最近の野菜畑

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今年はブロッコリーをたっくさん植えています。
いつごろからかは、はっきりしませんが、野菜セットにドカドカと入ってくると思いますのでおたのしみに。

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こちらのゴボウも、最近は毎週入っています。
無農薬、無化学肥料で15年以上栽培しているごぼう。
太くても柔らかくて、香り豊かです。
1キロ売りもしています→→→→無農薬のごぼう

昨夜は、久しぶりの友人が訪ねてくれて、夕食を一緒に食べました。
ごぼうを大きい一本まるごと削ぎ切りにして
手羽先肉と、たっくさんのきのこ、ねぎで、スープ煮にしました。

おいしかった~

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そうだ
生姜もいれたんだ。
無農薬、無肥料の生姜ですが、さきざきキムチで使うことを考えると量が少ないので
もっぱら野菜セットに入れるだけで、
キロ売りは今年はまだです。はじめるのかどうか、未確定です。


石臼挽きのそば粉、自然栽培の小豆、無農薬の白菜やごぼう、にんにく、お米は
錦自然農園
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80歳老女、元気のひけつ 

facebookページにも紹介している実母のことです

彼女は、70歳を超えてからパワーアップしたと気づきました

母は当時、歩くのも不自由で、
段差を昇降するのが難儀で、いつ激痛がくるかと不安で、めったなことでは部屋から出られない
という状態でありました。

福岡のどこの病院をたずねても、「老人だからしかたない」といわれ、
どんな画像検査をしてもわからなかった。

それで、私が当時住んでいた神楽坂から歩いていけるというだけで選んだ
東京厚生年金病院の整形外科につれていきましたら
レントゲンで、簡単に、わかってしまいました。
原因不明、治療法も不明の、骨が壊疽に向かっていくレアな病気がひざの関節にあることが。

「だけどおとしですから、進行は遅いです。これ以上大きな問題にはならないと思います」

と医師はいいました。

治療法がないんじゃしかたない。

だましだまし、病気をなだめながら生活していた母が出会ったのは、
靴をかえることでした。

歩きやすい、手作りの革靴をえらび、整形外科に採寸してもらって靴底をあつらえたのです。


「どこまでも歩いていけるごたーる」


と母が言うのをそりゃよかったね、と軽く受けておりましたが。

考えてみると、そこから人生が一転しています。

何十年も、きょくどのO脚だったのに、すらーっとまっすぐになっている。
歩くのが早くなり、
肉売り場から魚売り場に行くだけでも、すぐに駆け出す人になっている。


スポーツクラブに通い始め、
カナヅチだったのに、えんえんとクロールで泳げるよう人になったのは、
73歳をすぎてから。

刺繍や編み物が得意で、外で人と交わるタイプではなかったのに
カラオケ教室に通うようになり、
明確に音痴だったはずが、別人のように、聞いているこちらが目を丸くして驚くほど唄えるように。

自転車で片道30分かかる場所まで、ひとりでサイクリングするようになり、

そして一年前から卓球グループをつくり、週1~2回四時間も(部活か?!)
ピシンパシンやってるそうです。

おなかまはみんな、同年輩のババーズですが、
中には5万円のラケットを買って、トレーニングに励むババー様もいるそうです。


もしも、母が
靴と靴底を変える、ということに出会わなければ、
ここに書かれているいっさいが行われてなかったかもしれない
居間でテレビみているだけのおばーちゃんになってたかもしれないと
気づいたので書きました。


先日福岡に帰ったときに、その靴を貸してくれるというので
はいて帰りましたら
やっぱりいいわーーー

これは人生かえるわーーー


と思いましたが
母が靴をあつらえた店はなくなってしまい、
もうそこで買うことはできないそうです。靴屋の名前もわかりません。

でも十年たっても、きれいにはけるのは、
やはり丁寧になめされ、よく選ばれた革で、きちんと作られているからだと思います。
靴底は医師からアメリカにデータをおくり、取り寄せてもらったそう。(保険がきいたそう)


いまさらですが、
靴えらびは、人生の基本の基本、ですね




野菜セット、そば粉、小豆、自然栽培のおこめ、有機栽培のあれこれは

錦自然農園フルーツストア



きょうは何の日?

飽きもしないで、このネタです。

忘れてしまいがちなのですが、
たいていオットが覚えていて、ワタシは忘れている。
結婚記念日よりも、記念日の重要度が高い日。

われらが初めて会った日。
にして
われらが結婚を決めた日。

先週から数日NYから友人がきてくれて
おきてる時間の9割をおしゃべりしっぱなしで過ごしていましたが
あらためて、おっととどうして出会ったかと訊ねられて
これまでに50回は人に話した気がする話をしていました。


はじまりは2000年か少し前のこと。
NYで、かなり不幸だった私は、マンハッタンのとある場所で
不幸度数マイナス2万点くらいのとき、
「わたしが本当にしたい暮らしはどんな暮らし?」と自分に問うたのでした。
目の前の白い紙にワタシの右手がするするとつづりだしたその内容というのは、

「大好きな人と一緒に三食食べる、毎夜一緒に眠る。
広大な土地を所有していて、毎朝畑から野菜を採ってきて、朝ごはんをつくる。
犬をつれて散歩にいき、帰ってきたらコーヒーをいれてあげて
窓から豊かな自然が見える場所で好きなときに好きなことを書いて、
暮らしている」

2009年にそれを思い出して、なんでいまだに行動してないんだ?
と自分をしかりつけ、
その晩のうちから行動開始した方法はネットコンカツで、
探し出して2週間たらずでオット発見。
柿を注文したらあまりに美味しいので、「会いに行きたい」といいまして
メールの交換を始めた日から2週間たらずで、飛行機にのって会いにいきました。

それが11月8日。

あったら数分で意気投合。数時間後には、結婚決定。
翌月二度目の熊本行きで互いの親に紹介、
その一週間後に婚姻してました。


友人がいいました。

「夢がぜんぶかなったってことじゃないですか」

「夢と違うのは、コーヒーをいれてくれるのも朝ごはんを作るのも
ワタシじゃなくてオットだということくらいかな」



友人がNYでマインドフルネスのスタジオに(おしゃれな場所があるのですねえ)
通っているというので、
これまで話したことのなかったことを話しました。


コンカツの肝は、実はマインドフルネスだと思っていること。

オットを探した2009年は、マインドフルネス(ヴィパッサナー)を一日多いときで6時間やっていた。
欲はなかったけど、カンが異常に冴えていた
という話。
なぜ、6時間もしていたかというと、仕事は過去最高に忙しくても予定や計画が充実していても、
幸せじゃないと思ってたからですね。


お金でも名誉でも達成でもなく・・・。
結婚? とは思ったけれど、都会の魚群はなぜかワタシにみすまっち。
はまってないピースが一個、ぽっかりあいている。
何が足りないのかわからないまま20年経過。
いっそ出家でもとまじで考えた日々がとつじょ、
ネット注文した柿一箱で解決してしまった。

足りないものっていう概念もない今日このごろです。



野菜セット、お米、お茶、紅茶を販売中(運命を変えた柿は毎年10月の2週間のみ販売)
錦自然農園

野菜スープの抗酸化力

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先週の野菜セット。無農薬/ねぎ、にら、里芋、大根、かぼちゃ、インゲン、ごぼう、さつまいも、オクラ   低農薬/甘長とうがらし

野菜が体によいことは、ことさら言わなくても誰もが知っていること。

けれど、体によい、と一言で言っても、その目安となるものはさまざまです。
ビタミンやアミノ酸などの栄養素のめやす、酵素のめやす、抗酸化力のめやす、
マクロビオティックなど陰陽のエネルギーのめやす、GI値やAGE値など糖化の。。。。

いづれの指針も満たすものをとっていればいいのでしょうが、それは不可能だし、
そういうことだけで食を選ぶと、楽しくない。楽しくないことは続けられない。


私の場合、水素水を生活に取り入れて、活性酸素を消すことを日常的に行うのが
日々の活力をキープするのにとても役に立っている自覚があり、
活性酸素を消すとか、抗酸化力がある、という単語に惹かれてしまいます。


野菜の抗酸化力を最大限に引き出す野菜スープをご存知でしょうか


酵素が大事だから、野菜はなるべくナマで摂取すべし、と言う声は、世間でけっこう大きいです。
スムージーやスロージューサーで作ったジュースを飲むように勧める理由も、このあたりにありそうです。

ところが意外なことに、多くの野菜で、
煮出した液体のほうが、ナマよりも抗酸化力がものすごく高い
ことが実証ていたのです(もう10年以上前に)。

実験者は、
熊本大学となっていますが、現在は崇城大学という熊本の私立大学の教授で、
ノーベル賞の候補にもなったたいへん著名な研究者だそうです。


以下をご覧下さい。
ナマの野菜と、野菜を煮出した汁の比較では、
ことごとく、煮出した汁のほうが抗酸化力が高い。

ニンジンの抗酸化力がよくいわれますが、ニンジンは抗酸化力よりビタミンCやカロテンを評価すべきで
抗酸化力だったらニンジンの葉を煮出したほうがよっぽど高いということがわかります。

抗酸化力の元となる栄養素であるファイトケミカルは、加熱するとほぼゼロになると読んだことがありますが
ゼロになる野菜も、ゼロにならない野菜もあるということなんですね。

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ブロッコリーは、抗酸化力の王様のような扱いを受けているのですが(私見です)、
大根の葉っぱのほうが、よほど抗酸化力が高い。

「ラディッシュの葉っぱ、栄養がありますから食べましょうねー」
と野菜の発送の際のお手紙によく書いていましたが、
抗酸化力があるとわかっていても、ナマは正直きつかった。
煮出してスープをのめばいいんです。

驚くべきは、
「よもぎは赤しその上にある」

というキャプション。

よもぎの煮汁に、活性酸素を消去する力があるということです

同時に、煎じるという漢方薬の方法は、科学的に理にかなっているということが数千年をへて
検証されたともいえるかもしれません。

東城百合子さんの食養生の本には、しばしば
すぎな茶の効用が書かれているのですが、
要は、煮だし汁を飲め、ということですね。

よもぎ茶、すぎな茶、あなどれません。


水で煮て(塩もいれず)、煮汁を飲むだけで、野菜の力を存分にいただくことができる野菜スープのレシピを書きます。
ゴボウバージョンはネットで知ったものですが、これもけっこう有名なようです。

■ゴボウバージョン
大根400g 大根の葉150g ニンジン150g ゴボウ100g 干ししいたけ5g
5~5.5リットルの水で火にかけ、沸騰したらとろ火にして1時間15分煮て、野菜をとり、スープを飲む。

■カボチャバージョン(ハーバード大学式野菜スープ)
カボチャ、キャベツ、たまねぎ、ニンジンを各100gずつ小さく切り、水1リットルで火にかけ、沸騰したら火を弱め、20~30分煮込み、野菜を取り出し、スープを飲む。


重要なことは皮ごと煮ること。たまねぎも皮をむいてはいけません。
うちでは、レシピにこだわらず基本のレシピを参考にしながら、家にある抗酸化力の高い野菜を入れています。
これからの季節、にんじんの葉っぱもスープにいれちゃいます。
ピーマンの葉っぱまでは、まだスープに入れたことないですが、来年からは
鍋に投入しましょうかね。

ニンジンはまだ収穫できていませんが、収穫が始まりましたら
葉っぱが欲しい人は言ってくだされば、野菜セットにたっぷりとおつけします。


ポイントはひとつ。

野菜は、ナマより煮汁のほうが抗酸化力が高いものがほとんどである

健康なヒトは、スープを1日2,3回
病気のヒトは、1日3,4回飲むのがよいようです。
この野菜スープは、サプリメント感覚です。
野菜は普通に食べます。


今週金曜の野菜セットに入るもので、決まってるものは、

無農薬・有機▼ごぼう、キャベツ、葉付き大根、さつま芋・・・・・・・・
無農薬・無肥料▼ルッコラ、里芋、菊芋・・・・・・
続きはまだ決まってません。


金曜発送の野菜セットのご注文締切は水曜正午です。
無農薬のお米&お茶&野菜のご注文は

錦自然農園

自然農の稲刈り

生まれて初めて稲刈りをしました

不耕起の田んぼは、水を張らず、ちょっとしめってる程度で植えつけます。
苗を一本ずつ、それも手で植えます。
農薬、肥料を使わず、
除草剤も使わず、

そして育った稲を今日、手で刈りました。

草が繁茂する中に、稲がかろうじて育っているという風景

そこを友人らで稲刈りしました。
四人がかりでやるほどもない面積なんですが
鎌と軍手を渡されて、「ここを、こうして、刈る」と、基本的なことを教えてもらったら
作業開始


草と格闘しながら刈るのがたいへんめんどうくさくて
スピードに乗れないのが気もちわるい

「そこまで草を気にしなくても大丈夫」

といわれたときから、私のパワースイッチが「弱」から「強」へ


稲刈りマシンのように、シャカシャカ刈っていきます


横で友人たちが

「晴れてよかったねえ」
「いい風ね。風が山から酸素を運んでくるってよく主人が言ってた」
「こんないい時間を過ごせるって贅沢ねえ」
「みんなこの気持ちよさを知ったら、都会の人もお金払ってでも稲刈りしにくるんじゃない?」


なんて話しているのを聞きながら

しゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃく

スピードにのって作業しないと気持ちわるいんだもん
黙って刈り続けるひと

手を動かさないでいることができない



「そんなに急いでやったら、終わってしまうじゃない。もっとゆっくりやってなるべく長く楽しもうよ」



という声がかかってやっと稲刈りマシンが止まりました。


さっさと終わらせて、田んぼから撤退して、食事タイムに入りたいという一心になっていました



今の時間を、早く終わらせて、次いこう
とするクセ
今より先、ここより先へ行こうとする心のクセは、根強いものがあるなあと思ったでした


まあランチに用意されていた「養生鯉こく」「去年の自然農米のごはん」
が早く食べたい、という食い意地が大きかったともいえますが。。。



稲刈りは、たのしかったです
スパッと切る快感
1時間そこらで終わる作業だから楽しいといえるともいえます
でも、こういう楽しさを知らずに半世紀生きたことはもったいなかったと思いました



「子供さんにもやらせてるんでしょ?」
「ううん、やらせたことない」



稲を植えて食べるという原初のいとなみ
水田ではない土に植える、効率度外視の、実にファンタジックな農業
これを何千年前だか、何万年前だかの人もやってた
同じ風景を誰かさんも見ていた
(アフリカでやってたのが最初だという説もあります)
人間は、こうやって食べものを得てきた
手で植える、手で刈る  
命の原点



無農薬の紅茶や米や野菜やお茶や
錦自然農園フルーツストア

「この声をきみに」

本をよむな

と夫に言われているかわいそうなよめです。
読むなといわれましても、趣味なんです。
やめられません。

聞かれても居ないのにいいますが
最近おもしろかった本はですね

「ネガティブ・ケイパビリティ~答えの出ない事態に耐える力」(帚木蓬生)
「夜の言葉~ファンタジー・SF論」(ル・グウイン)
「仕事なんか生きがいにするな」(泉谷閑示)

どれもおもしろくて。読み終わっても本棚に納める気になれません。

そして読むまで気づきませんでしたが
これらが3つとも似ていることに気がつきました

さらにこれら3冊と似ているもの、思いつきました。

NHKドラマの「この声をきみに」

似てます。


上記のどの本も、NHKのドラマも
合理的なもの、無駄がないもの、速習的なもの、成長志向、質問と答えが一直線に結び付けられるもの

を嫌っているところが似てます。

「この声をきみに」
というドラマは読書好きの人にたまらない魅力を感じさせます
毎回、数冊の本が引用される(というか朗読される)のですが、
それがいちいち、すごくいい。


上記三冊の本も、他の本から引用した部分がとても多いのですが、
その引用の部分がすごくいい

それも、上記三冊とNHKドラマの共通点ですね。


なにかひとつくらい、いいなあと思う引用部分を引用しましょう


芸術のない所に決して真実の花は咲きません。真実に生きようとする自覚が深ければ、人は屹度芸術にまで行きます。其処にだけ真実を見る窓が開かれて居ります。そうして、真実とは愛の最も偉大なるものであることが解ります。
(『愛、理性および勇気』与謝野晶子著)


を引用しているのは、「仕事なんか生きがいにするな」(泉谷閑示)です。
いいなあと思う引用がたくさんあります。


今日は何を読みながらお布団にはいろうかな

ネガティブ・ケイパビリティというのに私はとても欠けているなと思っているせいで
こういう本を引き寄せてしまうのでしょうね

内容を知らずに読んでいるのに、また、同じ内容が書いてある、と驚くことはよくあります
あるとき、本屋で長い時間立ち読みしていたら
開くページ、開くページに「スサノオ」と書いてあったのに驚きました。
講談社学術文庫や新潮文庫の小説や、全然関係ない本をめくっているのに、ですよ
スサノオが何か私の興味に触れていたかというと、そういうことはなくて、
なんだか不思議と思いながら、以後もスサノオは追求していません


錦自然農園フルーツストアでは
おいしさが評判の野菜セット、コチュジャン、
農薬を使っていないさつまいも、にんにく、お米、緑茶、紅茶などを販売中!

去年のいまごろ・・・・



最近毎日思ってるのは、
去年の今頃は私は、病院にいたんだよなあ

ということ。
6月東京、7月錦町、8月福岡で
医師に不調をうったえたのに、検査に出なかった不調の原因。
「過労」とかいわれて水を濁していたのを
9月熊本で内視鏡検査したら
ピンポン!

すでに十分でっかくなったGがみつかった

その前の月でさえ便に血が検出されなかったのですから
集団検診で大便検査しても発覚しないことがあることは
もっと周知されていい話です
場所によっては、内視鏡検査するまでわからないのですよ


じゃあ、検査しなくていいってこと?

といわれると、しなくていい、と言い切る人は多いですが、
私は言い切れないです


Gにならないようにするのを、人生の大課題にかかげて、生活を気をつけている人を
これまで何人も見てきましたが
いっかい病気にならないと、そういうふうな人生を選択するの無理だったなあ
と思います。
でも病気になると、食がどんだけ薬の役目を果たすかがわかります。


食生活のどこを気をつければいいか、は
さまざまな方向性の意見があるので
どれもこれも取り入れていたら
「なにをしてもいい」
になってしまいます

どんな食生活、どんな健康法がいいかは
百人百様に違うので、
「あの人にきいたから、これがいい」とか
「あの人にきかなかったから、これはダメ」とか
そういう表面的な取捨選択より

自分で実験して実証していく主義

これしかないです。


食や生活習慣より、Gになったのは性格に問題があるんだから性格を変えろ
という意見は、ひっじょーーによくきく意見です。

最近よんだ文章に
Gになりやすい人の性格というのが列挙されていて
やなこと書くなーと思いつつ読んでいたら


「人のためにできることをしたいと考える」
「がんばるのが得意」

ってのがリストにあって、
ちぇっ
そこかよ、と思いました

自分のため、にする仕事なんて楽しくないし
がんばってしまうのは、それが楽しいから
と思ってますが、だめなんですね。はい。


昨日病院で血液をチェックしたのですが
数値的には一ヶ月前よりずいぶんよくなっていた
ただの数値で、確定的なことはいえないですけど、方針をこのまま続行というのは決定。

去年のいまごろより、ひとつをのぞいては、各種の数値が健康的です

何が違うのかな?
水が違う。食べ物が違う。生活も違う。
最大に大きな変化は、仕事時間を減らしていることですね
おっともそうです

できるかぎり長く、豊かさをみなさまと分かち合うために
何をして何をしないかを探索中です。
じぶんたちの内側探索のたびは続きます。




無農薬のお米やお野菜、お茶などなど
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4年前の柿のはなし

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以下は4年前にかいたもの。偶然みつけたので再掲載です。

>>>

太秋柿
今日の糖度は21度でした
この柿には珍しくないことです

柿なんて、と思っていたけどあまりサイトでの評判がいいから
ためしに頼んだらこんなにおいしい柿があったとはと驚きました

という電話を毎年いただきますが、今年はそのお声が例年以上に多い!です

センビキヤで売っていた一個千円のものと比べてもまったくお宅のはものが違う
と先ほどもお電話でほめてもらいました

おとといのお電話でしたが
化学物質化敏症で、無農薬の果物しか食べられないという方のお母様から
おととし食べたけど、美味しくいただきました
とのこと。
一昨年でしたら無農薬の柿は1人しかお送りしていないのを覚えているので
無農薬ではなく、減農薬の畑の柿をお送りしたと思います と申し上げました。
「今年の無農薬の畑はもう一個も残ってないですが
農薬にちょっと敏感な私でも、感じないので大丈夫じゃないかと思います」
と、減農薬の柿を、化学物質化敏捷のかたにおすすめしてしまいました
大丈夫なのか百%の確信はありませんが、
農薬使わない畑でもよその畑から飛散している可能性はゼロじゃないので
いずれにしても大丈夫百%の確信などないのです

病気ではないけれど、こだわりのある方が
細かい質問を生産者に投げかけるのは、わたしはあまり歓迎しません
たぶん、ほとんどの農家は歓迎しないと思います

柿にしても、一回の農薬を使うたびに、二人で協議して
使わないと、収穫が十分にできないかもしれないリスクとか
使っても効かないかもしれないものを使う必要があるのかとか
メリットデメリットを計りながら、慎重に使います

使わないですまそう、と言ってしまうのはかっこいいですけど
太秋柿の場合、うちの畑は広大ですから お世話に費やす時間が膨大なのです

来る日も来る日も夏の日盛りの時期に、二ヶ月数十日、はしごを上り降りしながら
ひとつひとつ毎日何時間も、手でかけた袋の中の柿が
ぼったぼったと、地に落ちていい とはとても思えない。

冬の寒い時期に、顔を真っ赤にしながらかじかむ手で剪定に費やした数百時間を
無にしていいとは絶対思えない。

そういう重い天秤をかけながら 農薬を使っていくのですが
それを食べる人が理解することは難しいと思います
だから

「どんな農薬使うんですか」
「無農薬無肥料の柿ありますか」

と電話がかかっててき、答えをいうなり

「じゃ、いいです」

と電話切れるというのがココロイタイ

ご自分で、食べて自分で判断してもいいんではないでしょうか
電話でリスクを低くしたいという気持ちわかるけど。
柿に何回かかけたところで、虫も病気もおさまらないし、味も安全面も差はないとおもう。
化学薬品過敏症の人にOKなくらいなんだから。

気になるのは当然だし、聞きたい気持ちもわかりますけど

最近、そういう電話の数がとても多くなり、正直困惑中です

来年は、無農薬の柿だけ作ろう、と決めているのは
その畑の面積が広くないからです

これくらいならなんとか、費やす労力と受け取るお金の対価があってなくても
そのうちもっとできるようになる、という意欲が続きます

>>>

4年前のつぶやきです

4年前といえば、
剪定を変えたあとの樹の勢いと、収穫量が、一時的に爆発的によくなった
そのあと、壊滅的にダメになっていきました

この2年後は2000坪の畑で20個も商品にならなかった
「100坪に一個ってこと?」
と友人に大きな声で驚愕され、
「あらほんとだ」
と大笑いしたのはうちの夫婦だけで、
その場の空気がしーんと凍った飲み会の時間が思い出されます

栽培方法だけが問題なのか、冬や春の気候の変化に問題の核心があるのか、
こういうことを同じ気候条件でやっている農家がもう一軒あると
研究もできますが、一軒しかないから難しい。
問題の核心は、うちが「へたくそだから」なのかもしれないですし。


太秋柿に関して、今は農薬ゼロの畑しかないけれど、
長く、二つの場所で栽培法をあれこれかえて試行錯誤を繰り返してました。


果樹はむずかしいね


最近都会から来た編集者の友人がいってくれました。
ほんとに、むずかしいね。



無農薬野菜が中心の熊本野菜のセット、新米、お茶などのご注文は
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自然栽培? 有機栽培?

錦自然農園は、肥料をやらない農業をやってます。

ヌカとか、竹パウダーとか、炭とかを使ってみた時期もありますが、
基本は、野菜にも果樹にも、いっさいの施肥をしない。


なのに、二週間ほどまえ、
「肥料やろうかな」とおっとがつぶやいた。
太秋柿の収穫が始まってすぐのころ、ちょっと淡いかんじがしたんですね。柿の味が。

「コレって肥料やってないから?」と私がきくと、
「わからん」と返事がかえってきましたが、ややあって
「肥料やろうかな」

と続いた。
私はそれを聞いて、なんと言ったでしょう?


A 「なんで! そんなことしたら自然栽培じゃなくなるじゃない!」
B 「肥料やったら、もっとおいしくなるね」
C 「なんで肥料やらないことにしたんだっけ?」


Aは、ないです。
自然栽培という言葉に、こだわってないです。
自然栽培という言葉は大好きです。


Bは、じつに微妙。

肥料をやらないほうがおいしい作物と、
肥料やったほうがおいしい作物があるかもしれません。

味をよくするために、肥料はやるべきでない、と信じる人、
味をよくするために、肥料をやるべきだ、と信じる人、両方います。


桃のように水気の多いものはものすごく顕著に、肥料が抜けたほうがおいしい(と感じます)。
肥料(窒素分)の過剰がなくなるとどんなに雨が降っても、必要以上の水を吸い上げないので、味が落ちません。

ニンジンは、どうでしょう。
飲み会に、ニンジン栽培者がもってきた二種類のニンジンがありました。
品種は同じ黒田五寸。栽培法は両方無農薬。一方は有機JAS、一方は自然栽培。
ともに、おいしいものを作る、うちで販売させてもらうこともある農家です。
場所の提供者の機転で、両方、その場でジュースにしてくれました。

自然栽培と有機無農薬栽培のニンジンは、「どちらがおいしいか?」
ブラインドで味くらべをすることになりました。

結果、
多数の挙手を得たのは、有機栽培のにんじんだった。
私がより美味しいと思ったジュースが、有機のほうだったと知ったときは軽くショックでした。
自然栽培のほうはあっさりすっきりしていて、有機のほうは糖度が高いと感じました。


お米、たまねぎ、じゃがいも、しょうが、ごぼう、果物全般では、肥料なしの味わいは感動的においしいと思います。

体にすいすい入るし、美味しいだけではなく、心を動かすものがあります。

とはいっても、味の感度は、人によって違うので、絶対的な話ではないです。
これまで何を食べてきたかで、美味しいと思うものが変わりますから。



で、どうでもいい話に戻りますが、Cが答えです。

肥料やらないって決めたのはなんでだった? 原点はどこだっっけ
とふたりでしばし、頭をめぐらせてみました。

うちで作る作物のすべてに対して、肥料やらないことにした最大の理由は、

農薬を削減することによるデメリットがなくなるから 

桃は肥料をやらなくなって、肥料やってた時代には深く悩まされていた虫害がほぼなくなった。
ブドウも、病害、虫害とも問題視するほどに、起こってない

太秋柿に関してだけは、無肥料にしたところで問題はまったくぜんぜん解決しません。
虫害病害、ガンガン出ます。

かつて、肥料も農薬も世間の3割とはいえちゃんとやって、切り上げ剪定もしなかった時代がありました。
そのころの収穫量には、はるかに遠くおよばないままです。

肥料やらないほうが味がよくなることが多いといいましたが

太秋柿は、収穫する時期による味の差が大きいのかも。
収穫期の終了間際は、アリが発送中の箱にのぼってくるほど糖度が高いですが
前半は、そこまでいかない。
ジャー、全部後半まで収穫まってれば?
そうすると、虫害鳥害が収穫そのものをダメにする可能性が高まります。

この柿の場合は、肥料の有無が
味にも、病害虫の発生頻度にも、影響しない可能性を疑ってます。


肥料を使う人は、多くの場合、収穫量を増やすために使うようですが、
意外な理由で肥料を使う人もいます。


稲作を無農薬で行う人の、最大の問題である雑草問題が、肥料で軽減されるのだそうです。
ぬかをまくと、草が生えなくなるというのです。

大量のぬかではなく、菌類がうまく育つことを目的に少量まくそうです。

そうすれば、無農薬栽培にかえて年数がさほどたってなくても、雑草問題に悩まないのだとか。

これを実行する農家が周囲に何軒もあるようです。


でも
ぬかをまくと、有機栽培になってしまって、
自然栽培とは呼べなくなる
それが痛いとこです

有機・無農薬栽培としてがっつり有機肥料を使うところに比べたら、収穫量はまったく少ない。
でも味は、自然栽培の米のもつおいしさをもっている。

自然栽培というカテゴリーで販売できないということは
自然栽培の特長である収穫量の少なさを補う付加価値がつくられない、ということ。

自宅用ならいいのです。草をとる莫大な労力を軽減し、本当においしい自然栽培米を作れるから。


つくづく言葉でカテゴライズするのは、何かを切り捨てる作業だと思います。

有機肥料
にしても、言葉がさすものはとっても幅広く、地球を豊かに循環させてくれる有機肥料もあるし、
土を無力化する有機肥料もあるし、
言葉だけでみていると、さまざまな異見があるのも当然。

自然栽培や自然農法は、ずっとシンプルなはずが、
そうでもない。人によって微妙に違う。



信条では農業していないため、胸をはって、「うちは●●農法です」といえるものがない錦自然農園。
カテゴリーやラベルが看板にないことのデメリットは、マーケティングが弱いこと。。。。
だと思っていました。

でも近年、長年のお客様たちが

「無農薬とか無肥料とかの言葉にこだわっていたからオタクにたどりついたのに、
何度も買っているうちに、言葉より大事なのは作っている人の心だと気づいた」

といってくださる。しかも、何人もいるのです。驚きです。
マーケティングなんて高等戦略はうちには無理なので、
本当にありがたいことだと思っています。


最後になりましたが、太秋柿が今季終了しました。
ご注文を受けながらお送りできなかった多くの皆様にはこちらからメールをお送りしておりますので
もう少々お待ちくださいませ。
来年も無農薬、無肥料は続けると思いますが、道は何年たっても険しいままです。



おいしくて安全な野菜と米とお茶と加工品は
錦自然農園フルーツストア

20年めの廃屋

母方の祖父が亡くなって以来、住む人がない福岡の家に
20年ぶりにいきました。

誰が管理しているのか正確には知りませんが、
みごとに周囲が変貌していて、記憶にある小鮒を釣った川さえ消えていた
川はどこにいってしまったんだ~~

近辺の道の両脇には黒々と葉を茂らせらた大木がうっそうと茂っていて、
いつも湿っている、妖怪がひょっこり出てきそうな、ちょっとこわい場所でしたが

それが、みごとにカラッと乾いた空気に変貌しているのに、まず軽くショックを受けました

大きな古い家ばかり並んでいて、そのあいだには車一台通るのがやっとの細い、舗装されてない土の道が
20年前はたしかにあったのに

道路になっていた

たぶん家はないな
更地になっているか、新築のアパートにでもなっているのかな
見たくない風景が出てくるんだろうなあ


出てこなくていいよ、見つからないほうがいいよ、と思ってもそういうわけにはいかなくて
ついにたどりついたら


驚愕の風景。


なんと、そのままだった。


まるで絵本の
「ちいさな家」です


家の周囲だけが、アパートや新築の一戸建てになっていて、
祖父が住んでた家は
そこだけ、祖父が死んだときのまま。
明治の初期にたったときのまま。

近づいてもっとよく見たいけど、
絵本の「眠りの森の美女」のように、
深い背のたかい草と竹やぶにおおわれて、足を踏み入れることもできない


遠く見えるのは
二階の一部だけ


どういう事情でこのままなのか、
関係者が死んでて、
わからないし
わかってる人に聞く理由もないのですが
母が一緒にいたけど、
親戚の家は人が住んでいるように見えたけど
会いに行く理由がなく・・・



祖父というのは、
かなりユニークな人でした


家のトイレのドア(大きくて重たい木の扉)を
照明のスイッチと連動させて自動ドアに細工してました

門扉も自動ドアだった
仕掛けをつくるのがすきなのです


来訪者が呼び鈴をおすと、

居間のテレビの画面に、門の外の人が映る。
同時に、庭先につくった犬小屋に突っ込んであるぬいぐるみに仕込んである
テープレコーダから犬の吠え声がリピートする仕掛けになっていて

居間にいる祖父の手元にあるレバーを動かすと、
ゴトゴトと、門扉が自動的に開くというあんばい。

屋根に届きそうな大木には、祖父がつくったブランコが下がり、
祖父がつくった小さな温室があり、
祖父の工房みたいな遊び部屋には、自転車を解体してつくったろくろがあって
焼き物も焼いていた

素麺流しをするために竹を半分に割ってくれて、庭で水を流しながら素麺をすすったのは、
私が33、4歳のころが最後
東京の友達をつれて遊びにいったら
その友人と祖父が仲良くなり、
大阪でデートした話を聞いたけど、
当時祖父は90歳になる少し前。

私が神楽坂で一人暮らしをしているマンションにも遊びにきて
一緒に、なじみのバーにいったり、小料理やにいったりして遊びました

祖父が若い頃、明るい時間の夕方だったそうですが、お風呂に入っていたら
いとこが窓から見えて、
お互いに、手をあげてあいさつしたそう。

「その数時間後、裏庭でそのいとこが首をつってな。ほら、あの木」

いろんな人が住んだその家には、いろんな持ち主の名前が書かれている本があって
何回か、神保町にもっていって売ったっけ

いちど、古本屋の店主から

「これは三冊でセットです。もう一冊あるかどうか探してごらんなさい。それがあったら十万で買うから」
(浄瑠璃の古い、楽譜でした)

といわれ、祖父に探してもらったけど
みつからなかった


江戸期から医者を輩出した家で、
和とじの、色刷りの、美麗な図版つきの医学書まで並んでたけど、
おじいちゃんは「もっていっていいよ」といったけど、
いかにも高額なそれを「ありがとー♪」と無邪気に持って帰るワタシじゃなかったことが
いまも悔やまれます。


おじいちゃんの家には、もう二度といかないでしょう



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