果樹園の土壌をつくる草

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枯れ草が横たわる荒涼とした風景・・・
じゃないですよ~
枯れ草は「緑肥」なんです


この「緑肥」、数ヶ月前まで茂りに茂って、柿の木を窒息させてるんじゃないかと心配していました
見たこともない猛々しさで柿の木にからみついていたんですよ

それはマメ科の植物で、みためは野原でよくみた「ぴーぴー豆」なんですが、雑草ではなく、園主が種をまいて育てたヘアリーベッチだったのですね


「こんなに繁殖力のある雑草をほっといていいの?」


なんにも知らないわたしは、そんなこと言ってました


「いいんだよ。そのうち枯れるから。枯れて肥料になるんだから」


それでも、雑草に隠れるようにちらっと柿が見える、というくらいの木も少なくない柿園の風景は、けっこう怖いものありました


ほんとに枯れるのかなあ・・・・・

心配ご無用
ついにその日がきたようです


柿の木は、ヘアリーリッチにからみつかれ苦しそうだった日があったことなんぞウソのように、ズンズン成長しておりました


緑肥のおかげか、柿園の土はやわらかく、歩くと気持ちいいです


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今日は摘果を手伝いました

実の大きさが3~4cmくらいです

収穫まであと3ヶ月

夏の日差しをこれからたっぷり吸収して、めっちゃおいしい太秋柿になるはずです☆


結婚前は、農業の手伝いをする気はなかったんですが、
自然にしたいという気持ちになり、実際やってしまうのは
やっぱり果樹っておもしろいからでしょう


数日単位、数ヶ月単位で現れるちっちゃな変化がつみかさなって、
数年単位でみればまったく別の環境になってしまう
そういうトライアルの歴史が果実の味を作るんです

今日は園主にくっついて、炭をつくる工房にいってきました
今年の収穫が終わったらここの炭で大規模な土壌改良を行う予定です

どげんなるんやろ♪
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桃をおいしくするために

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桃園になにやらすてきなアートを張り巡らしている園主
クリストもどき?

なわけはなく、桃園の地面に銀色のシートを張っているところです

これは写真を撮る際に使うレフ版と同じ効果をもたらします
シミとかをトバして美しく写す? 
そうじゃなくて、

太陽の光が桃の上からだけではなく、全体にめぐるようにするものです
銀のシートが太陽光をレフ版のように反射し、桃の下方からも太陽の光が照射するようになります

桃は日光がほどよく当たれば糖度の高い、おいしい桃になります


今年は4月になっても霜がふり、すでに桃色の花を咲かせていた桃園は大打撃を受けました

そんななかでも、逆境を耐え忍んで実をつけ、ちゃくちゃくと成長しているサバイバー桃
このシートあたりの桃はまだ緑色ですが


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きっとふだんよりずっとおいしくなるでしょう
写真の品種は「あかつき」
来月には真っ赤に染まって、みなさまのお手元に


桃の葉は薬効があるそうですが、かたつむりも大好きみたいです
先日園主は、桃の木につかまっている「クワガタムシ」を発見したそうな


いろんなお客様がいらっしゃいます

桃のジャム

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桃の季節、まっさかり

といいたいとこですが、連日のどしゃぶりで桃の味がよくありません。
雨があがりさえすればいいんですけど
雨降り中に収穫した桃は糖度が相当低いそう


いまいただいている桃のオーダーは、天候がよくなってからの発送にさせていただいています
もちろん、早急に送って欲しい、という場合はお送りできますし
直販以外の経路では、通常どおり出荷していますが


やまほど台所に運ばれてくる傷桃を使って、桃のジャムをまたつくりました

どんなレシピにするとめちゃくちゃおいしいのか知りたく、いろーーんな方法で作っています

砂糖の種類や量、クエン酸にするか、レモンにするか、ペクチン使うか使わないか・・・・

この日は、シナモンの樹皮をたっぷりいれて、砂糖はいっさいつかわず、いちごを収穫したときにつくったいちごシロップで甘みをつけて作ってみました


かなりいけました♪


シナモンと桃はいい組み合わせのよう


翌日は白ワインとレモンとバニラという組み合わせで作りました


これもお食事のあとのデザートにはいいと思うし、おいしいのですが、単独で食べたときの味を比べると、シナモンに軍配があがるかなと思いました


ただ砂糖と桃だけを煮ても、おいしいです


決定版のレシピを完成させたいもんです
奥がふかすぎて迷い子になりそうですが・・・・・・・

夜の園主 

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夜の短い農家ですが
ごはんを食べてお風呂はいって
そのあとの園主のおしごとは

パソコンわーく
お客様のオーダーを管理してます
そういうことはわたしがします、と言ったこともあったけど
園主はお客様とのやりとりが好きなので
その仕事をうばってはいけないと
思うのであります

けっして仕事を増やしたくないからそういっているわけではなく・・・・

この写真をみて園主、


「この部屋じゃないみたい」


はい
レンズの効果で、せまいお部屋がなんとなくゴージャスに見えますです

なんか、傾いとる?

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活性液の散布しようとSS(スピードスプレーヤー)に乗ると、ん?
なんか、おかしい?

降りてじっくり見回すと、タイヤ1本が見事にぺっちゃんこ。
ためしに空気入れてみるとどこからか空気抜けてる。
さすがにパンクの修理はやったこと無いので、タイヤを取り外してガソリンスタンドで修理依頼中。

ぶどうの袋かけもあと2,3日で終わるか?終われ~!!

園主の写真館

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玄関から見る北の空
夕方です


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筍の収穫に精を出すエンツマ。竹林の向こう側は濁流うずまく川です
ご近所の酪農家のかたのご招待でいってきました


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柿園から帰る途中。でっかい空がこんなふうにどかーーんと広がるスポットが錦町にはあちこちあります

「ニューメキシコみたい」とわたし
「サウスカロライナみたい」と園主


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鹿児島の蒲生にある「日本一の大楠」の前で
樹齢は1500年とも3000年ともいわれるそうです
でかかった
南九州にきてから古木フェチになりました

それにしても、いつもふたりしかいなので、被写体が限定されてます


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でた! 葡萄園の妖怪!! 

ぶどうの粒をよりわけよりわけハサミを入れてます

葡萄の粒にガン飛ばしてるわけじゃありません


葡萄の袋がけ

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葡萄の袋がけが急ピッチで進行中

袋をかける前には

1、粒を剪定する・・・育ちの悪い粒を排除し、粒が詰まりすぎて成長できなくならないよう、粒の数を最低限に少なくします。栄養とうまみの行き渡った葡萄に育てるための必須作業

2、空気でゴミを吹き飛ばす(写真中央の機械)

そして

やっと袋をかけます


わたし、この<1>に、どうも才能があるようです
これを始めると、ノンストップで3時間くらい一気にやれます
ふと気づくとめまいがしそうなほど疲れていたりして

ノンストップでやり続けられて、気がついたら「え、もうこんな時間?」という状態になれるものって
わたしの場合、文章書くことだけでしか経験がないんですよね
疲れも感じず、トイレも行かず、何も考えず、ただハサミだけ動かす時間っていいです

ほかの作業では誉められたことないですけど
ぶどうの剪定に関しては、園主も手放しで誉めてくれます


わたしのやったあとをチェックしながら、ゴミ吹き飛ばし&袋がけをするのは園主ですが、


「すごい。えみちゃん上手。早いし、ほとんど手を入れるとこがない!!」


と叫んでました



埋もれていた才能がこんなとこで発掘されてしまいました


6月のぶどう

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毎日桃におおわらわですが、ぶどうのほうも、着実に成長しておりますよ


粒がたーくさんついているのを見ると、よくぞここまで成長してくれた、と感動しますが

このままじゃだめなんですって。

これから粒をへらすのです

1粒1粒に十分に栄養がまわり、おいしいぶどうになるようにするために欠かせないそうです。


ぶどうは8月からの収穫
あと二ヶ月で、どんなふうに成長していくのか楽しみです。


以前、園主に「うちの桃とうちのぶどう、どっちがおいしい?」と聞きましたら
即答で、「ぶどう」でした。


うちのフルーツの中の、おいしいチャンピオンは「太秋柿」だと私は思っているので、選択肢から除外したんですけど。ぶどうが桃をしのいでいるとは、想像もしなかったな


そーか、ぶどうはそんなにおいしいのか

ぶどうは、売り切れが早くって、おうち用にもほとんど廻ってこないんだそうです

なんと理不尽な・・・・・・・


一方で桃は、ものすごく膨大な量の「おうち用」があります。

朝のにんじんジュースは最近おやすみしております。
かわりに、桃をミキサーにかけて飲んでます

昼間は、桃と、売れるほどたっぷり作ってあるいちごジャムと、ヨーグルト&牛乳などを少量ずつ足し合わせてミキサーにかけていただく「ネクター」がかなりいけます


きのうせいかじょうで、すずちゃんというかわいい桃農家の女性に

「毎日何個くらい桃食べてる?」

と聞いたら

「イッコも食べないです」

というのでびっくり



わたしは「五個かなー」とか言うつもりが、びっくりして言い忘れました



桃はとにかく繊細なので、売れないものが膨大にでるのです

収穫するときに、ちょっと捺しただけで「あと」がつく
そのときには見えなくても、
時間がたつにつれて浮き上がってきたりする。
虫や鳥がちょっと(1ミリ以下)の穴をあけたとしても、そこから傷みが広がり、最初は目には見えないけれど、数時間でそれが顕著になってくる


これらはぜんぶ、パッキングのときに排除します


こうして生まれるおいしいのに売れない桃は、
近所の人には、食べにきてくださいといってもっていってもらうことがあるけど、遠隔地に送ることは、アシガハヤイという理由から無理です~



朝桃園で収穫を手伝いながら、わたしは2個は最低食べます
その後も何かと言うと食べる
五個はぺろり

「桃太り」してるか


もぎたての桃は、茎との接点のとこ(なんていうの?)から水がしたたるほど、水分がたっぷりと充溢しています。





by emi

朝の風景

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ベートーベンの「田園」が流れてきそうな風景ですね

朝5時半、家の外に足を踏み出した瞬間、こういう景色がひろがります。
この空は西に面しており、夕焼け空も壮絶なほどきれいです


このごろ夕焼けをうっとり眺めて時間を過ごすなんてことがなくなりましたが


「ちよひめ」さまが渦中です
今日明日がちよひめのピークかと園主はいいますけど、そういう目算は天候ひとつで簡単に外れてしまうのでアテにできませんです


朝、ごっそり摘んできて



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がーーーっと箱づめ


夕方になると、疲労コンパイ抜け殻のようにどろどろになってしまうのはワタシだけみたいで



園主は、「じゃー柿園いってくるわーーー」



とか、元気に出かけてったりする・・・・・・・・・・・




ワタシもここに来た3ヶ月前よりは、もーのすごく体力ついたな、とわれながら驚いているんですけど
まだまだですわ


by emi






「ちよひめ」が盛り上がってます

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「ちよひめ」が盛りを迎えております

収穫したい桃はいくらでもあって「とってとってとって」の大合唱にも聴こえるけれど
午後の収穫はしませんよ

朝採りだからおいしいんです

でも採っていると、「いちんちじゅー採っていたーーーい」と思う気持ちになるのもわかる


わかる、って他人事なのはワタシは、まだ桃をちぎるのが苦手で、はっきりいうとできません


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このヒトは上手ですよ
もう7年ちぎってますもん



わたしは、




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こういう、倉庫で「立ち食い」でもできるランチをつくるのが関の山
園主はこの時期、「ゆっくり座って食べてる暇がない」とかいいます

このプレートにおける、幸せポイントは、プチオムレツとケチャップです

ちなみに園主は、ケチャ・マヨ好きです

写真撮るんだったら、もうすこしキレイにケチャップのせるんだったな
それより写真撮るなら、食べ始める前にしましょうね

おにぎり3個のうち、たべかけのはわたしのです

おにぎりは酵素玄米ごはん
にんじんときゅうりは、麹づけ
らっきょう&うめぼしは夫の母製


です



まだできることありますよ



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ほーーーーーら、こんなことだって☆やってるんですからね♪


午前6時の果樹園は、ちょー気持ちいいです



by えみこ