ありがとうございます!!

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夜、「ごはんよー」とよぶ

「ごはんよー」「ごはんよーー」「ごはんよーー」

「ごはんよーー」「ごはんよー」「ごはんよーーーー」



・・・・・・やっと部屋から出てくる園主に、


「どしたの?」



「こないだ送った●さんからメールきとった・・・」



「えっ?(悪いほう想像して目がつりあがる)」



「悪いメールじゃないみたいだけど」


「なんて!?」


「まだぜんぶ読んでない」


「はあ? なんで?」


「早くごはんにいかんと怒られるかなと思って」


「もおおおーーーー食べる前に読むよ!!!」



どすどすと床板ならして部屋にいき、園主の机に座ってメールを読む

瞬間。涙腺ばくはつ。

園主は横でふつーにしているのですが、わたしだけ、「えーん、うれしーーーー」と泣いてました



「そんで、これもきてた」


と、園主が差し出すファックスには、いちごをお送りしたお客様からのうれしいお言葉の数々・・・・



「うわーーーーん」



ごはんの前に胸がいっぱいになり、ごはん食べられそうもないとまじで思いましたが
なぜか食べてしまいました・・・・・・


うれしい


いちごのことに関してうれしさが爆発するのは、もう仕方ないんですよ


いちごは、ものすごく手間がかかるけど、それにみあう値段をつけると売れず、手間をかけずに作るくらいなら


「やめようか、来年」


と園主がいうのです

それは当然なのですが、


「でもいちごおいしいもん」「やめたら、おいしいいちごが食べられなくなるよ」


とわたしのエゴで止めています



わたしが何でも園主なみにできればいいんだけど、


園主は「言葉ではいえない」というワザをたくさんもっているので、不貞の弟子がいくら横で学ぼうとしても同じようにできないのです



この人自身も、学んだとか教えてもらったという経験はほぼなく、見たら覚えた、というアボリジニみたいな人

右脳メインでシゴトしてるみたいなんです



お客様からいただいたメールに、



「どうして、こんなにおいしいのだろう、と不思議なくらいです。」



という園ツマ泣かせな文章がありました。


農村に住んでもうすぐ10か月ですが、しみじみわかってきたことは、




うちに限らず、食べ物の味って、アレしてるとか、コレしてない、とか
じゃあないところで醸成されるみたいですね


女性誌とかグルメ雑誌で、うまいもののキジを20年書いてきました。
●●産のアレとか、▲▲で修業した経歴とか、こだわりとか、伝統とか・・・結局そんなのは、瑣末なことで


味は、ハートがつくる

こっちきてやっとわかりましたです




写真は、きょう、柿園の剪定をした枝を運んでいるとこです
剪定も、園主は言葉で教えてくれません


「なんでコレじゃなく、こっち切ったの?」

「なんとなく、コレ切る、ってわかるから」



もおおーーーー。そんなこと言われても~!!!!







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雪ふる葡萄園へ




開墾し、12月に33本の苗を植えた、葡萄園です



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掘り起こした根っこを一箇所に集めますと、高さ1.5メートル、横幅5メートルくらいになりましたが
例によって炭つくりに精を出しますと


こんだけ?

という量になってしまいます




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この段階では、かなり燃やされたあとでして、最初はもっと、とても今日一日では無理ー
と思うくらいありましたのです


でも、何度もいいますが


木を燃やすのってなんて楽しいんでしょう


無我夢中です


園主がうしろからこんなふうに写真をとっていることも知らず

自分の体力でぎりぎりの重量の木を持ち上げては、放り


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(この写真はただの小枝ですけど)

重いマルタを必死で持ち上げたりなんかすると充実感百ぱーです

なんだかすごく偉大なことをしているような気になって、満足しきってしまうのです

火が燃え盛ってる(写真じゃそう見えませんがそうなるんですよ。このあと)なかに
ぎりぎりまで突っ込んでいくのも

快感☆


園主など顔を熱波であぶられ真っ赤になっていました

50歳も近いというのに、頭髪さえ後退していなければ
30代とみまがう美肌の持ち主なのに、だいじにしていただきたいものです


この先は、剪定枝が柿園で大量に出る予定ですが
新たに近在の竹を使って「竹炭」をつくっていく予定です


竹炭は地面を掘って埋める予定
そのうちみなさまにもお分けできるくらいたくさん作れるようになればいいなと思ってます


竹炭を埋めると害虫がつきにくくなるという話もありますし
竹のもつ(類のない)エネルギーを土壌に付加できるという話もありますし


果樹たちが眠っている冬の間に、土壌に対して、できることはすべてやっておきたいと考えてます



ところで今日お客様からお電話をいただきました



「おたくのいちごを食べると、心が豊かになるというか、幸せになってしまうって、みなさんおっしゃるんです」

「おたくのいちごはよそとは全然違いますよね」



お電話のあとわたくし、イチゴハウスへ一目散に走っていきまして
園主にその言葉を伝えました




「おおげさだなあ」と園主。この人はだいたいこういうふうに言う人なんです。クールというよりテレや。


「ううん、そうじゃないよ。あたしもそう思うもんっ。電話の途中で涙でそうだったよ」


でも、誰も知らないじじつをひとつ☆


園主の机の前には汚い、ちっちゃい字で


「食べると幸せになるフルーツをつくれますように」


て、コキタナク変色した紙が貼り付けてあるんですよ。園主が書いたんですよ。


果実の大きさや色や味やら気にすることはたくさんありますが
いちばん気にしているのはこの一点です


だからうれしかったのでした♪
ありがとうございます
錦自然農園はひとりひとりのお客様に支えられてなんとか頑張っております



明日はマイナス7度の予報が出ています
園主は今夜も寒風吹きすさぶ真っ暗な中、いちごハウスのストーブを点火しに玄関を出て行きました



いちごちゃん、がんばれーーー☆

朝はいちご、午後は柿園

今朝の最低気温、マイナス7度。
今期最低の模様。
イチゴのハウスに行って中に入ると、いつもはほのかに暖かいのに今日は寒い。
口から出る息がゴジラみたいです(笑)

イチゴのハウスは外張りと内張りの2重構造になってますが、今朝は内側のビニールの内側の水分が凍りついていてパリパリしてました。いかにも寒げです。

とにかく朝の寒い時間はハウスの中での仕事は暖かくって最高!
外にいるとすぐに手がかじかむのが嘘のようです。

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午後からは、柿園での剪定作業です。
昨日から黒辺田野の柿園の剪定開始しました。面積があるので先を考えるとぞっとしますが、少しずつやっていくしかないですねー。

こんなの見たことない

夕方園主が、「ちょっときて!」と玄関を開けてさけぶや、バタンとしめて出て行きました

悪いことかいいことか

声の調子からすると少し興奮きみ。悪いことじゃないな、と安心して出て行きますと


「ほらみて!」










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「ああ変わった雲だなあ、ってさっきも思いよったとこよ」

「あれは雲じゃない!」と園主りきむ

「雲じゃないなら?」

「噴火だよ。あっちは宮崎のほうだから、霧島あたりが噴火したんじゃない?」

「ええーーーー?」


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見ているうちにどんどん雲が湧いて出てくる
そーだ
あれは雲じゃない
雲だけど雲じゃない


「ちょっとニュース見てくる!」



気持ちとしては、浅間山大爆発を間近に見ているくらいの気持ちでしたが、ローカル局も全国ネットも噴火のフの字も触れてない

ネットにゅーすを検索してやっと

宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島山新燃岳が噴火し、噴煙が1500メートルに達したことがわかりました


霧島は大好きな場所ですので、なにが起こっているのかちょっと気になります



しかし1500メートルの高さに及ぶ噴煙をあげるほどの火山の噴火が
こんなにも騒がれないということは、
日本ではあちこちでよく起こっている、ということなのでしょうか


となりの梨園のムタさんはこの地に生まれ育った人ですが、「こんなの見たことない」と驚いてました


わたしもかれも今年81歳になるしゅーとも、


「こんなの見たことない」


でした











これって正確?

今朝の温度計です。

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イチゴハウスの中には温度計を以前から入れていましたが、今回たまたま温度計をもらったので、ハウス内と外の温度差などを確認できればと思い、ハウスの外に新たな温度計を設置。

で、今朝の外の温度計です。

この温度計は最低・最高気温を記録できるもので、上の棒状の部分の一番下が最低・最高気温を示してます。

温度計の左側(MINIと書いてあるほう)が最低気温のほうですが、それによるとマイナス10度???

え~!
ちなみに今朝の公式な(観測地点での)最低気温はマイナス6度でした。
これって、温度計が狂ってる??

炭焼きライフ

それしかネタがないのか
というくらいよく出てくるネタで恐縮ですが
今日もたのしい炭焼きの時間を過ごしました

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火が燃えている風景も燃えている音も匂いも、二人ともだいすきです

わたしたちの部屋は火鉢で炭を常にたいているのですが
炭というのは、電気ともガスとも違うし、灯油や薪を燃やすのともまた違う、とってもやわらかい温かさを作ってくれるんです
人が部屋にいないときも、火鉢のなかに入れたたくさんの灰のうえに小さなおき火をつくっておくと、
部屋がじわっとあったまっていてくれるので、いいんです

そういうとき使うのは、農業用にも使わせてもらっている炭やさん、尾鷹林業さんの炭

ときどき買うのが間に合わなくてよその炭を浮気してから尾鷹さんのに戻ると、その違いが歴然
こんなに質がいいのに値段が高くないのもすばらしい(ネットでも買えます)

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園主は昨日も赤く燃える炭火をうっとりとみつめながら、「いいなあ、この炭はいい~」としつこく独り言を繰り返してました

いまさらながら思うのは、都会でマンション暮らしをしていたときも、火鉢と炭を使えばよかったということです

ずっとエアコンと電気ストーブに頼っていましたが、
炭と火、という自然の要素を都会の暮らしに持ち込むことで、日々がどれだけ癒されたかと思うのです
(そのとき、いい炭に出会えた可能性はゼロでしたが・・・)
炭さえよければ、炭は暖房機能などより、部屋の気の清浄化に一役かってくれます


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写真は今日つくった消し炭
先ごろ開墾したばかりの土地に、柿の苗を植える前に、この炭を埋める予定です
焼き穴の奥にあるごろごろした大きいのも、同様、土に埋めます

焼き穴の壁面の土は何度も火に焼かれて、だんだんやきものっぽくなってきました
この土は削り取って、いちごの苗を作るときに利用します

火で清浄化されているので病気の菌を心配せず、植えることができるわけです
いちごは、菌に弱く、病気に弱いので、苗をつくるこのいちばん最初のとこがとても肝心・・・だそうです


家庭用いちごのパッキング

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家庭用としてお送りしているいちごです

贈答用のいちごは、園主がしっかりめを凝らしておいしい、きれいなものを厳選してパッキングするのでたいへん時間がかかります

家庭用は小さいものも半分近く入っているけれど量がその分多くなり、
どっちがいいのかわたしも迷います


しかしどちらにしても、こんなふうなきれいなパッキングは、わたしにはできません


それくらいできるよッ


と強気にいっても、わたしがすると、どこかみすぼらしくなります


しかし園主のこの「詩事」は、一粒一粒愛情こめて、ためすがめつ精査しながら、慎重に詰めていくので、当然のことながら時間がかかり、わたしは横でみていて、もうちょっと効率よくしてください、といいたくなりますが




わたしがやると、いちごの世界観がかわってしまった・・・というくらい違うので、いいたい気持ちは抑えて横でみてます


効率度外視のていねいな仕事は、かれがほかの果樹仕事の何をやってもそうなので、それ以外はたぶん、できないのです


ところでわたしは、ここにくるまで、いちごのパッキングというのは、機械がするのだとなんとなく思っていました


違うんですよ
人の手が、じっくりゆっくり、いちごへの愛情の最後の注ぎ場とばかりに、おこなってることなんですよ



アナログな世界はまだよのなかにたくさんあるんです



きょうわたしは、いちごの「はかき」をしました
かれた葉っぱなどを株根から取り除いていく作業です
いちごはまだこれから、あと四ヶ月くらい新しい芽を吹き続けるので、死んでいく葉っぱを取り除いていく作業を日々やらなくてはいけません


きょうも氷点下のようです
もうすぐ園主はハウスのストーブを点火しにでかけていきます
たまにはついていけよ、と自分でも思いますが
寒いのでパスです


こんなに毎日氷点下で、毎日外にいかなくちゃいけないなんて・・・、と思いますが


もし帰ってこなかったらどうしよう



と。園主が出て行ったあとのまっくらな戸外を眺めているわたしも、ちょっとスリリングなんです


開墾地の耕起&炭マルチ

今朝、知り合いから1本の電話。
今日、トラクターで起こしに行くけん!(つまり、トラクターで土地を耕起するということです)

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時間があるときに!(でもできるだけ早く)で黒辺田野の耕起をお願いしてたので、すばやい動きに感謝です。

さすがにでかいトラクターだと広い面積をきれいに、深く耕起できるので、このような初めて耕すような場合にはとっても好都合です。

あと1回耕起をしてもらって苗を植えつける予定です。
柿を植える予定ですが、収穫できるようになるのは3年後くらいからです。なんとも先の長い話ですが・・・


by 園主



近所の栗農家からいただいた栗の枝も加わり、剪定枝がたまったので炭つくりをしました

私たちがつくっている炭は、消し炭と呼ばれるもの。低温度で焼くので土壌改良向きです。

炭はぶどう園を中心に、果樹のまわりに敷き詰めます(マルチといいます)

なぜ炭なのか、ということを簡単に説明しますと、

炭は土の中の微生物を増やし、ミネラルを補給し、土のなかのミネラルやリン酸を根に供給してくれるといわれます

理屈よりなにより、

「炭いれるようになって、甘くなった」

となんにつけ控えめにしかいわない園主が自信をもっていうので、今年は実験的に、例年より大量に炭をマルチする方針でやってます

炭がなぜに微生物を増やすのか、そのへんはけっこう調べるとおもしろいみたいです


一輪車を炭でいっぱいにして果樹園まで引いていき、ざーっと果樹のねっこに敷き詰めるとき、
すごい充実感を感じます 
なんでなんでしょう

明日も炭まるちっ~♪




by えみこ


毎日が氷点下

連日の寒波襲来。
寒さにもちょっと飽きてきました(笑)

今朝の最低気温はマイナス7度。
球磨郡に引っ越して9年めになりましたが、経験したなかで最低の気温です。



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加工所と屋外トイレの給水パイプが、凍結によって破裂してしまいました。

こんなに見事にぱっきりとパイプが割れるとは!

聞いたことはありましたが、実際に経験するとかなり驚愕します。

今日は一日パイプを切ったり、つないだり、ボンドをぬったりで、通常の剪定に戻れたのは夕方5時前でした。



いちごハウスも、昼間の太陽の日差しのある時間でこそ20度以上の気温になりますが
太陽が落ちてしまうと外気温とそれほど大差ありません。
氷点下の気温になってしまえば、果実も花も凍ってしまいます。

氷点下の気温になりそうなときは、夜中まっくらな中、ハウスまでいきまして石油ストーブに火を入れます。

こんなことは去年までは「たまに」というかんじでしたが、今年はもうほぼ連日、毎日です。
キーンと冷え切った空気のなか、街灯もない道をてくてく歩きます
雪など積もっていると、ちょっと寂しい気分になります


しかし悪いことばかりではありません。
今年のいちごは、ゆっくり育っているせいか根のはりがよいようです。
味も、去年よりおいしいと評判です。



イチゴの園は、きょうも春

寒い寒い、という話ばかり伝わってきます
熊本は南国だと思っていたら、マイナス10℃なんてご近所さんもあるようで
このへんもマイナス6℃くらいだったら、うんざりはするけれど、もう驚かなくなりました

こんなとき、
どこよりもパラダイスなのは、イチゴハウスのなか

日光さえ当たっていれば、ビニルの壁で密閉されだけなのに、ふしぎなほど温かく30℃を超えていたりすることもあります(外は4℃くらいでも)。表を吹きすさぶ冷たい強風も、文字通り、どこ吹く風。

みつばちもこのなかではぶんぶん元気に飛び回り、つかのまの春気分を味わえます


私はこの南国ハウスのなかできょう、木酢液などを葉面散布しました
みつばちがあまりに元気よくブンブン羽音高く飛びまわっているので、中に入るのをしばらくためらいました


「みつばちに刺されないコツは、スローモーションで動くこと」


と園主はいいます


まだわたしが東京にいるころ、シゴトの合間に熊本にいる園主に電話をかけたら

「いまハチに刺されたとこ」と園主が笑いながらいいました
ハチに刺されるなんて、テレビニュースで見るできごとで、きいてるこっちは激しく動揺しました


「えっ! い、いたい??」

「うん、いたい」

「ど、どうする? 病院いく?」

「うーん、それは必要なかろう」

「おしっこかけるといいって聞いたことあるけど」

「だけど、場所的にちょっと難しい」

「どういう意味?」

「顔に刺された」


なんて会話を覚えています。
園主の顔は翌日、ぷっくりとふくれあがったそうです


ハチに刺されたらおしっこがいい、というのは本当かどうか、試す機会がこないことを祈りつつ、超スローモーションでハチたちがいちごの花に顔を突っ込んでいる横をホースをもって通り過ぎました

by えみこ


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これは、近くの栗園。約1ヘクタール。
そこで出る大量の剪定枝をもらってきてます。

それを焼いて大量の炭を作ってうちの畑に入れてます。
かなり作業は増えますが、作物には良いのでがんばります!

by 園主