7月の農家ツマの一日

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今日は台風DAYでした。

雨は強かったけど、それほどの勢力でもないと甘くみていたら
意外にも強い風で、ぶどうや桃の畑に張ったビニール屋根が持っていかれるかと
一時ひやっとしました。

台風のたびに、ビニールを剥がすかどうか迷ったりするのですが
今回はそんな心配をしていなかっただけに、やばかったです
ハウスがやられた農家は、熊本県内たくさんあったそうです。

これはもう、運というしかない。
今回の台風はスピードが速かった。
南の海で生まれた台風の情報を聞くと、またあーーと、
ウンザリしたりヒヤヒヤしたり呆然としたり諦めたり自然のばかあと悪態つくシーズンが
また始まりまるのか。


そんな今日は
朝からくりちゃんにきてもらって伝票づくりなどのパソコンワーク。

私は別のパソコンでぶどうのサイトをオープンする準備をしていました。

でもパソコン前にずっと座っているかといえばそうでもなく、
倉庫で発送の準備したり、
鶏舎に走ったり、
郵便局にいったり、
雨のあがっている合間にくーちゃんの散歩いったり、

お昼は、目玉焼きを3個もひとりで食べ、納豆に生卵をいれてもういっこ食べ、
なすびとひき肉の炒め物を食べました。

午後の部が1時半からはじまり、

またぶどうのサイト調整をしはじめましたが、
プリンターの調子が悪かったり
電話のご注文が何軒かあったり
やっぱり机の前にじっとしている時間はほとんどなく


というまに四時になり
野菜をいただきに隣町へ。

「最近やせました?」と数日前にもあっているOさんに言われ、
「最近お水を一日3リットル以上のみはじめたら、むくみがとれて痩せた」といったら
「やつれてみえる」と衝撃のひとこと。

そこで
今日のお仕事は大枠は終わったので、
やりかけているぶどうのサイトは、夜の部でつくることにして

思いつきで、お友達のM家に電話しました

「お茶のみにいってもいい?」
「いーよ」

コーヒーを飲みながらあれこれ話していました。

「運動しなくちゃと思うんだけど何がいいかな」
「ダンスがいい」
「でもダンススタジオって若い子と子供ばかり」
「卓球は?」
「どこにそんなものが?」
「近くにあるよ」
「今からいこう」

というわけで

意外な場所にあった「卓球場」に直行。

何年ぶりかわからないけど、卓球をしました。

どうやって持つの? とラケットの持ち方をきくところから初めて
最初はまったくラリーが続きませんでしたが

やるほどに
気合が入っていき、
本気の熱気で試合じみていき、
最後はラリーが止まらない

こういう運動部的な気分は、なんじゅうねんも味わっていないことでしたが

こういうこと、好きだったと思い出しました。

失敗してもうまくいっても、おかしくて大笑いばかりして。

すごく効率的に汗をかいて、一時間ぴったりで終了。

これは、すごくいいもの、みつけたですよ。

これから、なるべく無理してでもちょっとでも時間とって、できるだけ毎日、卓球しよう

と意見いっちで、
解散。

おうちに帰ると
家人が
早くお風呂に入りなさいと
しつこく連呼

今日のくーちゃんの夕方散歩は、「行かなくていいから!」だって。

(そんなに汗でどしゃぶりのようになってたんですかね)

なんでー

ぶつぶついいながらお風呂にいき

いつものように本をもって入りました

今日読んだのは

タイトルが微妙なので内緒にしておきます
(家でもそのタイトルが見えたらオットがいやな気持ちになりそうなんで、気をつかっている本)


お風呂の中でもお水を1リットルものんで、



これを書き始めたら

テレビにGODIEGOがでてきたので
きゃーとかいいながら
テレビ前にすわったりしてました

さて


ぶどうのサイトは、部分的にオープンしましたが
明日はぜんぶオープンする予定です。



金曜発送の野菜は、
水曜日正午のしめきりです
今週も野菜セットと桃の同梱はできないですが
卵やお米や紅茶や緑茶やらとの同梱はできますよ

錦自然農園フルーツストア

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だれも農業で働きたくない

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今年のブドウは明らかに遅いです。この先どういう生育の仕方をしていくのか。芽かき作業はじまりました


昨日の会話です。
しゃべっているのは女子です。
週末の会合はとてもおもしろかったんですが、
今回シェアしたいのは別の話。


「先週末に県内の農家が集まる会にいったんだけどね、
若い人が多くて、古い農家のあとつぎも、新規就農もいろいろいたんだけど、
今悩んでいることはなんですか、という質問に対して、
ワタシのテーブルで全員があげたのが、
誰も働かない、ということだった」

「どういう意味ですか?」

「時給を800円にしても(このへんの農家でその金額はかなり高いほう)、
男は二ヶ月でやめていくのがほとんどだとか、
いちばん働かないのは定年退職した男だとか、
ハローワークの募集に応じてやってきても数日でやめるのがほとんどだとか、
農の雇用っていう国の補助つきで正社員にしても一年でだいたいの人がやめるとか、
事情はみんな同じだった。
要は農業で働きたい人はどこにもいないんだろうって」

「だから外国人ですか」

「外国もね、今はベトナムも中国もタイもそこそこに発展してるし
稼げるから日本にいこう、という人は減る一方みたいだし」

「どうなるんですか、そしたら」

「AIがやってくれるのかな。機械が24時間体制で働き続けるなら無農薬栽培は難しくないといわれるし
オランダは施設栽培がほとんどでAI導入がすすんでいるから
一人あたりの労働成果が日本の16倍だって会長島耕作にかいてあったし
そのうち、これは人間がつくった野菜です、というのが付加価値になるかも
メガ農家が五百軒あれば日本の農業は十分ですから
新規就農なんておやめくださいって時代が目の前かも」

「AIが世界をほろぼすっていうのは本気で感じるね
株も競馬もAIにやらせれば、負けなしって時代になるだろうしね
結局資本のあるほうが、ないほうをくいものにする分野がふえるばかりね」

「人口が減っていけば教育にかける人件費より、機械導入のほうが安いってなるだろうし。
そもそも少数のために学校をつくることがもったいないからって、学校も不要、
教師も不要になるかもね。自宅学習のほうが効率はいいし」

「本当に必要なエリート学校だけにお金を入れたほうがいいって考え方になるかも」

「親が子供になってもらいたい職業って何になるのかな
AIがすすめば職業の半分以上いらなくなるよね
人の微調整が必要なのは過渡期だけで
だんだん1か0かで全部対応できるように、人間のほうが機械化に適合してくよね」

「うちのこどもは、ユーチューバーになりたいっていってますよ」

「昔は映像を作りたいという人は映画やテレビを目指したけど
いまはソフトがタダで配信されて、映画監督の社会的地位は落ちる一方だし
見て数秒で人をキャッチするかどうかが問われるようなユーチューブ的映像芸に
人が流れるのもわかるよね。経費かからないしリスク低いし。
まず最初に芸術家といわれる人種が消えるよね」

「バーチャルなものしかみてないから、ものの価値がわからないですよ」

「新聞である人が書いてたけど、今は人間の歴史のなかでいちばん革新のスピードが速い時代らしい。
トップの知識に追いてかれないようにするのに精一杯で
昔の伝統とか経験知とかが重要視されないし、活用されない時代だって。
昔を知ってることはありがたいことだとワタシは昔思ってたけど、尊敬されている老人いっぱいいたけど
今、そういう扱いされる老人は・・・・」

「機械がやってくれてあまった時間で、何をやっていくかですね」

「ラインで会話するとかで時間つぶすのかね。
これでベーシックインカムが実現したら、ますます誰も何もしないね。
労働から解放されて自由な仕事ができるといわれても
やる人は時間なくてもするし、やらない人は時間あってもしないんじゃないかな」

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くーちゃんはやんちゃで困ります。特にワタシは甘く見られているようでイカン

農業の話からずいぶんそれてしまいました
農業だけでなく、どの業界も人が足りないそうですね
人が足りないのは
人がしなくてもいいことをまだ人にやらせようとしているからかもしれない。
人がするべき仕事ってなんなのかな

そもそも仕事の意味
仕事の定義が変わっていくのかもしれませんね

ゴールデンウイークは、毎年めちゃくちゃ忙しかったんですが
今年はゆっくりすごそうとしています
意識をゆっくり、に持っていこうとするだけでこんなに変わるなら
なぜむかしは忙しかったのか
と言いたくなるけど、どっちにしても「たのしいほう」を選択した結果なんです




錦自然農園フルーツストア


元「東京タラレバ娘」


友人に漫画の「ワンピース」の大ファンがいて、私は聞いたことがあります。
ワンピースのおもしろさを一行で教えて、と。
その人は、間髪おかず言いました。

日本語が読めるのに、作者と同時代に生まれたのに
これを読まないで死ぬなんて、人生がもったいない

国家公務員(独身・男・44歳)が、めったにみせない真顔で言うのでしたが
まだ、読んでないです


いま、たのしみに読んでいるのは、

「ブルージャイアント」(石塚真一)・・・ジャズ
「リアル」(井上雄彦)・・・・・・・・・・車椅子バスケ

すごいです。読み出したらやめられません。

「モーメント」(槇村さとる)・・・・・・フィギュア
「三月のライオン」(羽海野ちか)・・・将棋

こちらも好きです。

そして昨夜深夜までかかって読みましたのが

「東京タラレバ娘」

なんとなくこんな内容なんだろな、と想像していたのを軽くこえて、おもしろ深い。

結婚したくて愛をもとめてさまよう33歳の東京在住女子三人の話がどうしてこんなに刺さるのか
まちがいなく、わたしもタラレバ娘だったからですが。
結婚するのが、どうしてこんなにむずかしいかなあと思ってました
45歳まで。

理由がわかったのは最近ですが、
「結婚したい相手に求めるもの」がわからなかったからです

私の場合もとめるのは、「話ができる」ということ。コミュニケーションができるということ。
おっとにであってから、そうだったよ、これがほしかったよ、と思いました

見かけとか、収入、職業、もっている能力とかは、どんどん変わりますので
そこにはもともと重きをおいてなかったんですが、では、何が重要だと思っているのか
自分でわかりませんでした

コミュニケーションができるだけなら、いくらでもいそう。
話がおもしろく深くなる男友達いっぱいいます。
ところがこれ、「友達なら話できるけど、オクサンになった瞬間からできなくなる」男、
ものすごく多い

結婚前に、それができる人かどうか見極めるということができるのか
見極め方のひとつは、その人が、自分とコミュニケーションできる人かどうかではないかと思います。

男のほうが自分のことわかってない人、多い気がします。
自分に嘘つくというか、本当はなにが大事で何を誇りに生きているかがわかってないというか
誰かがつくった規範から反抗するにしても、従うにしても、宇宙の中心が自分じゃないかんじというか

うちの夫は言葉の数がすくないし、どっちかというと、無口に近いですが
本質しかいわないような感じが会ったその日にしたので
会ったその日に、けこんしよーとなりました

夫もわたしとおなじく、結婚市場からはみだしていて、みつけてもらえなかったし
そういう部分が大事とおもっている人が、多数派ではないということかもです

結婚したいんですけどーー

と女の友達にいわれるときによくいうのは、

いい男なんていないから、原石みつけて、それを磨くつもりでいればいいんじゃない?

です
「なんてこの人、いい人なんだーー」からはじまる関係よりは、
あれこれ問題あるけど、そこは目をつぶれる、というはじまりかたのほうが
先があるといいますか
問題ない人なんていないから

でも、何にめをつぶれるのか、ぜったいにゆるがせにできないかは、
これまた、わかっている女子がすくないから難しいんですが

いつだったか
「食事の食べ方で男をみる(わかる、だったかな)」という女性がおりました。
そんなことは、何の意味もないと思いました。食べ方なんか教えたら変わるし。
変わらなくてもそれが何かを深く意味することはないような。


別のときには
「無農薬で農業している人と結婚したい」という女性もいました。
「そういう人はいっぱいいるけど・・・農薬を使い出したら別れるの? その人が農業やめたらどうする? 
だったら、年収いくら以上じゃないとダメとかいってるのとあまり変わらないよね」

でした。


大好評をいただいております金曜発送の野菜セットは、
毎週水曜正午しめきりです
ごぼりんとうも、水曜のしめきりですが、ただいまご注文が多く、来週の発送ができない場合もあります
お早めにご注文ください。ご注文は、

錦自然農園フルーツストア

7年目の・・・・・・・

昨日、熊本人になって7年目に入りました

熊本にきて
よかたなーーと思うことしかありません。

今では、「よく、あなたみたいなのが東京で何年も暮らせましたね」と、しばしばいわれるくらい
「熊本人」な私ですが、
東京を出るときは、
「やっぱりねーとかいわないから、嫌だったらいつでもかえってくれば」
「来年ここに帰ってきてないことをいのるよ」
とか、私が熊本にいったって、さっさと戻ってくるだろうという予測が
周囲の大半だったのです

たぶんわたしは、ものすごうく、この7年で変化したのだとおもいます

昨日、7年目の記念日に、7年目ではじめて、しゅーとめから、強烈に大量のおこごとをちょうだいしたのですが

申し訳ないくらい、心にひびが入らず、ただ疲労感が集積しただけでした

おこごとの内容は、「犬の餌」です。

犬の餌の量くらいで
大騒ぎになるのは、たぶん、どれだけわたしが、恵まれているかってことでしょう

きのうは、埼玉から森ちゃんがきてくれて
果樹園でひーりんぐらいあーという、シュタイナーが発案したとかいう、木製の弦楽器を
奏でてくださいました

ここ2年くらい、パソコンまえの仕事に集中しすぎて
熊本にきた当初のように、木の一本一本にアテンションするかんじがなかったことを
森ちゃんが、かなでてくれる音によって、わたしが思いました


今週の野菜セットは明日発送ですが、
明日、発送する野菜につけるお手紙をさきほどかきました。

野菜のひとつひとつに、ほんとうに思い入れがあり、
うざいくらい長いお手紙になってしまいますが、
どうぞご笑納ください、というかんじです


オーガニックな野菜、おかし、くだもの、お米などのご用命は
錦自然農園フルーツストア

田舎暮らしとノマド

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お手製の燻製器で、燻製中。田舎暮らしのキーワードのひとつが「燻製」ですね

先週、東京時代の友人と、海の見えるカフェでお茶していました。

証券業界→出版業界→音楽業界

と仕事を渡り歩いてきた彼のキャラをひと言でいえば「誠実」
もうひとこと付け加えれば「義理がたい」
そういうタイプだからできる仕事を、業界をまたぎながら、ていねいに、やってきた人ともいえます。
敵はいないけど、味方はものすごい数でいそう。
各界の有名人も多数含みそう。

いつも会うときは久しぶりなんですが、
会うたび、なんかひっかかる話を残していきます。前回もそうだった。
今回も、なんかねえ、ひっかかります。

彼はこんなことを私に言いました。

きみはえらいよ。もう都会が恋しいなんか思わないだろ

思わない。実家も東京も、すごいスピードで風景かわっていくし、私の知ってるとこじゃないもん。
今は錦町に帰ってきたらほっとする。帰ってきた、って思う場所はここしかない。

すごいよなあ。たった7年で。
おれの友達、田舎暮らししている人多いけど、なんか違うよ。
みんな、あっちこっち、移動してる。ここはダメ、あそこもダメ、って・・・・
結局、海外を放浪としてるやつと同じで、探してるだけ。いつも、次にいくだけ。

それができるんだったら、そういう生き方もありだよね。
お金かかりそうだけどね。きっとお金ある人たちなんでしょ?

まあね。これまで稼いだ金だったり、都会から振り込まれてくる不動産とかの収入だったりね。
カネがあるから、そういうことができる部分もあるんだろうけど、俺なんかからみると、幸せそうにみえないんだよなあ

うちの彼に聞いたことあるよ。
都会から田舎に来たはいいけど、農業に向かなかったらどうしようとか、来たことを後悔することになったらどうしようとか
都会を出る前に思わなかったのか、って。

そしたら彼が言ったのよね。
おれは、覚悟してきたから。できないとか、無理とかいう選択肢はないって思ってきたからって。
だから、失敗にぶちあたっても、いちいち落ち込まないようにしてたって。失敗だって思わないようにしてたって。

言われて私も思ったけど、ここに来るときに、楽しい田舎ライフが待ってるぞとか期待は一切なかった。
友達も、文化もない、ワインもかえない。それでもいいやって思ってた。
思ってたら、意外なことにそうではなかった。
それがよかったかも。夢も希望もないヒトだから、よそにもっといいものがあるなんて思えない


なんて話をしていました。
よその素敵な暮らしをしている人をみて、素敵だなあと思うけど、そこにはそこの大不幸ネタがあるかもしれないし
そこにはそこの問題がかならずどこかにひそんでいると思う。

たぶん、新宿区のマンションで一人暮らしをしている私だったとしても
そう思ったでしょう
錦自然農園のえみこさん、笑ってるけど、けっこうたいへんだろうなあ
とか考えるタイプですから。うらやましくならない。

探し物をしているひとたちは、ポジティブに世界を楽しもうとしている人たちなのでしょう

見方を変えていえば、私たちは探し物をみつけたのかもしれません。

世界がどんなふうに意地悪く見えたとしても、それに対応して変わる自由を自分らはもっている

ということかな。
雨がふったら、ふらない場所に移動するよりも、屋根をつくることを考える、みたいなことです。

じぶんが変わることが前提でいきていれば、たいていのことは、ドラマを盛り上げるためのネタです。


最近なんだか書きたがりが復活しています

また書くかもしれません
田舎暮らしとカマドについてでも(笑


ごぼうのかりんとう、ごぼりんとうが昨日スタートしました。
どうぞ、お試しください。

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