いちごとアブラムシ対策

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いちごジャムを作っているとき、なべの様子を見ながら

きれい

と感動していることがしばしばあります
鍋の前にいるときは余裕が1gもないので、
ときどき園主に撮ってもらいます


ところで
きのうは、大豆を煮るのに使った大きな寸胴鍋を借りた友人宅に
鍋のお礼としていちごをもっていきました
いちごが緊急事態的すくなさなので、こういうときでも人にさしあげられる余剰は、ジャム用しかなく

めちゃ形のいびつな、例年ならおすそわけでもこういうのはだめ、というレベルの見た目でしたが
おいしい、と感動した声でいってもらって

「うちが頼んでいるいちご、まだでしょ」
「まだ。ごめんね」
「これでも十分いいかも(笑)」

まあ、そういうわけにはいかないのですが

そういわれて、二人とも同じこと考えてしまった

来年は「野生味あふれるいちごのバスケット」みたいなの考えてもいいかもって
どうしても、世間の考えるいちごの基準はこうだろう、というのにあわせてセレクトするので「よけもの」になってしまうものが多いのですが
味はやっぱりおいしいと思う


そろそろ見た目のためにだいじなものを犠牲にするという考え方は少数になっていくような気が
なんとなくします


日本の野菜があまりにきれいすぎて、昔ミャンマーから帰ってきたあと一週間くらいスーパーにいくと
「怖い」と思えてしょうがなかったことがありました
そういう怖さはそのうちなれて、何も感じなくなりましたが



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こちらはいちご畑

ぶらさがっているのは、ニームというインド産のハーブ
あぶらむしがこのにおいを嫌うそうで
私たちの果樹剪定といちご栽培の師匠、道法さんに処方してもらったもんです

写真の左にすっくと立っているのは、にんにく
これもアブラムシヨケに植えています

うねに敷かれているキラッキラしてるのは、アルミホイル
アブラムシヨケに、私が敷きました


そんなこんなの努力をよそに「天敵ががんばるから、心配しなくてもいい」
という園主の言葉どおり
てんとう虫さまが、日々増えています

3センチ四方の中に三匹が顔をつきあわせてアブラムシを食している風景もあるほど
てんとう虫密度が日々あがってます
あと、ヒラタアブもぶんぶん飛び回っている

ウエルカム天敵くんたち!!

(ちなみに、てんとうむしもヒラタアブもアブラムシの幼虫を食べます)

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ぶどう園の準備


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おとといからぶどう畑に、ビニールの屋根を張っています

ビニールの屋根が必要ない地方もあると思いますが
このあたりは、6月なかば以降、ものすごい豪雨地帯にありまして屋根は不可欠

毎日雨にあたってそれが乾くまもなく次の雨がふるという日が数週間

読んだ記憶があるようなないようなモームの「雨」を雰囲気だけ思い出すようなあめあめあめまめあめ・・・
の日々

気になるのは病気です

うちのぶどうは、殺菌剤や殺虫剤、除草剤等の農薬を使わないので、せめて傘くらいさしてやろう、というかんじでしょうか


昨日、いちごを買ってくださった方から「いちごのエネルギーがすごい。元気になる」とお電話で言ってもらって
またわたしの悪い癖で
「でしょー」
といってしまいました

「そうですか、ありがとうございます」
と上品にかえせばよいのに


日々食べているので、ふだんは忘れているのですが
体調が悪いときに実感します

台所にまわってくる変形いちごを一粒つまんで驚きに「わ!」とか声がでてしまう
「元気になる」いちごだとは、去年から何回かうかがってきましたが
自分が弱ってないとこういうことわかんないんですね

数日前、不調をいちごに救われたばかりだったので
いただいたご意見に同士をみいだした思いで
「でしょおお」と言いたくなったわけです
そんなこと言われても園主は「そう」くらいのクールさですが

ま、いいじゃないですか


ぶどうも、元気になるぶどうだということは
去年の手術&入院の際に実感ずみ
ぶどうの収穫まで、あと半年!


いちご畑の話を最後に
ちょっと調子がついてきました
安易な予想はするな、と釘を刺されていますのでこれ以上言えませんが・・・


02/27のツイートまとめ

NishikiFruits

lenovoというパソコンは、現在日本で買える最安パソコンのひとつ。1年たたず壊れます。カスタマーサービスに電話すると上手な日本語で対応してくれます。パソコンを初期化することを要求しそれでも治らないなら取り替えます、という内容を滅多に聞かれない最上の丁寧語で言われます・・・
02-27 18:24

てづくり麹と味噌しこみ

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こんなふうに麹をつくること3回ぶん

そこに、加えるのは

友人が安く手に入れてくれた無農薬大豆5キロ

園主が安く手に入れたチベット産岩塩で5キロ


で味噌を仕込みました


ストーブで炊いても4日たっても柔らかくなんかならなくて
たんに「豆を柔らかくするには薪ストーブはむり」ということだけがわかった

そりで
やはり、先人のやり方は正しい、とひとつ覚えて、圧力鍋で炊いた豆で

味噌しこみ


やったー
と喝采したあとで




と気づいた

塩の分量
めちゃ多すぎ・・・・

いろんなレシピを参考にしたあげく、数字が混濁
いえ、わたしの頭が


気づいたとき
ふたりで
どかんと
落ち込んだが

2分後には園主が

「これは塩麹じゃなくて、塩だいず麹というあたらしい商品ができる」

と言いだすので、ま、いいか

いつものように

時の経過というおいしい調味料に期待することにしました



その日は、近所の会合にちょっとだけ参加したので
おばあさんたちに「今日、味噌つくっているんですけど」と
アドバイスを求めようとしましたが

みなさま揃って

「味噌なんかもうずーーーっとつくっとらん。買ったほうが安かもん」



しゅうとめと同じこと言われた


何が高いのかさっぱりわからん、と思うのは労働力を計算してないからか

たしかに
材料は安くても、費やした時間を時給カンザンすれば
ものすごい金額です

麹2升に4日 それを3回やると合計12日
大豆煮るのに・・・・5日(最初から時間短縮を望めばもっと短縮できたが)


つぎは醤油つくりたいねーー
と話している

その理由は
ただひとつ
やってみたい
というだけ


どんな味になるのか知りたい、というのはあまりなくて
醤油つくるという経験はどんなものか知りたい


いま同じように、経験したいと思っているのは油づくり
作るなら椿あぶら


椿の実を1俵ひろって持ってきたら
古式ゆかしいやりかたで絞ってくれる場所はみつけましたが
ほんとに拾えるかどうかは、相当難しそうです

(しかし労働力の時給カンザンを忘れるしない私たちは何日でも拾っていられそうで怖い)


あそこに実が落ちたら拾いにいこう、とかいってる椿の並木があるけど
実は葉っぱと同様、落ちたら公共のものかどうか

東京の青山では並木の銀杏はおちたら公共のもの
タクシー運転手がたくさん拾ってたな


life is game , world is playground
人生は遊び 世界は遊び場


さていまからイチゴジャムつくり

今朝、むく工房さんで買ってきた天然酵母のライ麦パンにのっけてジャム食べました

美味しいと思うのは手前味噌? でもいいやっ



忘れたころに

知典です。
すっかり忘れてました。

去年の11月くらいか?
見事にでかくなったヘチマを大きな石を重石にして水の中につけておいたのです。

今日なぜかそちらのほうに目がいき、おっ!!??


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ヘチマの実はすっかり水で溶けた感じで、水を流しながら洗うときれ~な白い繊維が。

しばらく乾燥させてから使います。

「スローライフがしたいんですか?」

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と、うちに来た営業マンのかたが、首をぐるぐる回して家のなかを見渡したあとで
ひと言


「したいんですか?」と質問されて、

改めて、いかにスローなライフを送っているか、確認してしまいました


営業マンがしみじみ見ていたのは、薪ストーブ
その上に載せた大きな鍋
ストーブ横にいる大きなどぶろくの瓶


聞かれなかったけど、大豆を煮ていたのです
味噌つくろうと思って
薪ストーブの火力だと、三日がかりです

しゅうとめは「買ったほうが安い」といって、参画してくれなかったので
私が果敢にも無謀にも一人でやってます

豆は無農薬大豆。1キロ400円を5キロ

鍋は近所の友人が貸してくれました


スローライフとかオーガニックライフとかを標榜する気はないんですが、

「この家、夫のてづくりです、5年がかりの」

という話になると、「そういう系」だと思われる

そうかな、それほどそうでもないんですけど・・・


だがしかし


きょうは、いちごの酵母づくりの第二段階、
小麦粉をいれて水をいれてストーブの後ろにセットしたし(白いのが入ってる瓶です)
ここまでくるのに、10日がかり・・・・・


園主が畑いったら、わたしは内職な風景
いちごジャムのラベル貼りを一枚ずつしている


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昨日一日の生産量


そのあと、米買いに親戚の家にいくし、
帰り道で「コイン精米機」によって精米してるし(コウジ用の分だけ)


午後からはいちごハウスで、アブラムシ対策の第二弾

アルミホイルをウネに敷いていく、というのをしました

そんで、酢を薄めて散布して・・・・

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すろだ
スロすぎる


わたしがそんなことをしているあいだ、
園主は

竹筆

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なんぞをスロスロつくったりしてるし 
あっというまに大小6本完成してました

これで農園のロゴ作ろうともくろんでいるようで。。。



それをすますと、ぶどう畑のビニル天井を張る準備して



その間も、アブラムシを求めてハウスのキワまできている「てんとうむし」を
いちごハウスにスローに投入していました


「去年もアブラムシはすごくなった時期があったけど、天敵ががんばってくれたから大丈夫だった
今年も心配しなくていい」

と園主の主張


わたしの作業は、わたしの心配しょうゆえです

一方で、ニーム(栴檀の一種)というハーブがアブラムシよけによく効くと今日教わりました
桃園には試したことありましたが、いちごにはやってなかった

ニームを送ってくれると今日言ってくれた人がいて、大感謝です


スローないちご畑は、ここ数日、一日に贈答用も家庭用もあわせて8パックくらいしか
お送りできておりません

変形果実や小さいのが多いのです
セレクトの段階で大部分が外され、
選ばれた少数精鋭部隊が、日本じゅうに配送されていきます

園主によると、葉の数が少なくなっているそうです
寒さの影響で新しい葉が出来ていないみたいです
これから温かくなるとまたワシッと葉が茂り、光合成して
いちごの養分になっていくと思います


スローすぎる
農園にお付き合いくださっているお客様に
心からお礼を申し上げます

転換期

知典です。

桃園のハウスのビニールはりなんとか完了です。

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張り終えて真っ白なビニールに浮きたつ桃の枝の姿。

昨年までに比べてかなりびょんびょんと元気よく立ち上がってます。

どうなるんだろ??

剪定方法を全面的に変えて望む2012年。

いずれにしろ結果はでます。

イチゴジャムと映画

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桃のハウスづくりが進んでいます
私は手が必要なときに呼ばれていきます
あとはジャムをつくったり、ラベルを貼ったりの作業で
けっこう忙しい


わたしがこっちに来るきっかけを作った夜、ともいうべき日がありまして
それは「西の魔女が死んだ」の映画に出てくるおばあさんに
わたしのイメージがどうしても重なる
と友人に言われた夜でした

同じことは古い友人にも言われたし
じゃ、見てみるか


映画を見てがーん!


わたしと何が似てるのかわからないという人も多いと思うくらい
表面的には似てないんですけど

おばあさんが、田舎に住んでいる
いちごを銅鍋で煮ていちごジャムをつくっている

DVDでそのシーンをみて、ぐわっし
と、心臓をつかまれた

あたしもこういうことしたいのに
したいことをするのが、こんなに難しくなっているのは、どーして?
人生の方向性、このままでいいの?
どうすんだ
こんなとこで忙しくして時間ばかり流れて


それからの、「思い→実行→実行→実行」のスピードは、人生の記録破りともいえる速さでした
(通常あいだに挟まれるべき「計画」の段階がない)

「西の魔女が死んだ」に出てくるおばあさんに似てるよねーと言われた日から5ヶ月で結婚
1年もかからず
熊本の人になったのです
(西の魔女になったかどうかはしりませんが。西の女にはなったわけで)


熊本に来てしばらくして
ではジャムを煮ようかなと思い
「銅鍋を買おうと思う」と園主にいったとき
「銅鍋はもう買ってある」と聞いたときは耳をうたがいました


ふたりで農家をやっているとやることは、毎日、やまほどあるので
加工場にいくのがしんどいなと思う日がありますが
不思議にやりはじめてしまうと、時間を忘れて夢中になります


作ったものの、売るのはとても勇気がいりました。
あげるのは簡単
でも、お金をちょうだいするのが、高い壁。


「あたししろーとだもん」と何かの拍子でいったら
「おれだってしろーとだもん」と園主に応えられ

あ、そうか

と目がぱちくりでした

AKBも素人、園主も素人、私も素人
素人のよさは、既存の成功のマネをしなくていいことだ
「完成」のポイントは、自分のタマシイに聞けばよいのだ
そーかそーか


はじめてジャムと引換えにお金をいただいたのは、
熊本県庁での即売会 去年の3月

味見をしてもらいながらの即売会

買わなくても目を丸くして「おいしい」と言ってくれるおじょーさまには
「これもってって」とジャムをあげたくなる衝動が・・・

最初の1本が売れたときは、戦慄に近い驚きでした

なんで、買うの??? と言ってしまいそう
おまけにジャムを1本つけたくなるけど、がまんがまん

店頭で売るのはわたしの性にあっているみたいで
楽しかったです


イチゴジャムの季節になると、思い出すことでした☆



写真はいちごで天然酵母をとろうと仕込んでいるとこ

02/20のツイートまとめ

NishikiFruits

@sebahstyan 先日は錦町の講演会でいろいろおしゃべりできて楽しかったです。椎間板ヘルニアの弟と機会を作っていちど伺いたいです
02-20 11:06

春の準備 桃編

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梅のつぼみがようやくふくらんできました
ひばりが鳴いていました

昨日から桃園に天井のビニルカバーをはり始めました

6月からの超大雨に叩かれて、早生の桃の表面が傷まないようにという理由もありますが
3月にはいれば桃のつぼみがふくらみはじめ、
冬眠状態の果樹が目を覚まし始めます

今ならどんな寒波でも大丈夫ですが、いったん目覚めてからやってくる「ド寒波」に
桃は耐えられません
それにそなえてビニルのテントで大きく桃園を囲ってやるわけです

今年は4月になってもまだ積雪などに心配しなくてはいけないとは
東京でさえ言われているときくし先の心配始めたらキリがありません

今朝いっしょに霜柱を踏みながら
ビニルを張ってました

手も足も凍るように冷たい

ふと眩しい光に顔をあげたら
山の端に太陽がのぼってる
とたんに全地球が温かくなった!!
と思うほど体感温度がかわります

(助かった・・・、みたいな気持ち)

太陽あってのイキモノなんだと思いました


いちごジャムの評判がよくて、すぐに在庫がなくなるので

「ほかの農園のいちごを買ってつくれば?」と園主がいいました
「うちのジャムおいしいとしたら、それはあなたのいちごだからだよ」
「そんなのやってみないとわからん」
「わかるよ」