ブログを更新できなかったわけ

お風呂に、園主の作った芳醇な黒ビールをもちこみ、
イアン・マキューアンの「ソーラー」をわくわくしながら読んでおりましたら・・・・・
電話がなってます

一回目は無視したけど、また鳴っているので、ひょっとしたら緊急かもと電話に出ましたら実家の母からでした

「おとーさんがえみこがブログを更新してないのに心配している」とのこと
また体を悪くしているのではないか、電話してみろ、といわれ、電話したそう

ここのとこ、夫婦で「あんたが書きなさい」「そっちこそ書きなさい」と毎日押し付けあってました
二人して、ブログをどうしてもかけない気分でした

ブログより先に、農園の会員様にお届けするメールレターを出すべきだろうと、
じつはもう何日も前から下書きは用意されてますが

出せない・・・・・・・

メールレターは一ヶ月に二回ほどご希望のお客様にお出ししていて、
農園について大事な情報はいち早くお知らせすることをむねとしています
でも、今農園が抱えている情報は、イタすぎて

出せない・・・・・・・・


はっきりいいましょう

今年の桃は壊滅的です。就農13年で最悪です(妻のせいです)

花は普通に咲きましたが、花が咲く前、今年の初頭から園主が「桃の木がおかしい」
と眉間にしわを寄せていたのが現実になりました

実がついてないのです
1本の木にいくつか・・・・・というレベル

通常は、いまごろは、1本につき万単位の実を手で落として収穫する実、大きくする実を選別し
収穫期まで育てあげていくものを厳正に選別していく時期にこれから入るはずだったのですが
今年は選別もできないですね

原因?

なんでしょうね
今年の春も寒かった
低温に備えてさまざまな暖房を用いましたが、今年の花の開花期が超低温期にあたったせいがあるかもしれません

異端の剪定方法を、ほぼ同じ時期から指導を受けて、実施してきた他県の果樹農家から
木が枯れ死んだので植え替えた。もう指導された剪定方法はしていない
という話を聞いたのは最近でした

桃は3年目、柑橘は4年目から坂道を転がるがごとく急激に悪くなり6年目には収穫量が3分の1になった・・・
という話を聞いていました

うちがそこまでいくかはまだ確定事項ではないですが、状況的には覚悟したほうがよさそうです
年間売り上げの最大の割合をしめる桃です

正直いって腹に打ち込まれた弾丸が大きすぎて、鈍くなってます。
本当のショックは、来月以降に送り込んでいるかんじです

去年から予約いただいた方をまず最初に、次にいちごをお送りできなかった方へ発送したいです

そのあと、
可能であったら、メールレターを登録されている会員様に桃の受付開始をお知らせします
ご注文をいただけますならば、どうぞお願いいたします
少し価格が高くなるのをお許しください

>>>

【今回の事態に対する園主の意見】

今年は就農以来最悪です。農法が問題なのか、自然環境が問題なのが精査していますが、
確実に桃は枯死へと向かっている様子。
道法さんの農法の教えは理論付けもあり納得行くものですが、たぶん、たぶんですが、
すべての作物には無理かもしれません。コレは私の私見です。
当園ではいろいろな品種、品目を、道法流の栽培を導入してやってきました。
結論として、品目によっていいもの、悪いものが、なんとなく見えてきました。
結果がいまのところ良好なものは様子をみて続けていくつもりですが、
桃には合わないように思えます。
>>>

桃にこの剪定をもちこんだ私は、責任者です
うちがやっているから、という理由で剪定を変えた人も全国にはいるかもしれない
ごめんなさい
といわせてください


さきほど、母から電話がかかってくる直前、お風呂で読んでいたマキューアンの本にくしくも

「植物がどんな働きをしているか、みんな知っているような顔をしていますが、じつは誰も詳しくは知りません。
光子がどうしてどうやってあんなに効率的に化学エネルギーに変換されるのか、誰も本当には知らないのです」

という一文がありました

そうです。自然のこと、宇宙のこと、本当に誰も知らない

「知っている」と断言する人はいくらでも出てくるでしょう



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