使用、ってうたうじゃないですか。私、それのメリットがわからないけど、買う人にとってフックになるんなら、とうちのサイトでも書いてます。
だけど実際の話、化学肥料不使用の何が買う人にとってのメリットになるんですか」

サカイ「そのとおりですよ。堆肥のほうがよほど害悪になることがある。化学肥料より牛糞がいいなんて、誤解もいいとこです」

天然であればいい、という考えがありますが、化学肥料と天然肥料の境目って短いキャッチフレーズにしてしまえるほどシンプルなことじゃない

昨日は新たにご近所で農薬をなるべく使わない野菜づくりを頑張っている人とご連絡ができました

「農薬は使わないけど、化学肥料を少しつこうとるとです。主に使うのは生ごみを再生した・・・・」
「ああ、いいですよ 化学肥料」
「いいんですか!」


有機堆肥の使いすぎよりずっとありがたいですよん
「うちは有機やけん」
と自賛的にいう農家が、十分な醗酵もさせてない牛糞をどさどさ畑に投入している風景こそ誰か指導してほしい。いえ、パトロールして取り締まってください。
農薬は洗えば落ちますが、堆肥の害は洗っても落ちず腸に蓄積されます。

「無農薬」
この言葉だけで、ありがたいものと思っていたら危険です
無肥料、無農薬。いちばんありがたいですね
でもこの栽培法、数年で農家をやめる可能性が高い
エコだけど、LOHASじゃない
最後のS、サスティナブル(持続可能)性がもっとも低い農業形態というのが私に見える範囲の現実です
米・麦は大丈夫ですが、多くの作物の自然栽培が家族を養えない(手厚い補助金なしでは)

無農薬、エコ、天然、自然との共生、循環・・・・美しい言葉じりだけで、なんとなーくよさそうっていう感覚だけでつかんでいては、けっしてわからない、いろんな側面があります



多くのオーガニック農家が日々おいしいものを作る努力をしている球磨エリアより
おいしい野菜を厳選してお届けする野菜セットは、今週も木曜発送します
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