ドナルド・キーンと獣害と幽霊

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JJ夫婦のJ1米、ついに今日足踏み脱穀ととうみを完了しました。


2歳のときに愛読していた絵本を見開きで鮮明に覚えているくらい、本を食べながら生きてきた本好きです

田舎に住むようになり何が変わったって、本を読まなくなったこと
というのは最初の2年くらいはありましたがやはり食事と同じでやめられない

今日はえびの市の図書館にはじめてお邪魔しました
蔵書が多い~
二時間くらいそのまま書架の前にはりつけになってました
本を借りるのは無理だと思って聞きもしなかった(球磨郡内でさえ無理なんで)
ドナルド・キーンさんは「古事記」など図書館から借りだせない貴重な図書を授業で使うため
書き写した!そうな。
どうしても欲しい絶版本を図書館で借りて全頁コピーしたことはあるけど。書き写すって・・・・・・


突然ですが、この一週間で面白かった本☆☆

ドナルド・キーン わたしの日本語修行

ドナルド・キーンさんがどうやって日本語を習得したかをしっかりインタビューした本
読んでいると語学を勉強したくなってきます(しないんですけどね)
彼は16歳でコロンビア大学に入ったくらいの秀才ですのでできたことでしょうが
最初から漢字で日本語を学び(通常はローマ字表記から入門する)
11か月で当用漢字より多い数の漢字を学び、文語文も現代文も読みこなし
楷書体だけでなく草書体まで読めるようになった
ロシア語も中国語も研究対象にしてみようかと検討した時期があったけれど
彼の勉強を推進したのは日本文学ラブの気持ち
ここまで語学研究にのめりこめるのは、日本語が背景にもっている深く美しい文化ゆえだった
能の「松風」はコロンビア大学で講義しながら、涙を流されたこともあるほど
美しい詩文だそうで、そういうものも知らないのは勿体ないことだと
改めて思いました

女性がやればずんずん進む 決定版 獣害対策

近隣に、農村でありながら家庭菜園をする人がいない、というくらい獣害(主にサル)に徹底的にやられている場所があります。
全国的に獣が山から下りてきて里を荒らしているという状況は、悪化の一途のようで
「いまに人間より猿が多くなって、‘猿の惑星’になってしまうんだろう」と言うのも半分以上本気。
猿が何十匹も畑に群がって、丹精した作物を荒らしている姿を見たという人を何人か知っていますが
怖い風景です。今対策をとらないと20年後では遅すぎと思うのですが・・・・・

でこの本は、山が荒れて餌がなくなったから動物が里に下りてきたのではなく
里に食べ物が放置されているから、里に下りてくるのだという考え方から
獣が降りてこない、あるいは安住できない農村づくりをすすめる本です
放置竹藪や放置林などが近辺にあり、中に獣が潜んでいるのを感じることがあります
ここからなんとかしないと電柵はっても、焼石に水なんだそうです
うちでもできることがあれこれあり、園主にヨメとすすめてます
「読み聞かせしてくれ」とか、今日図書館で覚えてきた単語で返されてしまいました

そのほかにも
楡家の人びと
を何十年かぶりに読み直しています

その前に「どくとるまんぼう航海記」も読み直した勢いで「楡家」にいったのでした
これは昭和40年前後のベストセラーですがさすが北杜夫
ユーモア文学とはいうものの
文章が洗練されていて高尚で詩的で何より本人の品のよさがにじみでてます
こんな品のいい日本人は最近いるのでしょうか、というくらい
私はこの方の大ファンで「幽霊」という処女長編は用途別(?)に3冊もってました
ドナルドキーンさんの弟子で「幽霊」に感銘を受けて日本文学の研究者になった人が
いることを前述の本でしりうれしくなりました

ほかに
「アナスタシア」を貸してくれる人がいて、やっと読みました(続巻も貸してください)
あと
「ジャンクリストフ」も中学のとき以来で読み返してます
中学のときみたいに、ずーーーーっと読み続けて
ご飯のとき以外本読んでる
というのができないのがざんねん

眠れないと思って起きてきて
薪ストーブの火つけに珍しく3分で成功し
パソコンの前にむかったら
予定外のことを書いてしまいました・・・・・・



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