農家がショウバイを始めるとき

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おなかすかないから一人でお昼を食べて、というと、園主は自分で干物を焼き、大根をすりおろし、自分で漬けている糠漬けをだして、きれいに並べてたら、写真撮りたくなったようで、撮ってました


うちの農園の最大の特長はなにかというと

年中、収穫してること


これにつきると思います
野菜農家ならこの方式も多いですが、果樹農家でこれやるとこは少数派です

私もここに来た当時、

「りんごの木村さんみたいに、なにかにひとつ絞ったほうが、マーケティングしやすいんじゃないかな」

としゃらくさく言ったのを覚えています
そして園主に即答で

「おれはそれはできない」といわれたのも覚えてます

なぜと聞いたら

「そればっかやってると、俺は農業がいやになるとおもう。飽きっぽい性格だから
いろんなことやってないと、毎日同じ場所にいて同じ仕事して毎年やって
とか無理だから」

それは、私もそうだなあと納得しました

品目を絞ってやったほうが、エキスパートとして認知されやすいし、経営的にも有利だし
日本の農家はその方向に進むことで淘汰されてきたとこがあります


でも今になってみると、園主にはこういうタイプしかできなかったかも
なんといってもひとりですべてやってましたから

一時に集中しすぎる形態は、就農するまえに研修を受けたことがなく、果樹農家で働いた経験もなく、技術も知識もなかった彼には、きついことだったはず


年中いろんなものを作っているということは、園主が
農家になってまもなくホームページを立ち上げた理由にもなったでしょう
桃を買ってくださって気に入ってくださったら
こっちは? と聞くかわりに、こんなのもあるよ、と紹介するホームページが必要だったのです


園主がホームページビルダーというソフトを使って、
10年かかって作りあげててきた「錦自然農園ホームページ

ページを開設しても一日数人しか訪問者がこない時代は数年続き
ご注文をいただくと、「うわ、きた!」と思うような状態が続いてたのに
いま、検索かけてみると、驚くような上位に君臨


ためしに

減(低)農薬 いちご 

いちごのかわりに、桃でもぶどう、柿でもいれて検索くんです

驚きます(日によって違うかもですが)



これは業者に何十万もはらってSEO対策したせいでもなんでもなく、たんに立ち上げてから年数がたっているからなんです


だから。
ショウバイを始めたい、直販したい、と周囲の人がいえば

「今日帰ったらサイトつくれ」

といわんばかりに、わたしは急ぐことをお勧めしてます

どんなに低レベルでもスカスカでもいいから、
まずは
ウエブの海に、木の葉一枚をうかべるつもりで、自分のサイトを船出させるのだ~! と


園主の「ホームページ」が
ショウバイ的には上策ではない、プロに頼んで新しいのを作るがよい

と私の友人にいわれて私もそうじゃないかな~と思っていたので
遠慮がちにおそるおそる提案しましたが、園主は数ヶ月の間、抵抗していました

そんなものにお金をかけても意味がない

と言うのです
意味がないかどうか作ってみないとわからない
私がお金だすから作らせて!

と頼みに頼んで船出したのが
私がここにきた初年度2010年の年末につくった「錦自然農園フルーツストア」
2011年には地震が起こり、熊本の農家は一時バブルとか、品不足とかいわれましたが
新しいサイトを用意しておいたことは、まずはよかった、という結果になりました


サイトをつくるのに最初にかかった費用は10万円以下
園主がとりためていた山盛りの写真をつかい、
原稿のすべてを自分たちで書き、デザインラフをかき、費用のかかるしかけを一切使わなかった
せいでありました


シンプルすぎる、訴求力弱すぎる
といわれてしまえばその通りです
そろそろ、何かしたほうがいいかなあと思いながら、長考ちゅう


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