「あと1日待ったらもっとおいしくなるよ」

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桃園の草。きれいだったので


きょうお友達にいちごを少しだけおすそわけ

たくさんあげたいけど、うちにはたくさんないので少ししかあげられなかった

一粒を口にして「ものすごく甘い」と目を丸くして言ってくれた

「収穫したいちごのなかで状態のよいのをまずお客さんに送って、その残りをジャムにして、ここにあるのはそこにもれたいちご。だから虫食いだらけでごめんね」

「虫食い? どこが?」

「こことかこことか」

「いちごって、虫に食われるんですか?!」


この発言をしたのは、農家の人だったので、わたしはとてもびっくり

ワンパターンなんですけど、驚きすぎるとたいてい無言になります。

だまっちゃいました

いちごは、すべってとして、つるっとして、きれいで赤くて、美しい


そういういちごしか、消費者の手には渡らないからそう思うのは当然ですよね
わたしもそう思ってたのですから
とっくに忘れていましたけど


「いちごはね、通常、虫にものすごくよわくて病気にはもっと弱いんよ
だから、一般的ないちご農家は毎週のように農薬をいろんな種類使うんだけど
うちはあんまり使わないので、量がきびしい」


いまイチゴは、一日おきに収穫しています
畑がいくつかあるので、毎日出荷はできますが
たっくさん収穫してたっくさん発送するのにあこがれている身としては

「毎日収穫すればいいじゃん、あっちこもこっちも、じゅうぶん赤くなってるよ」

と園主に何度かいいました



「だめ。
毎日全部の畑から収穫すると、つい、あと一日まったらもっとおいしくなるものをとってしまう。
そうなるのがいやだから、一日あける」



「でもさ~、それしてる間に、虫が食べるよ~」


「だいじょうぶ、そんなことはない」

彼はそういいきるのです 根拠はしりません・・・・

「つい」というのはわかります
私がたまに収穫係になると、待っているお客様に一日でも早くお届けしたい気持ちがでてしまい、
ほんのささやかな違いですが
園主のきめている完熟よりやや早いものも、つみとってしまう

これ、十分熟しているよ~~と訴えるのですが


だめ。ちょっとだけ早い


と却下されます・・・・・


きわめてガンコな部分がないと、そこで手を伸ばすのを止めるのは難しい

私のこだわりとかガンコとか、彼らにはまったく及びません
うちのしゅうともガンコですが、こちらのガンコもすごくて、困るというかいいというか・・・・・


こういうこだわり方は、お客様に評価されにくい、まったく評価されないかもしれない部分です
評価されやすいのはなんといっても農薬がどうとか、ということになりますから


うちが農薬をいっしょうけんめい抑えているのは
おいしくなるから ということに尽きます

農薬を少し増やしたところで安全ではなくなるとか、もちろん思っていません


昨日のよる、ジャムにするためのいちごを箱にいれて、よる凍らないように最近は住居のほうに
置くのですが、一個だけ、と手をのばしたら、止まらなくなり
いつまでも食べ続けてしまいました


今季、いちごを食べた量として最高
ふだんは、1日に3、4粒しか食べません


でもたまには食べないといけませんね
やっぱりおいしいよ、と園主に何回も言いながらひとりでぱくぱくぱくぱく食べ続けてる人を
園主はうれしそうに見てました


夜中の12時近くにいちごを食べるとカラダを冷やしますよ
ということはうちの完熟いちごにはありません
すいすいすい、と体におさまっていく心地よい感覚


おいしい夢をみてしまったか、寝ながら突然大きな声で笑いだして園主を起こしたそうです





ありがとうございます!

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