えびの高原の温泉

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うちの二階のベランダ
いつもこの木に向き合う机にパソコンをおいて、仕事してます




となると、いいな



いつもの白鳥温泉(えびの高原・宮崎)です


ここの地熱のサウナが大好きです


しかし園主は温泉というものが好きじゃない


桃の品種のはざまで、やっと迎えた休日のこの日

都会にいきたいというので「都会のどこに?」ときくと

「サウナでいちにちじゅう過ごしたい。テレビみたり漫画みたりサウナ入ったりしたい」

そんなの、新宿や池袋じゃなくてどこにあるだ?

サウナは地熱のじゃだめなのか?
漫画なんか、家でいくらワタシが勧めても「のだめ」も「リング」も「BASARA」も「岳」も読まないじゃないか


「川は? 去年行った、滝壺のまわりが池みたいで、木に囲まれて・・・・」

「川も山もいきたくない。都会にいきたい」

「で、都会のサウナはどこにあるわけ? 宮崎? 鹿児島?」

「しらんけど・・・・」



結局、ものすごくぶーたれたまま
涼風吹き渡る高原の地熱温泉で妥協する園主


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温泉に三回はいり、ゴザしいて爆睡。

目が覚めたら、クーラーにいれて持ってきた冷えた桃を食べる



その仏頂面やめなさいって



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「完熟フルーツ」の意味するところ

最近、ぶどう畑に植えたきゅーりができすぎてます

うちでは、細いきゅうりはそのまま、ポリポリかじり(黒麹をつけたりして)

収穫時期をのがしたジャンボきゅーりくんは、煮込み料理に水の代わりに投入します

鶏の手羽元と醤油、みりん、しょうが、大量のきゅうり(皮をむいたものを輪切り)
で、こっくり煮込む

きゅうりが冬瓜の役目をはたし、美味しいです

今日の夕餉は、カレーですが
きゅうりは、水だと思って使います

最初にちゃんとあぶらで炒めるのは必須 皮を全部むくのも必須 かと思います 

ところで

あかつき

が、お手元に届いているかたがいらっしゃるかと思います
去年の「あかつき」よりまずい、と思っている人も
こないだ送られたあの品種より美味しい、と思っている人も
いるかもです

あかつきは、去年、ものすごく少量しか発送しませんでした
なぜなら、中をあけると茶色になっているものを、注意して除外しようとしても除外しきれなかったからです

あかつきはやめる

と、何にしても、すぐ、「やめる」という園主はいってましたが
茶色くてもおいしいならいいじゃない! と私がいいまして
今年は、どしどし、送らさせてもらってます

完熟でなければ、あかつきだって、中が茶色くなったりしません

農協(=市場)は、未熟で収穫するよう、指導します
未熟であれば、茶色くならないし、それだけじゃなく、
送っている過程で、傷つくこともないから、お尻のところがちょっと傷ついた状態でつきました

ということも百%なくなります


きれいな状態で届くことをとるか、完熟収穫をとるか、はホントに私たちにとって大問題です
完熟収穫は、からだを冷やさなさい。つまり、心地よく食べられるということです

見た目は、食物にとって重要なことだとは認識しています


あとは、お客さんがなにが欲しいかというのを声にしてくださることで
私たちはやり方を考えること、できるかなと、わたしは思ってます

園主はおもってません

自分の食べたいものをつくるしかない、という考えです

それ、かっこいいけど、でもさあ



私はいつもいうわけです



いろんなこと、私はまだ、園主ほど知らないので、毎年すこしずつ、自然について、自然がならすものについて
知識をふかめている途上です


今日、いつものお客様からメールいただきまして
去年、たいへん高評価をいただいた「白鳳」をご注文されので

「今年はいまいちですけど、どうしましょう。去年のを食べてない人にはいい評価も返ってきてますが、去年のと比べられたら、ちょっとイマイチかも。。。。」

と相談しましたら、
それも食べてみたい、とおっしゃるので送らさせていただきましたらば・・・・・

「いまいちどころじゃないですね 和歌山の桃のほうがおいしかった」

というお返事で。
こういうやりとりが、たのしくも嬉しいです


その方から今日いただいたメール。お許しをいただいたので、転載させていただきます

>>>

内布様

あかつき、傷んでいるように見えるが傷みではない、ということですね。
確かに、傷んでいるものから先に食べたら、予想に反して甘かったですね。

昨日、北海道から有機栽培の黄色いさくらんぼが来ました。
半分くらい黄色じゃなく茶色でした。これは酷いと思ったら、
同封チラシに、完熟してから収穫するため、傷みに見えますが、
日焼けなので安心してください、とありました。

スーパーばかりで買っていたら決してわからないことですね。

ではそろそろ、ぶどうを注文しようと思います。よろしくお願いします。

>>>


わたしも、食べ物についてまったく知らないのに、スーパーでよくもまあ、わかったふうに買ってたなと思うくらい、いま、急速に知識を深めているとこで、レベル的にはお客様とまったくおなじです


完熟のフルーツは、リスキーなんです

リスキーであることを誰もしらないし
エライね、と誰もいってくれない


生産者にとってこだわりどころになるのは、完熟じゃないのと完熟はおいしさが違うから



高く売ることをフルーツ栽培の醍醐味としているフルーツ農家はいくらでもあります

そういうところは、みかけが最大に大事です



園主がだいじにしているのは、自分がたべておいしいこと

わたしがだいじにしているのは、お客様がたべてうれしいこと


両者はいっしょだといいのですが、そうではないので
こうやって、ちょこちょこと文字を書いてます




気象予測

園主です

就農10年目になります。

栽培技術は未だに発展途上。たぶん死ぬまでそうでしょうけどね(笑)

天気予報はどうでしょうね?

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日本列島を目指して台風が二つ。

どちらもきて欲しくないけどこればかりはどうしようもない。

せめてそれに対応すべく微力なアリさん程度の予防策が打てるかもとおもいいつも天気図は気にしてます。



今回の台風が日本、九州を襲うかどうかは太平洋高気圧がどれだけ元気かにかかってます。

今のところ太平洋高気圧はかなり元気みたいなので、個人的に九州に台風が来ることはないであろう?

なんて、、、

楽観的に思ってます。


でもわからないのが自然。

明日起きたら違うことをいってるかもしれません。

夏のいちご

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いったいなんの雑草畑?

よくみてください

いちごの苗畑です


通路の雑草を抜いてないだけ
いま、桃のことに追われてますが

追っかけてくるのは桃だけでなく

柿もぶどうも、

そしてこのイチゴもなんですよ


いちごの苗作りは夏がピーク
朝いちばん最初にするのは、園主がいちごたちにスプリンクラーで水をシャワーーーとかけ

それが30分で終了すると

わたしの出番

雑草だらけのハウスにうずくまり

ちょこまかと、顔をどろだらけにしながら(なぜかそうなる)、苗の世話

いちごは、苗づくりがいちばん難しいといわれています


手間もかかるし、
しっぱいも多いし、


とてもうちのような、桃農家が手をかけながらする仕事ではない~


の、はずなのですが


できています


けっこう元気に成長してくれてます


じつはこの方法も、道法さんの指導なんです


ランナーをつんでつんで摘みまくる、という普通のいちご作りの逆で

ランナーをとことん伸ばして上に釣り上げる方法をやってます

いちごの内部で植物ホルモンが活性するので、根がどんどん細かく白く、深く張っていく


そんな苗にみのったいちごは、今年もおいしかった~


ふつう、いちご収穫のあとの畑は、除草剤などまいて枯らし、次の年にむけて
整地してしまうんですが

うちはずっとそのままです


だからいちごは、実をつけなくなってもどんどん伸び続ける

ランナーも伸び続ける


この元気盛んなランナーをらいねんの苗にするので
手間がかかりません
元気なこどもは、ほっといても、丈夫に心正しく成長してくれる、みたいなもんでしょうか???

不精もののわたしの世話で、なんとかなってしまう
本植え付けの直前までこの状態で、成長させるので、深く細かく張った親株の根っこから
養分を吸い上げ続けてくれます 

成長が早く、
先日道法さんにも見てもらいましたが「葉っぱの形がいいねえ」とのこと
葉っぱの形と色に、いろんな情報がでてきます



桃園で園主が収穫を終えて軽トラを動かし出すと、



わたしも帰ろうかな、と泥だらけの顔をあげて、立ち上がります



今日は、梅雨があけてから初めての本格的な雨がふってます


そろそろ雨がほしいなと思っていたので、めぐみのスプリンクラーのような気がしてなりません



今日は、長年のお客様から


「いったことないけど、カザフスタンの桃ってこんなかんじーって思う」

とお電話があり、ちょっと大笑いさせていただきました



「去年のより甘くないね」


やはりそうですか・・・
いつものお客様からは、そういうお声も聞いております


「でも、ほかの桃とは全然ちがう。うちはいろいろな産地の桃が贈られてくるけど、ここのとはまったく違うね。

こういうのを食べると、食べ物っていうのはすごく大事なことなんだと思う。甘いとかうまいとかじゃないものがあるよ

食べ物はエネルギーだから。ご主人は、桃の精に好かれてるね」


「いや、ここだけの話。ねる前とか、彼から桃の匂いがふわっとすることがよくあります」


「いま時代の分かれ目だから、こういうエネルギーが必要なひとのところにちゃんと届けられるように、あなたもここにお嫁にくるようになったんでしょう

まだまだ気象異常は暑いとか寒いとか続くと思うから、味はそれによっても変わると思うけど
ご主人の顔がいいからね、おたくは大丈夫よね

大変なんだろうけど、嫌なことや、悪いことや、人をだますようなことをしてないって顔
ああいう顔がつくるのが、いいよね」



おもしろいこと言うな~と笑ってきいてましたが
こういうのもお客様とシェアしたほうがいいかもと思って
ブログに書きました


今日は関西の方からもお電話をいただき、
6月のおわり、日川白鳳を召し上がって、

「雨がいっぱい降ってたいへんな思いをされて、そんな雨をたっぷり吸い込んできた桃なんだなと思ったら
食べながら涙がでてきた」


とおっしゃてくださった


そういうふうに受け取っていただくこともできるんだ、うちのフルーツを・・・・

と、私たちもしばらく、しみじみしました



先のお客様が

「今年はだいぶ、あなたの泳ぎが犬かきからクロールっぽくなってきたね ブログ読んでてわかる」

「そーですかーー、バタバタですよね」

「ときどき犬かきに戻るけどね クレームとかで。ご主人はあれね、忍者の泳ぎね」



意味わかりませ~~ん ゚(゚´Д`゚)゚






黒いたまごの話

たまーに電話で話す都会のひとが電話くれました


「こないだひどい卵を買ってしまったよ」

というので、

ほーお どんな卵? 


「中が一個、真っ黒だった」


ふーん。そういうこともあるんだ~


「買ったのはどこ?」

「きんじょの農産物の直販店みたいなとこ」

「へー(チバによくあるらしいですね)」

「ひどいと思うでしょう?」

「まあね・・・(あまり思ってない)」

「お店の人呼んだけどね」

「呼んだって?」

「家まで」

「は?」

「なんでこういうことが起こったのか説明しにうちまで来てくれというのは、当然のことでしょう」

「当然?」

「そりゃそうよ」

「来たわけ?」

「きたよ。もちろん。呼んだんだから」

「で? 謝って帰っていったわけですか? 卵も新しいのもらって」

「そう。でもひどかった」

「なにが?」

「その後に、なんの報告もないんだもん」

「なんの報告???」

「こういうことが二度と起こらないようにするために、そちらでは今後どうするのか方針を提出してくれといったのに、何もないから電話した」

「なんて?」


・・・・あと省略


いやはや、人にとって「当然」と思うことがこれほどにさまざまかと驚きました
「常識でしょう」って思うことも、ひとによって違うし、仕方ないことですね



ところで、たまごです


割ってみたら、たまごの中から黒いのが出てきたというだけでは
どんなものか想像するしかないですが

しゅうとに聞いてみると


「血卵(けつらん)かもしれんな」



これは、鶏が大きな音などで驚いたりするとそのストレスで、血のたまった卵を産んでしまうのだそう

大きい養鶏場では、光センサーみたいので完全にとりわけることができるそうです


「じゃ、うちではどうやってとりわけるんですか?」

「なんもせん」

「そういう卵も送るかもってことですか?」

「去年1回あった」

「へえ」

「道の駅のレジのひとに、お金やってくれ、といっとる。一個ぶん」



ふーーーー




こういうことは、たまにあること、と思っていただくしかないんですね
前出の人のように、

「二度と起こらないようにどういう対策をとるのか、報告してくれ」とすごまれたら

うちは、卵をやめる、という選択しかできないです



機械を買う→購入費を償却するために、鶏を何万羽に増やす または 卵の価格をあげる


という選択肢もないし



でもお金はお返しします

何十万個に1個の黒玉子
吉兆かもしれません(・∀・)

「山育ち桃」は8月1日から発送できそうです

つぎの「川中島白桃」の収穫

最初は7月末、と言っていたのですが、おそくなりました

8月1日~2日からか、と園主は予測しています



「山育ち桃」は、今日でお待ちのかたがほぼいらっしゃらない状態になるので、
収穫が始まったら即日お送りできます。


自然派桃のご注文もお受けしています



今年の川中島は、やはり小さい。

例年、おおきな玉ぶりが気持ちいい桃なのですが
全体に小さめで少しかなしい・・・


しかし、木の様子は絶好調です。
あと一週間で、急転直下の悲劇が襲わないとも限りませんが

1回だけの農薬散布でついに1年のゴールを迎えそうな予感です♪



次は「農薬1回だけ」じゃなくて、無農薬?


と言われますが、それは園主は考えてないようです


今回も、「必要になったら使う」と言い続けてて気がついたら・・・・というかんじなので

木が「もう、だいじょうぶ」と言うまでは、農薬1回は使って桃をよりたくさん実らせて
たくさんの人に届けることを第一とする考えです


ことしの桃は8月10日まで(あくまで予想)


だめかイケテルか・・・?


天気が「美味しい桃ができるとき」の様子を示しているので
いまのとこ、期待は高まってます


山育ちの桃、サイトの文章もちょっと変えました



見てやってください



茶色い「あかつき」


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お客様におとどけできない桃。片隅にこうしてよけられてます




今日一回目のブログで

道法さんがうちの桃を食べたときの話で

中が茶色かった、と書きました



かれは茶色い桃も、ぱくぱく食べていましたが

桃が茶色いと、腐っていると勘違いして、食べない人が多いかもしれない、と気付きました


この茶色は、去年まで「にがみ」が混じっていましたが
ことしは、甘さがたっています

茶色がそれほどの問題ではないかなあと思い始めています
なるべく送らないように、真剣に必死で避けるように選別していますが
現実には、外に兆候がでず、
なかみを割ってみるまでわかりません。


この茶色を、くさっている、新鮮じゃない、と思ったお客様もいるようですが

うちの桃の新鮮さは、どこのスーパーにある桃より新鮮です。

木からもいでから、長くても48時間でお宅につきます。



茶色くなる原因は、畑の昼間の気温が高いからです。

完熟桃を送付しなければ、こんなことは起こりません

完熟だから起こります。



百貨店であれスーパーであれ、流通している桃は、完熟などほど遠い時期に、早取りされる桃です。

これはどの作物でもそうですが、店頭での棚もちをよくするためです。

店の棚で売れないまま三日たっても、きれいさを保つためです。

店の棚に並ぶまでに、3,4日かかる店はざらにあります。



未熟状態で収穫しても、時間がたてば作物の色はものによっては濃くなりますが
これは追熟ともいう言い方をしていても、実態は腐敗にすぎません

土から離した作物は、それ以上熟さず、ただ、色を変えていくだけです



お客様の
感想をいろいろうかがいながら、来年のことをいろいろ相談中です


もっと見栄えをよくするために、

遮光袋をかぶせるほうが、しあわせになる人が多いのかなあ、ということも検討中です


じぶんたちの決まりごとにこだわったりする気持ちはないので

応援してくれる人が望んでいるもの、わたしたちもそういうの、いいなと
思うものを作っていきたいです



ご意見、ウエルカムです



追記



今年は、全体に桃の玉が小さい傾向にあることを繰り返し書いています

実際、送られた桃をみて小さいと思った人もいると思います

桃の箱は、毎年つくりかえるわけではなく、こぶりの桃用の箱をオーダーするようなこともしていません


そのため、直径が小さい桃だと、玉の数は増えますが、正味の重量は
例年よりも、少なくなっています。
例年だと、だいたい4キロでおさまりますし、それを超えることもあると思います

以前たまたま測ったら、500g超えていたこともありました

もちろん、質量が増えたからといってその金額を請求したりしませんが(笑)


お肉の計りうりのように、ひと箱ずつ測ってつめることはできません


完熟桃という、非常に繊細な神経を要するものを、
いかに安全にお届けできるか、それだけ考えて作業しています


今日、お客さまから「4キロの山育ち桃に3500グラムしか入ってなかった」とご意見をいただきました

注文サイトには、「玉の大きさによって数もかわる、質量は目安」と書いています。



どのように表記すればよかったのか、今ふたりで考えているところです。



ご意見ありがとうございました。










「こんな美味しい桃は今年はじめて食べた」

と、今日、言ってくださったのは


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道法正徳さん

農薬や肥料を使わないでおいしく、量がとれる農業を指導して全国と海外を歩いているかたです

数週間前


「桃が大きくなりません!」


と電話でいったら


「ことしは全国、どこも桃がよくないよ、福島も岡山もどこも」

「どこも小さいんですか?」

「大きいの作るのは、枝にならさなければ大きくなるだけの話で、大きさを大事にするとこの桃は大きいけど
 
 問題はそれだけじゃなく、味がのらないとか甘くないとか、いろいろある」


そういう話をしたせいで(このことは前にブログにかいてます)、



今日、熊本にきたついで、と寄ってくださったのでした

「ちょっと食べさせて」

と到着後、おっしゃるのでとったばかりの桃をだそうとしたら

「ああ、これでいいわ」

と、山育ちにもならない、さっき投げ捨てた桃をステ桃の箱から拾って

「洗ってくる」 と洗い、

そのまま、手で皮をむいて食べ始めた


わたしも、園主も「あーあ、そんなの食べなくても」と思いながらみてましたが

「おいしい 今年こんな美味しい桃、はじめて食べた」

と目をまるくしていうのでした


ちょっとください

と切り身をもらったら、やわらかくて、中が茶色かったけど、たしかに美味しい・・・・・・


「甘いし、すっきりして、美味しいね、こんな桃はどこにもない。今年はどこもこんなに美味しくないよ」



捨てるのは、やわらかすぎるからなので
やはりこういうのを送ると、着く頃には質が悪くなる可能性は大きく、
これを箱詰することはできないんですが

桃って難しい


とまた思いました



「お客さんからおいしくない、って言われることがあるんですけど、みんなにおいしい桃を送るにはどうすればいいんでしょうか」


なにを馬鹿なこときくんだ、と園主が横で何かいいそうになりましたが


「そりゃ簡単だ。もっと美味しい桃をつくればいいだけだ」と道法さん

「どうすればもっと美味しい桃ができますか」



このへんからは人吉の蕎麦屋さんで、そばをすすりながら


「間違いなくいえるのは、今年より来年のほうがもっと美味しい。

さっき畑見せてもろうて、思ったけど

木の先端の葉っぱに、船型葉がたくさんでとる、先端の葉が大きい。

これはいい芽がでとるからやね

いい芽がでてる木は、来年の2月に根ができるときに必ずいい根ができる

いい根ができた木には、いい花が咲く」


そこで、悲観的&ネガティブシンキングなわたしは聞くのです


「また来年も花の時期に気象異常が起こったら、今年みたいになりますか」


と。

道法さんが言いました。


「今年は、春の寒さと梅雨の豪雨でいちばんひどい状態やったけど、
 今年より来年のほうが、気象異常に対抗できる木になっとる

 いまはまだ、十分に、気象異常に対抗できる木になってないから、まずいものもある」



農薬を使う畑も使わない畑も、見て歩いて知っている人が
こういってくれたのは、勇気づけられました


誰にとっても美味しいフルーツは、まだつくれませんが

ご支持の声も、ご批判の声もみんなうけとめて、つぎの糧にしていく気概はふたりともばりばりですので
よろしくお願いします~



それにしても、桃畑の状態は、葉や木の状態、かなりよいようで、

去年よりよくないというだけで暗くなりがちな私たちに


「じぶんだけみとったらだめよ、日本中よくないときは、それなりになる それなりのなかで、どういうふうにもっとよくするかは、それぞれの畑のしかたでね」



未熟ものなりに、去年よりよいのかもしれませんね

去年おほめのことばをいただいたお客様は、今年の桃をどう受け止めてるのか、
けっこう気にしているわたしですが


そういうのは、かなりエゴイスティックで、自然を人工でどうにかできると思っている証拠ですね



と今日思いました


どうしようもならないことがある、とわかったうえでやっていかないなら
もっと人工的な農業すればいいんでした


農薬1回だけで育てた健康桃「自然派の桃」、販売中♪

川中島白桃、

7月29日から収穫、発送ができそうな予想をしています
これが最後の品種

収穫の最後は8月10日くらいまでかな(長くみつもって)


「お取り寄せの桃」(贈答用・化粧箱入)は注文受付できませんが、

「自然派の桃」(標準品)

「山育ちの桃」(わけあり品)

は、注文をいただきましたらそれほどお待たせせず、お送りできる予定です

今年の川中島はどんなふうにお届けできか、まだわかりませんが
楽しみにしています


ところで
ただいま「お取り寄せの桃 中箱」が大渋滞しています

お待ちのみなさま、大変申し訳ないですが、8月のあたままでかかる分も相当あると思われます
いいものをえりすぐるので、時間がかかり、毎日少量しかでていきません


急いでね


と、お客さまを代表して言い続けていますが


畑がそうなんだから、そうしかできない


というお答えです・・・


今日、朝は「たくさん送る」といったので、お客さまからの電話に、送れます、と答えましたのが
送れないとわかり



「送れるっていっちゃった」

「だめ」

「だめ? ほんと?」

「うん。だめ」




すいませんが、もうしばらくお待ちください
お取り寄せ桃 中箱をお待ちのお客さま・・・


「うちは採れたものは、ぜーんぶ客に送るから
そもそも送れんようなもの、ないから
選別? そんなもの、せんでもだいじょうぶ
いいものしかとれんから」



と言っていた桃農家みたいになれ、とはいわんですが・・・



・・・・・・・・まあ、いいか


「山育ちの桃」、販売を再開しました

「山育ちの桃」の販売を再開しました


ジュースにしてもいいし、コンポートにしてもいいし、
ひょっとしたら生で食べてもおいしいかもしれません


お買い物はこちら。発送はそれほど先ではないはずです。
自然派の再開は、まだわかりませんが、数日後かもしれないと思います



お叱りと大絶賛と両方いただいている「山育ちの桃」です

どうぞまだ召し上がってない方は、召し上がって、ご意見をおきかせください

農薬1回しか使ってないので、
かいがら虫対策をしておりませんで、皮表面には赤い斑点が出ています

太陽光を遮断する袋を使ってませんので、まだらで濃くて、驚かれるかもしれない皮色です


(うちのすべての桃がそういう桃ですが)



満足するかしないかは、食べた人のそれまでの食歴とか好みとかで違うようです



期待しないで、召し上がってください



私ですか?
私は、食べるたびに幸せになっております
毎日食べるものが、「山育ちの桃」です


<追記>


鹿児島の天文館通にあるブラッスリー・バンダンジュでは、この桃をベリーニにしているそうです

おお、ベリーニ!!! すっかり完全に忘れていました、その存在を

桃を砂糖(ほんとはガムシロップがあればいいんですけど)と一緒にミキサーにかけてとろっとさせて、
それをグラスにいれまして
スパークリングワインを注ぎまして・・・・
本来は、スプマンテで作りますが、白ワインだって美味しいはず! 

イタリアのハリーズバーが発祥の地
ハリーズバー、懐かしいなあ
いえ、ベネチアでのバカンスの思い出にふけっているわけじゃなく 
ヘミングウェイのライフスタイルを記事にしたとき勉強しただけ


バンダンジュのベリーニはどんなレシピなのかな
お近くのかた、ご旅行中のかた
行ってみて、私たちに教えてくださいませ