いちごのおひめさま

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という言葉がしっくりする
いちご姫と呼ばせていただきます
よしだよしさん☆
ご近所でいちごを作っています も~~大好き☆☆

彼女に初めて会ったのはこちらにきて1年もたたないころ

そのときの衝撃を日記にかいてました

>>
いちごを畑からもいでもってきてくれたのだけど、小さくてみばが悪いことはなはだしい
でも一口たべてびっくり
食感がまったく違う。ワイルド。野生的。味もいいけど、味より食感。
果肉の肉の中につまった味わいの重層を、ちっちゃな粒なのに感じる
続いて、たまねぎをそのまま差し出され、かぶりついてみた
やっぱ食感が違う。辛味があるが甘みがある 
結果として玉ねぎの刺激的な辛味がなくて、いくらでもかぶりつきたくなる
これはナマでかじるべき野菜だ
大げさにいうと、作物の核を食べているみたいな気がした
グルメとかとはまったく関係なく、うまさの追求ではなく、作物の核を追求したら、うまさがついてきた、みたいなかんじ
すごいなあ
おいしいだけじゃなく、驚くのは、この野菜の生産者の彼女と野菜がとても似ている
彼女が部屋から出て行くと部屋の空気がいっきにかわった
密度がゆるくなったというか
いままで彼女の弾けんばかりの波動を浴びていたのが、やっとほっとしたというか

そういう玉ねぎでありいちごだった

>>

よしだよしさんのいちごをそれから3年たった今食べてみると
そのときのような衝撃は感じなくなっていました
たぶん、キーワードは無肥料だと思います
無肥料の作物に3,4年前は慣れてなかった
今は慣れているということ

うちのいちごも(ほかの果樹も野菜もみんなそうですが)、
そのときまでは堆肥やEMをやっていたけれど、そのころから覚悟して
農薬を減らすためには、まず肥料堆肥をゼロにしてみること
という実験が始まったんです

肥料分をいっさいやらないことは、農薬を抑えること以上に作物の力を引き出します

今日よしさんの畑にひさしぶりに行きました

うちの畑があまりにたいへんなので、誰かに教えを乞いたい気持ち
園主をひきずっていってみました

2014Dec16.jpg

ぴや~~~っと明るい畑
何が明るいって、病気が一切ない
そして、葉が茂ってない・・・

いいんだか悪いんだかだれにもわからないですが
うちの畑はわしわし葉っぱがしげってますので、一見勢いはあるんだけど
病害と獣害がひどい

しかし虫害が去年あんなに苦しめられたのに、不思議にあんまりない
ゼロじゃないですけどね

「うどんこ病はないんですか」と私がきくと

「2,3年前はハウス一棟全滅するくらいすごかったよ
私はうどんこ病とかしらんかったからね、なんかきれいな白い粉が出とるねえと
喜びながらみとった 知らんということはいいことで 心配することもなく
人に言うのはもったいないくらいの気分で毎日みとったら
あっという間に全部やられた」

よしさんのこういう言葉は、いろいろな問題にがつん、と正面から向き合ってしまっている私たちには
天使の言葉のよう

「うちはもうイチゴやめるっていってるんですよ」

「どうして?」

よしさんがやめないのに、 なんで私たちがやめるのかな と私が思っていたから
園主もそう思っていたかもしれません

「うちはいちご以外に果樹があるから冬は剪定でたいへんなんですよ」

それがどうかした? という顔をするよしさん

「柿とぶどうと桃の剪定がありますもんね」と一応説明するわたし

そう 夏はたいへんだし、冬はたいへんだし
ずっとたいへん


でも

よしさんくらいほったらかしてても、育っているんだから
うちも「できたしこ」でいいんでないかい

お客様に「おくらんばいかん」と思わずに。

よしだよしさんは、いちごに病気がでたら

「あーごめんねえ、へたくそなお母さんで」といちごに謝るそう

「アブラムシが出ることもあるけど、見えんということは、ないということにして」

あんまり騒がないようにしているそう

「あたしが心配したらいちごに心配が伝わるもんねえ」

そうそう

いろんな問題がかわるがわるやってくるので
もう~~~~!!!


と思うのですがとくに今年の病害と獣害は過去にこんなになかった
というほどなので厳しいんですけど

 
よしさんに言わせれば



「それはそうなったほうがいいということで」


「きっと理由があるんですよ」



だと、思います



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