いちごを守り隊

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全国的に寒い日のようですが、こちらも当然のように寒いです

足元をホカホカにしているので、上半身もふだんはあったかいのですが
さすがに今日は寒い、と感じます
気温は7度くらいでいつもと同じですが

周囲をぐるりと山に囲まれた盆地暮らしです
ここ数日は、周囲の山の稜線があちらこちらで雪帽子をかぶっており
厚い雪雲が下界に雪をふらせているのを遠く眺めている毎日です


ついにここにも今日は降るのかな
と毎日思うけど降らないです


いちごのハウスの中は昼間は温かいはずなのですが
今日は寒いです


今朝は三人で虫を何匹殺したかかを数えようと私が提案しまして
数えていましたら


1時間ちょっとあいだに

わたし 21匹
園主  43匹(別の作業をしながらの虫探しなのでちょっとハンデあり)
昭くん 88匹


おお見事に二倍ずつじゃないか~
と喜んでいる場合じゃないか


12月からきてもらってる昭くん(38歳)は、
私とちがって自然をずっと見てきた人なので、目が違うみたい


私はいつも園主から「目が見えてない、ちゃんと見て」といわれ続けて3年半ですが

1ミリ前後から大きいのは5センチくらいまでさまざまなタイプの害虫を
丁寧にスピーディに見てくれる、たのもしい新人です


聞けば大学入試は、無試験で難関をパスしたそうで
その理由は、高校時代に地質学の部活にあけくれて、埼玉をはじめ山やまを大人の研究者に混じって
精査し、あちこち踏破してきた実績が評価されたんだそうですよ

いまどきは国立大学でもそんなすごい入試の仕方があるとは初めて知りました

昭くんは岩石を研究するだけでなく
岩石に道具を使わずよじのぼるフリークライミングの猛者でもあるので
自然を全体的に感じ取る能力が、10代のときから20年かけて相当鍛えられているんじゃないかと推察します


自然を見るのは目が必要と、園主をみていてつくづく思ってきました

でも目だけじゃなく、全体を感じ取るということが重要
このひとたち、同じ自然の風景をみていても、言葉にできない違和感を感じ取ることにたけているんです

ここに虫がいる、と「意味」(とか概念)に反応するより早く、平常と違う状態が発するなにかを知覚する
そういう特技というか、センサーのもち主

それを順子さんに言ったら、農業の上手な人はそういうものなんだそうです
譲治さんも、センサーの持ち主
当然か


ぴぴっとセンサーが鳴ったら、指が勝手にうごき、隠れている小さい小さいイチゴの敵を魔法のようにみつけだすってかんじに見えます


それは才能に近いなにかなんだと、
私はかなり才能に恵まれてないほうなので
あこがれる気持ちで園主を眺めていましたが

そういう人が二人もいるなんて、なんと心強い


ま、そうはいっても
虫の餌場は虫の餌場

いちごの花がやられては実になるものもならず
美しい花は次々に咲いていくのに実の数が十分に達せず、発送が遅くなっております



「10月とか11月のときは、今年は去年よりずっと早く発送ができるっていってたじゃん!」

と、いっても


「そんなこといってもしょうがないやん」

と毎度のせりふを言われる



とにかく、気持ちだけは
走っていますので


ひとりで


どうぞお待ちくださいませ


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