古い農家、新しい農家

2014Nov20_3.jpg

二日連続、超たのしかった!
たまたまですが、ご近所の農家とふかーくおしゃべりした二日間でした

お話した農家は計4軒。
農薬まったく使わないか、あるいは少し使うという栽培方法で、おいしいものを生産している人たち

ご近所に恵まれているということはシアワセなことよのお
と思います
センパイたちは、仕事と同じくらい普通の暮らしをおおいに楽しんでいて、いいなあ、と思いました
それはおまいたちも同じだろうと、言う人もいるかもしれませんが

うちは、なんといっても去年の8月から不作の連続です
夫婦して計算ができないのと鈍いのが幸いして毎日ゴハンはおいしいですが
あがいているといいますか、ばしゃばしゃばしゃばしゃ。水音がちょっとうるさい。

センパイたちのひとり、名前をあげると問題があるかもしれないからT子さん

味噌づくりの達人です
私も作っているので、いつも質問ぜめにしてしまいます
彼女の答えはいちいち深い。

「麹を作るとき、普段よりゆっくり醗酵するときがあって、最初はなんにも変わらないから待つのが不安になるけど、ゆっくりできたものは、味噌にしたとき、いや、味噌汁にしたときに、おいしくなることがある」

古い家に嫁ぎ、農業の仕事に忙殺されながら、三人の子供を育てている人ならではの言葉かも。
目に見えるところがうまくいっていると安心はできるけど、じれじれしたり、大丈夫かなとさんざん不安にさせられたあとで、文字通り、麹の花が咲くことがある。

個性の開花は、味噌それぞれ、人それぞれ。

「素材を選ぶときに大事にしてることは、触ってみること。銘柄とか書いてあることを一切みないようにして。
そうしたら、袋の上からでも触ったかんじが違うものがある。それを買うの。
それで今のとこまちがいないみたい」

おもしろいでしょ~


S子さんにも久しぶりにお会いしました
私前に会ったことがあることをすっかり忘れていました
3年くらい前に友人たちに頼まれてヴィパッサナーというのを教える時間をもったことがありました
そのときに15人くらいいた一人でいらっしゃいました

彼女のところでは無農薬の緑米のお餅を紫芋とあわせた餅に、黄な粉をかけたものを
ふるまっていただきました
おいしさにびっくりしました
紫芋がこんなにおいしいと思ったことがないし、まあ、緑米との相性のいいこと!

築百年以上の古いおうちにも、代々伝えられた広大な田んぼで無農薬のお米を作ることにも感動して、
すばらしいよねえ~~

と、自宅に帰って園主に無邪気にいいましたら

「代々続いた農家はやっぱり強いよ。土地もある、知恵も経験も蓄積されている」

とまじめな顔で言うのでした。

しゅうとたちが15年前に住み移って、自分も移住して10年以上たって、それでも永久に追いつけないものを感じてるのでしょうか。思わず

「あなたにだってもってるじゃん。私の知恵やらオトウサンの知恵やら、あなただってよその農家がもってない知恵も経験ももってるよ」

と言ってました。

新旧の人たちが、お互いにもってるのを、お互いに交換しあうようなかんじで
使いあっていけるといいなあ

という思いを強くしている今日このごろです


そして実際につながりやすくなっている気がします
いろんな世代、いろんな分野

「一緒にやったほうがいい。作るのも売るのも一軒よりまとまったほうがいい」

という内容のこと、この2,3週間で何回か聞いたです

知らないこと、できないこと、いっぱいあるからこそ、自分だけで完結しないでいられます。誰かとつながれます。



関連記事
スポンサーサイト