35年ぶり

中学時代の同級生100人に35年ぶりにあってきました。

全体の3割弱がきたことになります。
中学3年のときに古くからの町と新興住宅地に学校が二つに分かれたのですが、その両方が集まりました。
新興住宅地側(わたしがいたほう)からの出席者は20人くらい。多くが遠くの町にすんでいるようでした。
オールドシティのほうは、その4倍の出席者。

同窓会というものに行ったことがなかったので、初体験でした。
こんなに面白いものだと思いませんでした。
高校以降だと顔もキャラもほぼ変わらないけど、中学くらいだと人によってはものすごく変わるんじゃないかなと想像します。その変貌がまるでドラマみたいにおもしろい。

私は「ぜんぜん変わらんね」ともいわれたし、「すごいかわったね」ともいわれました。後者のほうが多かったかも。

これまでも行きたいと思った同窓会はありましたが東京からわざわざ行くことができず、
熊本に引っ越したからこそやっと、初めて、できたことでした。
今どこに住んでるのか、ときかれ、「いまは熊本で農家」というと百%が目をむいて驚いてました。

「東京でジャーナリストとかやってそうだったのに」

と二人から声をそろえていわれるのには、こっちほうがびっくり。
その希望をもったのは中学2年からですが、夢というよりも真剣な焦げ付きそうなアツイ願望で、当時誰にもそれを話したことはなかったのでした。
「前はそっちだったけど、5年前から農家」というと、さらに驚かれました。

私は中学、高校とニキビがすごかったのでコンプレックスのかたまりでした。
男子としゃべることなど3年間で一回もなかったかもしれないというレベル。だから、ほとんどの顔と名前が一致しない。

「えー2年1組? 私も2年1組。だけど、ぜんぜん覚えてないな」
「えー陸上部? 覚えてないな~。私のことは? ああ、覚えてない。はいはい。どうも」

卒業アルバムをもっていけばよかったと思いました。
男の人はほとんどが変わり果てていましたが、まったく変わってないという人が数人。
みんな自営業だった。そして元不良少年。
元不良少年たちは、学校名や会社名に依らず自力で生きていく必要にかられてであろうかと思いますが、
自分にあった仕事を早いうちにみつけるんでしょうね。自分にあった仕事で一家を支えた自信なのか、ゆとりなのか、顔が変わらない人が多かった。
不良少年は結婚が早いせいか、孫が8人という人もいました。

 「●●先生もこれたらよかったのに」と、A子がいったときは、思わず、
「A子えらいね、私あの先生好きじゃなかったからいまだに会いたいと思えない。Aも仲良かったわけじゃないのにそれがいえるのがすごいね」といったら
「うん私すきじゃなかったよ。ひどいこといわれたもん。でも、会えたらよかったねと思うだけ」と笑う。
「私こんなこといわれたよ」
「私なんかこういうこといわれた」
「何十年たっても15歳くらいでいわれたことって大きいんだろうね。忘れないね」
「ほんとにねえ」と笑う元同級生でした。

男子二名からべつべつに「おれの初恋はTだった」といわれました。
Tは私が一心同体のようにべったり仲良しだった少女です

「FくんがTを好きだったのはばればれだったね」とべつの元少女が私にいいました
「私はYくんがすきで、Yくんからも付き合ってといわれたのに、受験前にやめなさいと母にいわれてやめた」

う~ わたしは、そういう話ができることがものすごくうらやましい
でもどう記憶をさぐっても、そういう思い出がないのでした

「中学のときなにしてたん? 陸上部で記録出すのに燃えてた?」
「読書と音楽・・・(同世代の男はバカで子供すぎると思っていた)」

女子の旧姓率の高さにも驚きました。離婚が多い多い。
「私なんか二回目だもんね」と自慢しました
「へー!」
「二回目は5年前よ」。ますます自慢げにいうと
「うわーうそー」と大騒ぎ

Rちゃんから、「もてるでしょう、わかる」と真顔でいわたので、もてるかどうかはともかく、
「なんでわかるの。教えて?」と純粋な好奇心できいてみました
「男子とわけへだてなくしゃべるのはKちゃんも同じ(テーブルのむこうを指さす)、
でも違うのは、えみこさんは自由ね、壁がないね。さっきも今日話してない人と話そう、って知った顔のないところにずんずん入って行ったでしょう、ああいうかんじ、もてるよ」
「へええ、そうなんだ」

校内暴力が話題になり始めた時代、教師をほうきの柄で殴って気絶させローカルニュースにまでなったNくんは、
ルイヴィトンのビジネスバッグをさりげに下げた、おしゃれなビジネスマンになっていた。

まるで老僧のような渋い面差しに変貌し、会をまとめていたUくんは何の仕事をしているんだろう。

元同級生のSくんが偶然にも、実家の近所にリッパな家を建てていました。
散歩の途中でSくんちの庭先につながれた犬とあいました。
「こんなに性格のいい犬めったにいない」と園主がいうようなシベリアンハスキー。
犬の顔で、彼がどんなに幸福な家庭を持っているかがわかる気がしました。

次は10年後にまた召集がかかるそうです。たのしみです。
 

★いつもありがとうございます★

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